#WeNeedCultureイベントの情報保障協力をしました
[2020年05月31日(Sun)]
TA-netも賛同人として加わっている「演劇緊急支援プロジェクト」が、
映画、音楽とともに共同で支援を求めるプロジェクト#WeNeedCulture に加わりました。
そのイベントが、5月21日、22日に行われましたので報告です。
開催内容
5月21日ウェブシンポジウム「#WeNeedCulture文化芸術復興基金をつくろう」
youtubeで当日の模様がアーカイブされています。
またUDトークのログを、ざっくりと修正した上で
字幕として入れています。
以下の動画で「歯車」をクリックすると「字幕>日本語」を選択できるようになっています。
また、手話通訳も登壇者と同じ大きさで出演しました。
これもオンラインならではですね。
手話通訳も、登壇者と同じように自宅から出演しました。
3名で15分交代し、バックヤード(視聴者から見えないところ)で常時1名が待機。
オンラインだと手話通訳の疲労が高いので、出番が終わったら
ネットから一旦抜けて15分休憩、というふうに工夫しました。
UDトークは、この日は2名で対応しましたが、
ヒートアップするとついていけず・・・。早速ミーティングをして翌日は4名体制としました。
終了後はUDトークのログを生かし、ざっくりと修正をして、アーカイブでもしっかりと情報保障をつけられるようにしました。
「ざっくり」なので、場面によっては文字だらけの時も。。
そこは緊急度を鑑み、ご容赦ください。
再生回数、現時点では18000回。
5月22日#WeNeedCulture at DOMMUNE〜リレートーク〜
そして22日。
この日の午後、省庁へ要請行動と記者会見が行われました。
当初はライブ配信を予定していなかったのですが、急遽、「ツイキャス」でライブ配信を行うことになったとのことで、こちらも手話通訳協力をしました。
音を取れるか分からなかったのでUDトークは用意しなかったのですが、ツイキャスの画質が悪く、ひきの画面ではうまく取れませんでした。やはりUDトークも用意すればよかったと反省。
ただし、テレビニュースでも随分と紹介されたのですが
そこでは綺麗に手話通訳も映り込んでおり、このような場でも通訳の存在をPRでき、嬉しく思いました。
要請行動 でも、カメラに向かう形で手話通訳。
記者会見では、話者の近くに移動する形で。
夜は19時から、渡辺えりさん、小泉今日子さん、土田英生さんらが中心となってトークを繰り広げました。
手話通訳3名はスタジオに行き、以下のように手話通訳用のカメラの前に座って通訳。
通常、ワイプというのは固定されるのですが
今回は、リモート出演したり、ほかのロゴをいれたりする関係上、必要に応じて
右上や右下、左下、と移動しました。
また全員がリモート出演した時は21日と同じく、同じ大きさになりました。
以下画像の上部、真ん中が手話通訳です。
ちなみに、youtubeのチャット欄では
「手話通訳、すごい!」
「通訳の**さん、ありがとう」
とコメントがいくつか入っており、とても嬉しく思いました。
リレートークは予定を遥かにオーバーして、22時終了予定だったのを23時44分となってしまったのですが、司会が「手話通訳は3名でお送りしました」と伝えたところ、チャット欄に
「手話通訳すばらしい」「おつかれさまでした」
と連投され、通訳に対してのあたたかい意見に、大変嬉しく、励みになる思いでした。
ちなみに、現場でも、TA-netと以前、関わった方がいらっしゃり、なにかと気遣ってくださったので通訳者はとても心強かったとのこと。
このように、現場に情報保障に理解のある方、接したことのある方が一人でもいると
とてもスムーズになる、ということがわかりました。
今後のためにも良いインパクトを与えれられたかな、と自負しています。
ライブ配信ならではの通訳としての課題もありました。
配信結果の動画と、現場でのモニターが違うことがあるので
通訳者は現場でもネットチェックをしてカメラ調整をしなければならないという課題がでました。
通訳者、コーディネータとしても、ライブ配信における情報保障はとても貴重な経験となりました。
UDトークは、4名で休憩を交代でとりました。結局4時間半以上になったので、4名、休憩の設定は正解でした。
話者をしっかりと区別することを意識、
アーカイブで字幕をつけることを意識し、遅れても修正していくことなどの方針を立てました。
結果、手話でも文字でも、しっかりと情報保障を提供することができました!
この日の夜の熱気を、取りこぼすことなく伝えられたと喜んでいます。
この時の視聴者数は最大で105,000件を超えたそうです。
アーカイブでも確認できますので、ぜひお楽しみください。
(字幕データは渡しているのですが、まだ反映されていません)
**リレートーク画像の撮影 鳥居洋介**
関係したみなさま、本当にありがとうございました!
