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きもの着付とお料理教室wayoriの順子です。
今年の夏は暑かったですね・・・と、毎年、言っているような気がします。
夏着物の装いはこの20年で緩やかに変化が見られます。
良い傾向だと思います
学院に所属していた30年くらい前は硬ものを着る機会が少なかったため、夏の普段着は
絽の小紋と思っておりました。そのため、それらの手持ちを増やしていきました。
真夏に礼装を着る機会がなかった20代の頃は絽や単衣の小紋が優先順位上位でした。
次に絽や単衣の付下げや色無地などをいざというときのために少し揃えました。
しかし、車移動が当たり前の地方から都心に住まいが変わり、学院からも離れると着物
選びが次第に変わりはじめました。
それまでは、個人的には太物はあまり好きではないし、着る機会もないので母のお下がりで
充分と思っておりましたし、四半世紀前までは浴衣で街を歩くことはあり得ないわと思って
いました。
しかし、学院を離れてみると夏の自然布、上布、麻、綿麻、絹紅梅など豊富な素材、風を
通す透け感が素敵で涼しい、そして軽い・・・正絹以外の着物にも目がいくようになりました。
学院時代にも触れる機会がなかったわけではありませんが、まだまだ若輩者には関係が
薄く、あまり気に留めておりませんでした。
正絹以外にも気になるようになったころに呉服屋さんから「夏の着物は消耗品だからね」と
いう話しを聞きました。
詳しく書くと長くなりますので省略しますが夏物は水(汗や雨)に強く、お手入れが楽なもの、
そしてお財布に優しいもので普段着はよいのでは・・・と思い始めました。
そして、温暖化という言葉も耳にするようになり、一気に夏着物の概念が変わりました。
20年くらい前から麻ものを増やすようになり、10年くらい前からは木綿を広衿で仕立てた
ものを増やし始め、ここ数年は木綿はバチ衿にしました。
軽いお出掛けは絽の小紋よりも贅沢な自然布の方が着物好きとのお出掛けは楽しいし、
お洒落心もくすぐられます。
場所や時間帯によっては襦袢無しで透け感が少ない浴衣1枚で充分だと思うようになりました。
正絹は雨が降れば雨ゴートが必須です。それは・・・とにかく暑いです
自然布・麻・浴衣はその点では気が楽ですし、体感的も楽です。
お手入れ代も浴衣仕立てなら安価です。
木綿や麻はご自身で洗う方も多いと思います。
そんなこんなでついに今年の盛夏は正絹100%の着物も襦袢も着ませんでした。
襦袢は麻、麻混などです。
では、8月のきものコーデをさらっと振り返ります。
八重山上布、南風原花織
能登上布、和染紅型
長板染の綿縮み、紗献上
綿紅梅、紗献上
綿麻紅梅、紗献上
絹紅梅、宮古上布
有松絞り
紫織庵の綿絽
竺仙の男もののコーマ
三勝の注染染め
竺仙のコーマ 白地と地染め
8月はお稽古も多く、お盆で実家と義実家へ帰省、ちょこっと旅行へ行き、
慌ただしい日々でした。
しかし、襦袢なし、浴衣、半幅帯コーデは準備も片付けも楽です
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