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  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.28)

    22回目第1部 第2章 ハリー王子。縁談(8)174~186ページ  ✤小説舞台の地方都市郊外にあるスクヴォレーシニキ村に隣接した地に、ヴェルホヴェンスキー氏の息子名義の土地あり。子供だった息子に代わってヴェルホヴェンスキー氏が土地を管理。ところが息子に無断で、土地

  • オスモ・ヴァンスカ指揮のシベリウス:交響曲 第5、6、7番(2023)

    ●10月30日(月曜日)19:00より、東京文化会館にて、東京都交響楽団定期演奏会●①シベリウス:交響曲 第5番 変ホ長調 作品82②シベリウス:交響曲 第6番 ニ短調 作品104③シベリウス:交響曲 第7番 ハ長調 作品105オスモ・ヴァンスカ指揮のシベリウス:交響曲 第5、6、7番演奏

  • 井上道義指揮のショスタコーヴィチ:交響曲第4番

    ●10月29日(日曜日)15:00より、すみだトリフォニーホールにて、群馬交響楽団東京演奏会●①モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 ★ピアノ:仲道郁代②ショスタコーヴィチ:交響曲第4番 ハ短調 作品43群馬交響楽団東京演奏会は、2015年以来なので、かなり久しぶり。一筋縄

  • 佐渡裕指揮のブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 WAB104 「ロマンティック」(ノヴァーク版)

    ●10月28日(土曜日)14:00より、すみだトリフォニーホールにて、新日本フィル定期演奏会●①ハイドン:交響曲第44番 ホ短調 Hob.I:44「悲しみ」②ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 WAB104 「ロマンティック」(ノヴァーク版)今年の4月から、音楽監督に就任した佐渡裕。就

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.27)

    21回目第1部 第2章 ハリー王子。縁談(7)163~174ページ ✤ワルワーラ夫人は、 ダーシャが12歳の頃から、家庭教師をつけて、育ててきた。ヴェルホヴェンスキー氏も家庭教師の一人でもあった。リーザ(✤リザヴェーダのこと、プラスコーヴィヤ夫人の娘)がまもなく、この

  • セバスティアン・ヴァイグレ指揮のストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)

    ●10月27日(金曜日)19:00より、 サントリーホールにて、読売日本交響楽団名曲シリーズ演奏会●①プロコフィエフ:交響的協奏曲 ホ短調 作品125 ★チェロ:宮田大 ②ハチャトゥリアン:バレエ音楽「ガイーヌ」から“ゴパック” “剣の舞” “アイシャの踊り”

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.26)

    20回目第1部 第2章 ハリー王子。縁談(6)146~162ページ  ✤(その1.24)の内容から直接つながる話。冒頭で作者自身も語っているように、唐突気味でよくわからない出来事が生じる。 では、これから、事実上このクロニクルの発端となった、少しばかり滑稽な事件について

  • 尾高忠明指揮のブラームス:交響曲 第3番 ヘ長調 作品90

    ●10月26日(木曜日)19:00より、 サントリーホールにて、NHK交響楽団定期演奏会●①ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」     ★  ピアノ: レイフ・オヴェ・アンスネス   ②ブラームス:交響曲 第3番 ヘ長調 作品90ブロムシュテットの代役尾高

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.25)

    19回目第1部 第2章 ハリー王子。縁談(5)143~146ページ  ✤第1章で、ヴェルホヴェンスキー氏の「うだつの上がらなさ」について詳細に述べてきたドストエフスキーであるが、『悪霊』を書いている時点でドストエフスキー自身50歳前後でもあり、53歳のヴェルホヴェンスキ

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.24)

    18回目第1部 第2章 ハリー王子。縁談(4)122~143ページ  ✤県知事の耳に噛みついたスタヴローギンは、2ヶ月ほど病床に伏した後、母親から、イタリアに旅でもすれば、との勧めもあり、国外へと出る。ヨーロッパでのスタヴローギンの様子も伝わり、上流階級のワルワーラ

  • マケラ指揮のシベリウス

    ●10月24日(火曜日)19:00より、サントリーホールにて、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団来日演奏会●①シベリウス:交響曲 第2番 ニ長調 作品43②シベリウス:交響曲 第5番 変ホ長調 作品82マケラ指揮の実演は、今回で4回め。2022年6月のショスタコーヴィチが鮮烈だった。ノ

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.23)

    17回目第1部 第2章 ハリー王子。縁談(3)111~121ページ  ✤この章もスタヴローギンの奇天烈行為が語られる。県知事イワン・オーシヴポヴィッチの耳に噛みついたのである。 老人は不意に、相手が何か興味深い秘密をささやくかわりに、いきなり歯で、かなりきつく自