今回かぎりとせず、今後もこういったイベントに情報保障がつくことが当たり前となるよう
引き続き、働きかけていきたいと思います。
映画、音楽とともに共同で支援を求めるプロジェクト#WeNeedCulture に加わりました。
そのイベントが、5月21日、22日に行われましたので報告です。
開催内容
5月21日ウェブシンポジウム「#WeNeedCulture文化芸術復興基金をつくろう」
youtubeで当日の模様がアーカイブされています。
またUDトークのログを、ざっくりと修正した上で
字幕として入れています。
以下の動画で「歯車」をクリックすると「字幕>日本語」を選択できるようになっています。
また、手話通訳も登壇者と同じ大きさで出演しました。
これもオンラインならではですね。
手話通訳も、登壇者と同じように自宅から出演しました。
3名で15分交代し、バックヤード(視聴者から見えないところ)で常時1名が待機。
オンラインだと手話通訳の疲労が高いので、出番が終わったら
ネットから一旦抜けて15分休憩、というふうに工夫しました。
UDトークは、この日は2名で対応しましたが、
ヒートアップするとついていけず・・・。早速ミーティングをして翌日は4名体制としました。
終了後はUDトークのログを生かし、ざっくりと修正をして、アーカイブでもしっかりと情報保障をつけられるようにしました。
「ざっくり」なので、場面によっては文字だらけの時も。。
そこは緊急度を鑑み、ご容赦ください。
再生回数、現時点では18000回。
5月22日#WeNeedCulture at DOMMUNE〜リレートーク〜
そして22日。
この日の午後、省庁へ要請行動と記者会見が行われました。
当初はライブ配信を予定していなかったのですが、急遽、「ツイキャス」でライブ配信を行うことになったとのことで、こちらも手話通訳協力をしました。
音を取れるか分からなかったのでUDトークは用意しなかったのですが、ツイキャスの画質が悪く、ひきの画面ではうまく取れませんでした。やはりUDトークも用意すればよかったと反省。
ただし、テレビニュースでも随分と紹介されたのですが
そこでは綺麗に手話通訳も映り込んでおり、このような場でも通訳の存在をPRでき、嬉しく思いました。
要請行動 でも、カメラに向かう形で手話通訳。
記者会見では、話者の近くに移動する形で。
夜は19時から、渡辺えりさん、小泉今日子さん、土田英生さんらが中心となってトークを繰り広げました。
手話通訳3名はスタジオに行き、以下のように手話通訳用のカメラの前に座って通訳。
通常、ワイプというのは固定されるのですが
今回は、リモート出演したり、ほかのロゴをいれたりする関係上、必要に応じて
右上や右下、左下、と移動しました。
また全員がリモート出演した時は21日と同じく、同じ大きさになりました。
以下画像の上部、真ん中が手話通訳です。
ちなみに、youtubeのチャット欄では
「手話通訳、すごい!」
「通訳の**さん、ありがとう」
とコメントがいくつか入っており、とても嬉しく思いました。
リレートークは予定を遥かにオーバーして、22時終了予定だったのを23時44分となってしまったのですが、司会が「手話通訳は3名でお送りしました」と伝えたところ、チャット欄に
「手話通訳すばらしい」「おつかれさまでした」
と連投され、通訳に対してのあたたかい意見に、大変嬉しく、励みになる思いでした。
ちなみに、現場でも、TA-netと以前、関わった方がいらっしゃり、なにかと気遣ってくださったので通訳者はとても心強かったとのこと。
このように、現場に情報保障に理解のある方、接したことのある方が一人でもいると
とてもスムーズになる、ということがわかりました。
今後のためにも良いインパクトを与えれられたかな、と自負しています。
ライブ配信ならではの通訳としての課題もありました。
配信結果の動画と、現場でのモニターが違うことがあるので
通訳者は現場でもネットチェックをしてカメラ調整をしなければならないという課題がでました。
通訳者、コーディネータとしても、ライブ配信における情報保障はとても貴重な経験となりました。
UDトークは、4名で休憩を交代でとりました。結局4時間半以上になったので、4名、休憩の設定は正解でした。
話者をしっかりと区別することを意識、
アーカイブで字幕をつけることを意識し、遅れても修正していくことなどの方針を立てました。
結果、手話でも文字でも、しっかりと情報保障を提供することができました!
この日の夜の熱気を、取りこぼすことなく伝えられたと喜んでいます。
この時の視聴者数は最大で105,000件を超えたそうです。
アーカイブでも確認できますので、ぜひお楽しみください。
(字幕データは渡しているのですが、まだ反映されていません)
**リレートーク画像の撮影 鳥居洋介**
関係したみなさま、本当にありがとうございました!
今回かぎりとせず、今後もこういったイベントに情報保障がつくことが当たり前となるよう
引き続き、働きかけていきたいと思います。