荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「男はつらいよ」14話の撮影現場 京成関屋駅周辺

2023年07月18日 | 散文

さくらが木谷京子からコーラスサークルに誘われた寅さんは、喜び勇んで、さくらと源公を連れて訪れます。

 

この界隈は変遷著しいです。全く景色が変わってしまって、ちょっと自信がありません。商店街そのものが無くなってしまいました。

 

さて、上條恒彦演じる、サークルの団長大川弥太郎率いるコーラスの練習は幼稚園で行われています。

 

 

 

現在は建て替わっていますが、同じ名前で残っています。

 

 

 

48年前の一般的な若者は皆んな貧乏でした。娯楽に乏しい時代で、休日は週1回でした。その貴重な休日を、合同ハイキングやコーラス活動で楽しむ時代でした。

何年か前のこの話の放送時に、解説者が「健全な貧しさの時代だった」とコメントしました。ストンと腑に落ちて、今でもその言葉を覚えています。

 

お節介焼きの寅さんは、大川弥太郎青年に、得恋の伝授をしに彼のアパートを訪問します。前出の「日の出屋」の店主によると、当時、「幸福切符」のブームで、「幸福荘」として登場しています。

 

 

背後頭上を電車が走るロケーションです。

 

日の出屋の前の道のすぐ先です。店主によるとあの京成線のガードの先で、今は建て替わっているそうです。

 

映画の場面と比べながら行ってみます。背後頭上に電車が走って、駅のホームの端が見えます。

 

ここだったのかもしれません。

この話、続きます。


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