  • 聴き比べ:シベリウスの交響曲第2番(その15)

    ウィキペディアの解説は、こちら㊸チェリビダッケ指揮:スウェーデン放送交響楽団★1965年11月、ライブ録音①10:13②16:03③05:49④14:19★チェリビダッケ(1912~1996)53歳頃の録音。若干遅いテンポ。チェリビダッケにしては、「正攻法」。録音状態は「並」。♦第1楽章

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.22)

    16回目第1部 第2章 ハリー王子。縁談(2)100~111ページ   私達の「王子」は、突然、さしたる理由もなく、何人かの人に対して、2つ3つ、常識では考えられない大胆な振る舞いにおよんだ。つまり問題点は、他でもない、それらの暴挙が前代未聞かつおよそ類のない、普通の

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.21)

    15回目第1部 第2章 ハリー王子。縁談(1)89~100ページ ✤ハリー王子とは、訳注にもあるように、シェイクスピアの史劇『ヘンリー4世』に登場する、暴れん坊の世継ぎ王子(後のヘンリー5世)のこと。ハリー王子は、青年時代を奇態な取り巻きに囲まれ、泥棒ごっこに興じた

  • ノット指揮のブルックナー:交響曲 第1番 ハ短調

    ●10月21日、土曜日、14時より、東京オペラシティ コンサートホールにて、東京交響楽団演奏会●①リゲティ:ハンガリアン・ロック ★オルガン:大木麻理②ベリオ:声(フォーク・ソングⅡ) ~ヴィオラと2つの楽器グループのための ★ヴィオラ:ディミトリ・ムラト③ブルッ

  • 小泉和裕指揮のブルックナー:交響曲第2番 ハ短調 (ノヴァーク:1877年稿)

    ●10月20日(金曜日)19:00より、 サントリーホールにて、東京都交響楽団定期演奏会●①ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 op.56a ②ブルックナー:交響曲第2番 ハ短調 WAB102(ノヴァーク:1877年稿)★昼に錦糸町で、新日本フィルの演奏会を聴いた後、時間に余裕があっ

  • 鈴木秀美指揮のベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op. 68「田園」

    ●10月20日、金曜日、14時より、すみだトリフォニーホールにて、新日本フィル演奏会●①メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」 op. 26②シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D.759「未完成」③ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op. 68「田園」①意外と実演に会う機会

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.19)

    14回目第1部 第1章 序に代えてわれらが敬愛するステパン・ヴェルホヴェンスキーの伝記より、数章(9)75~88ページ ✤この章では、小説の時代背景に紛れ込んでドストエフスキー自身の経験が語られる部分も多い。『カラマーゾフの兄弟』の項でも書いた通り、ドストエフスキ

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.18)

    13回目第1部 第1章 序に代えてわれらが敬愛するステパン・ヴェルホヴェンスキーの伝記より、数章(8)63~74ページ ✤この章では、殺されるされるシャートフと秘密結社「五人組」の中の2人、リプーチンとヴィルギンスキーについて語られる。(簡易な人物紹介は、その0.00

  • セバスティアン・ヴァイグレ指揮のアイスラー:ドイツ交響曲

    ● 10月17日(火曜日)19時より、サントリーホールにて、読売日本交響楽団定期演奏会●①ヒンデミット:主題と変奏 「4つの気質」★ ピアノ:ルーカス・ゲニューシャス ②アイスラー:ドイツ交響曲 作品50(日本初演)ソプラノ:アンナ・ガブラー メゾ・ソプラノ:クリスタ

  • パーヴォ・ヤルヴィ指揮のブラームス:交響曲第1番 ハ短調

    ●10月16日(月曜日)19:00より、サントリーーホールにて、 チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団来日公演●①ベートーヴェン:『献堂式』序曲 Op. 124 ②ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op. 11 ★ ピアノ:ブルース・リウ③ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op. 68①

  • ノット指揮のヤナーチェク:グラゴル・ミサ

    ●10月15日(日曜日)14:00より、サントリーホールにて、東京交響楽団定期演奏会●①ドビュッシー/ノット編:交響的組曲 「ペレアスとメリザンド」②ヤナーチェク:グラゴル・ミサ(Paul Wingfieldによるユニヴァーサル版)①ドビュッシー:オペラ「ペレアスとメリザンド」は、2

  • カーチュン・ウォン指揮のマーラー:交響曲第3番 ニ短調

    ●10月14日(土曜日)14:00より、サントリーホールにて、日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会●★メゾ・ソプラノ:山下牧子 ★女声合唱:harmonia ensemble★児童合唱:東京少年少女合唱隊首席指揮者披露演奏会ということもあり、充実した演奏で素晴らしい。端正で、バラン

