糸満ハーレーや糸満大綱引など、
旧暦行事の祭祀が執り行われる拝所。
ここに立つといつも思うのは、涼しい
ってこと。
洞窟があるのでそこから冷たい風が
上がってくるのか、
はたまた自然豊かな裏山が冷たい風を
運んでくるのか?
とにかくここに居るだけで心も身体も
涼やかになります♪
「意地ぬ出らあ手引き
手ぬ出らあ意地ひき」
(腹が立ったら手を出さないようにし、
手が出そうになったら心を鎮めなさい)
糸満の漁師が漁具と船を買うため薩摩の
武士に借金をしましたが、返済日が来て
もお金を返さない。怒った武士が漁師を
斬ろうとしたところ、漁師はこの言葉を
言い許してもらう。武士が薩摩の家に
帰ったら、妻が見知らぬ男と一緒に寝て
いた。怒り狂った武士は2人を斬り捨て
ようとしましたが、あの言葉を思い出し
踏みとどまりました。そして男の顔を
よく見ると、実は自分の母親だった。
(武士が留守中、妻を1人にするのが心配
だった武士の母が男装をして一緒に寝て
いた)
もしも怒りに任せて斬っていたら・・。
怒りで我を忘れ何人の人を今迄傷つけて
きたことやら。。。明日から、いや今日
からこの言葉を心に刻みます。
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