弘前市立博物館「バカがつくほど愛してる・津軽塗り・こぎん・ねぷた」展に行ってきました。
そうしたら、津軽塗りのピアノも展示され、感動。
こぎん刺しやねぷた絵も見応えがあったので、お伝えします。
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バカがつくほど愛してる
弘前公園の中にある弘前市立博物館は、モダニズム建築の巨匠・前川國男が手がけました。
ムダのないすっきりとした外観です。
ねぷた馬鹿
ねぷたの製作に寝食や仕事も忘れて、ねぷた小屋に泊まり込んで没頭。
棟方志功が描いたねぷた絵は、博物館のエントランスに展示されています。
一心不乱に板を彫りました。
品格がある竹森節堂の鏡絵です。
中国の故事を題材にしています。
戦後のねぷた絵師の双璧と呼ばれ、日本画家としても活躍した竹森節堂(1896~1970)と、石沢龍峡(1903~80)。
弘前市出身の石澤龍峡は、戦時中は中国に派遣されました。
そこで中国軍にスパイの容疑を掛けられ、銃殺されそうに。
そのとき三國志の関羽の雄姿を描いて、張学良らの疑いを晴らしたとか。
躍動感があるねぷた絵を、下絵なしに一気に描いたそうです。
石澤龍峡の弟子・三浦吞龍さんのねぷた絵。
ねぷたまつり2023の感動がよみがえりました。
こぎん刺し
博物館が収蔵している高橋寛子さんの津軽こぎん刺しを見ることができます。
貴田洋子さんの作品が2点ありますが、撮影は禁止。
そのほかの作品は撮影OKです。
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津軽塗り
展示されていた映画「バカ塗りの娘」のピアノ。
カラフルで可愛い!
主人公の美也子は若手の津軽塗り職人という設定.
なので、職人の松山昇司さんと山岡奈津江さんが、その技量に見合った津軽塗りをほどこしたとのこと。
もちろん津軽塗りの展示室があり、津軽家が所蔵していたお宝など見学できます。
大人ひとり300円の入館料で、見応えたっぷり。
会期:7月15日(土)~9月18日(月・祝)
休館日:7月18日(火)、8月21日(月)
開催時間:午前9時30分~午後4時30分
令和5年度企画展2「『バカ』がつくほど愛してる。~津軽塗・こぎん・ねぷた~」 - 弘前市
機会がありましたら、ぜひご覧下さい。
まとめ
バカがつくほど愛してる。津軽塗り・こぎん・ねぷた展についてお伝えしました。
充実した展示内容です。
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