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.17)

    12回目第1部 第1章 序に代えてわれらが敬愛するステパン・ヴェルホヴェンスキーの伝記より、数章(7)58~63ページ ✤ペテルブルクから戻るとワルワーラ夫人はヴェルホヴェンスキー氏を国外へと旅に出させた。ヴェルホヴェンスキー氏は大喜びしてベルリンで過ごしていたも

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.16)

    12回目第1部 第1章 序に代えてわれらが敬愛するステパン・ヴェルホヴェンスキーの伝記より、数章(6)48~57ページ ✤ワルワーラ夫人は一人息子に会いたくもあり、最上流階級とのコネ作りもしたく、ヴェルホヴェンスキー氏を連れてペテルブルクに滞在し、夜会を催すものの

  • 大野和士指揮のドヴォルザーク:交響曲第7番 ニ短調 op.70

    ●2023年10月7日(土) 14:00より、サントリーホールにて、東京都交響楽団スペシャル演奏会●①ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15 ★ピアノ:藤田真央②ドヴォルザーク:交響曲第7番 ニ短調 op.70演奏会後、JRで、山形県に帰省。夜23時頃実家に着く。気温10度ほど

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.15)

    11回目第1部 第1章 序に代えてわれらが敬愛するステパン・ヴェルホヴェンスキーの伝記より、数章(5)42~48ページ ✤前半は、ステパン・ヴェルホヴェンスキー氏の服装や外見について。 ワルワーラ夫人は、ヴェルホヴェンスキー氏が身につける服装まで考えてやり、彼は彼

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.14)

    10回目第1部 第1章 序に代えてわれらが敬愛するステパン・ヴェルホヴェンスキーの伝記より、数章(4)34~41ページ ✤ステパン・ヴェルホヴェンスキー氏とワルワーラ夫人の摩訶不思議な関係。ワルワーラ夫人の口から、「さっきのあなたの仕打ち、私、絶対忘れませんから」

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.13)

    9回目第1部 第1章 序に代えてわれらが敬愛するステパン・ヴェルホヴェンスキーの伝記より、数章(3)29~34ページ ✤ステパン・ヴェルホヴェンスキー氏とワルワーラ夫人の摩訶不思議な関係。彼の小心ぶりがこと細かに語られる。・・・・・・・・彼は大変な手紙魔だった。

  • 高関健指揮のブルックナー:交響曲第9番

    ●10月4日(水曜日)19:00より、オペラシティ・コンサートホールにて、東京シティフィル定期演奏会●①ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲 ②ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死★メゾ・ソプラノ:池田香織③ブルックナー:交響曲第9番

  • ドストエフスキー作『悪霊』を読む(その1.12)

    8回目第1部 第1章 序に代えてわれらが敬愛するステパン・ヴェルホヴェンスキーの伝記より、数章(2)23~29ページ ✤ステパン・ヴェルホヴェンスキー氏が教授職を辞して家庭教師となる事情の詳細など。・・・・・・・・彼が人生の道を誤った本当の原因は、陸軍中将夫人で

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第9番(その12)

    ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉚アバド指揮:ウィーン・フィル ★1996年11月、ムジークフェラインザールにてライブ録音①25:01 ②10:02③25:08★アバド(1933~2014)63歳頃の録音。テンポは61分弱で、中庸。アバドにしては、珍しいほどのメリハリがある。(多少、

  • 聴き比べ:ブルックナーの交響曲第9番(その11)

    ウィキペディアの楽曲解説は、こちら㉙カイルベルト指揮:ハンブルク国立管弦楽団 ★1958年頃録音①23:16②10:53③22:22★カイルベルト(1908~1968)50歳頃の録音テンポは57分弱で、多少速め。メリハリもありながらも、ケレン味がないせいか?どちらかと言えば、穏やかで

  • 11月の演奏会 (2023)

    日めくりカレンダー日没もだいぶ早くなってきた。冬至へ近づくにつれ、さらに1時間ほど早くなる。日が沈む光景を見ながら、「あああ、地球が回っている、回っている」という感覚を得られないのは、幸福か?不幸か????????????11月は、ベルリン・フィル、ウィーン

  • 新国立劇場のオペラ:プッチーニ :修道女アンジェリカとラヴェル :子どもと魔法

     2023年10月1日(日)14:00 オペラパレスにて、休憩35分で、終了は16時半過ぎ。山形へ帰省する予定もあり、7日は都響、4日は東京シティ・フィル演奏会があり、9日のチケットを1日に振替。HPをたまたま見ていたら持ち物検査があるというので、有名人でも鑑賞するのだろう

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