【感想】逃げ上手の若君 170話 無茶ぶりにも程があるって！【ネタバレ注意】

師直が石清水八幡宮に放火したのはそこそこ知られてるけど
そのあと割とすぐ金出して立て直してることも取り上げてくれてうれしい

尊氏の忠義は0～100だからすっごく忠誠高まりましたも嘘ではないんだろうな
その瞬間の気持ちとしては

頼家実朝・比企・三浦・安達etc…の話を知ってたら、本当に北条は先祖代々の因果が巡ってきたとしか思えないからな
そのツケを幼少期に払わされる形になった若や邦時兄上は気の毒だけど

ﾄｸﾝ…

バシュ　ザク　ズバ

尊氏自体は後醍醐帝に対する忠義あるからな
部下は後醍醐嫌いで部下に流される性格してるから結果として対立しただけで
こいつやっぱ武士の棟梁向いてねぇよ

この時代、歴史の授業だとさらっと飛ばされるから、どこでどうなって後の時代に山名宗全と細川勝元がポップして応仁の乱始めるのかわかんねえや。

もう応仁の乱まで100年切った…？

楠木三兄弟は石津の戦いの一部始終をどっかから見てたのか、それとも岸和田治氏あたりから顛末を報告されたのか

ようやく顕家死んだんだし、はい次で切り替えて欲しいんだが
まさか二週にわたって死を悼む系なんだろうか
だりぃ…

最初内心反発してたっぽい小次郎が顕家の隊名乗ってるの良かった

まさにその上奏文に褒美として安易に位ばらまくなって忠言があったみたいだから若的には本望じゃね

北条の庶流の生き残りとか寧ろ足利方に付いているの多いからな後醍醐天皇許せねえ南朝滅びよって感じで

後に直冬が南朝に降った時は惣追捕使の官職貰ってたらしいしあてにできそうな軍勢があれば時行にも何かしらあげてたのかな
この頃の南朝は観応の擾乱で幕府内が揺れに揺れてる大チャンスのタイミングで攻勢かけたのに負けたからかなり切羽詰まってたのかもしれないけど

シイナさん便利に使われたいから強引じゃないといけないのね

「私今、無理矢理身体を使われて、無理矢理イカされてる」

日本は中国と違って族滅はないとか言うアホが時々湧くが教科書の表に出ないだけで割とある
江戸幕府の体制が洗練されてたからそう感じるが藩単位でいけば加賀みたいな大藩でもあったし中には家臣が藩主殺して幕府にも露見しなかったようなやつ若しくは幕府側が黙殺したような小藩の例もある
幕末なんか尊王攘夷の先駆けの水戸は粛清の嵐で勤王と保守が互いに族滅しあって新政府に出仕できた人間は僅かという例もある
大政奉還の後には尾張藩でも家臣殺しまくってたし
あれは尾張藩主がしっかりしてれば防げた
松平容保もそうだがあの兄弟はボンクラが多い

時行が天皇は北条を差別する人間と言ってるけど叔父は後醍醐を暗殺しようとし自分は後醍醐に対する乱を起こしてるんだからその処罰しないだけ穏当だからなあ
自分達が殺されて当然のことやってる自覚が無さすぎる

北条を綺麗な扱いのままにするの結構限界がきてねーっスか？

若達は尊氏の神力を何とかしないといけないという目的があるけど、南朝から見たら叔父は後醍醐を暗殺しようとし時行は乱を起こすという北条の復活と後醍醐を仇討ちの目標としてるとしか思えない行動してるのにその直接的な仇の後醍醐や新田がいる陣営に来てるから客観的に見たら意味分からないからなあ

顕家と鮭の話があったから食いたいの鮭かなと思ったが、この時期は6月〜7月ってとこだろうし難しいかな

ジュンサイおいしいよね

グシャァされた御簾まだ直ってなくて草

ところで結城殿、帝の御所に参内するのに結城小豆染めの服のままでいいのか？

若陣営、よく考えたら郎党が若様大好きマンだらけでちゃんと「それはお前ダメだよ」してくれる人材がいなくねーっスか？

>親房後醍醐と意見対立してるみたいだけど後醍醐崩御したら喜んでそうだなこいつ

神皇正統記の後醍醐天皇の項読む限り全くそんなことない
対立も批判もあるが深い敬愛もある

>すんません当時の価値観からして寺社仏閣への火ってメチャヤバい所業じゃないんですか？
>平家物語などでも鬼畜生のやることとして扱われています。

なお平家物語の執筆者、あちこちの伝承をまとめたり書写して広めたりしたのは知識人層すなわち公家や寺僧なので
寺への攻撃は絶対に許さんと書き連ねるのはものすごくわかりやすかったりします

なお平家物語に実際にあるエピソード
比叡山「我々は国家鎮護のためにある！　朝廷が我らの言うことを聞かぬようなら、鎮護の儀式をやめてしまうぞ！　それでいいのか！」
朝廷「…………ごめん、言うとおりにします」（ガチ）

また、「おごる平家は久しからず」と言い立てられる平家が、じゃあ実際にどんだけ非道無道をはたらいたのかと「平家物語」を丹念に見ていくと……
現代の我々は「島原の乱の原因を作った島原藩松倉家みたいな苛政を強いたのか？　民の財貨を奪いとり困窮させ塗炭の苦しみを味わわせたのか？」みたいに考えてしまうが、そんな描写はまったくなく
「藤原氏の者が交代で任じられるのが『常識』だった左大臣の座に平家の者がゴリ押しで就任した、こんな非道は許されない平家は長くないだろう」みたいなものだったりするのである……（公家も荘園で収奪しまくってたしそもそもそれが悪だという認識が存在していない）

なんで「メチャクチャヤバい所行」と言っても、やった当人の発言みるとむしろ現代人の我々には納得できてしまったりするのであります……ｗ

最近、駿河四郎と同じコマに納まってるキャラはどうやら設定固まってるぽいけど、
もう名前出てたのか、それとも誰あたりになりそうなん？

ジュンサイ……従三位……つまりそういうことか！（違う）

時行が後醍醐への当てつけとして顕家の冠被って来る分にはしゃあなしだわと思うけど、それを見てるパパはちょっと気の毒だと思うので一言なんかあったらいいなと思う

秕さんのあの描写、後の話で弧次郎からかいネタとして採用されそうだな。身体の自由奪われ散々生か（イカ）されてしまった・・・みたいなネタ希望

名前や冠位に関するコメントがブラック企業みたいだとか何か
言うのが(一応)平等な民主主義の時代って感じで面白い