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  • またメキシコ?

    今日から1週間ほどメキシコへ出掛けてきます.またサボテン見にゆくの?と言われそうですが,そうではありません.植物の輸入をする友人のお手伝いに行くのです.ですから残念ながらカクタスツアーではないのです.とは言えそこはメキシコ,街中にせよ道端にせよサボテンを目にする機会はあるでしょう.もし面白い写真撮れたらそれはそれで個別に記事としてアップします.今回はこれまでとは違ったメキシコを見る良い機会にもな...

  • フンボルディのかわいさ

    フンボルディいわゆる春星には多様な園芸品種があり,姫春星,仏頭姫春星,白雪姫,春星綴化など色々なものが流通しています.それぞれ特徴があって素敵なのですが,白雪姫タイプが最も白く赤い花が映えます.大体白雪姫タイプはやや早咲きの傾向があり,ウチではこの株が毎年一番先に咲いてきます. 春星のタイプは色々でも花の様子は皆同じですね.濃いピンクの丸弁がかわいく,緑がかった雌しべも良いアクセントになってい...

  • 牡丹の季節が去って

    紅葉シーズンが終わる頃,賑やかだった牡丹類の棚がひっそりとしてきます.来年の成長シーズンまで牡丹類は静かな時を過ごします.この霜月のハウスを明るくしてくれた面々を少し振り返りましょう. アガベ牡丹,今年は砂利に埋める栽培ですっかり元気.たくさんの花を咲かせてくれました. 花の美しさを指標に交配した玉牡丹たち.大体想定したような花になりましたが,もう少し外側の花弁に色がついたらなと思います. 白花...

  • コウモリ媒花のサボテン

    柱サボテンの仲間の花の形はかなり独特でしかも似通っています.このことには当然理由があるはずで,送粉者と関係があると容易に想像できます.この論文は,コウモリ媒花を持つとされるブラジル東部原産の6属14種の柱サボテンを野外で観察するとともにその花の形態を詳しく調べ、その関係性を見たものです. 元々蜂などによる虫媒花からハチドリ媒花へそしてコウモリ媒花へと進んだと考えられ,それに伴い花の構造,開花時期,...

  • キリンの園ぬくぬく開始

    先日のパキポの寝床の記事を載せましたが,同時にキリンの園の保温作業も進めていました.キリンの園はパキポにように寝るのではなく,休むことなく動かすためのトンネルです.当面はトンネルの肩を少し開けて換気して管理します.以前に記事にしたように,厳冬期はさらに上からシルバーポリトウを被せます.これにより,無加温ビニールハウスでもキリン接木株たちは休むことなく成長を続けます.夜は最低5℃あれば十分で,たまに...

  • 小さなラヨネセンシス

    マミラリアの育苗バットを見ていると花を着けている小さなを見つけました.Mammillaria rayonesensis ML453です.今年の1月に播種後1年を待たずに播種床の中で咲いたことを記事にしました.この春植え替えたのですが,その後育苗バットをネコに掻き回され,大半の株が失われました.それでもいくつか生き残ったものが成長して開花しています. この種は,M.pilispinaのシノニムとされ紫雛丸という和名を頂いていますが,商業的...

  • 晩秋のコリファンタ

    当地ではそろそろ平地でももみじ狩りの季節です.晴天の日のハウスでは相変わらず気温の日較差が20℃以上あり,サボテンたちは気持ちよさそうにしています.スロースターターのコリファンタたちもそろそろ最後かなと思われる花を咲かせています. グリーンウッディーはゆったりした雰囲気のサボテンです.この秋の花は少し大きめでしょうか. 秋口に開花の記事にした黒刺天司丸がまた咲いています.連続して3つ咲きましたが,流...

  • ランポーの訪花昆虫

    この春にメキシコへ行った際に運よくランポーの花を訪れているハチの写真を取ることができました.そもそもランポーたちの訪花昆虫はどのようなものなのか興味が湧きました.この論文は,デュランゴ州の自生地において,どのような昆虫がどのような頻度で訪花するのかを調べた論文です. 最も頻繁に訪花した昆虫は,Anamboderaの1種(タマムシ科の甲虫),Phaedrotettix1種(メラノプルス属のバッタ)、Diadasia olivacea(ミツ...

  • 変わった子たち

    有星類の実生苗は育苗バットで育てているのですが,中にはいくつか変わった子がいます.まずこれは兜ともランポーともつかない不思議な奴です.確かに5稜なのですが,雰囲気は兜的です.ものすごい白点でスーパー五稜兜みたいです.成長は劇おそ,今年ようやく花が咲いたので兜と交配しましたが,その花も成熟するでもなく落果もせず,じっとしています.どうやら生き物としてそもそも不具合があって苦しんでいるようです. 次...

  • 円高が痛い

    いつものようにメサから種子が届きました.小さな箱がポストに入っているのを見つけ,おーもう届いたかと嬉しくなりました.北陸で過ごした子供の頃,第4種便で遠く名古屋などからサボテンが届き,ワクワクしながら箱を開けたことが懐かしく思い出されます.今年も例年同様マミラリア,エリオシケなどの種子が中心です. それにしても植物検疫の証明書が76ドルというのは辛い,空前の円安なので証明書発行に1万円上必要になる計...

  • 綴り始めた月影丸

    成長点が異常になった月影丸のことを記事にしたのは昨年7月のことでした.今年は春から順調に成長して多数の仔が吹き,単幹のものとは随分異なる形になりました.それぞれの成長点をみるとどうやら少しずつ綴化し始めているようです. この成長点が一番それらしいのですが,果たしてちゃんと綴化となるでしょうか.この株は片親が綴化株なのでその因子を受け継いでいればそうなる可能性があります. 同じように綴化株由来の実...

  • 我慢しました

    ランポーたちの実生を見ていると将来面白そうな形になりそうだなというものが目に付きます.早々にキリンに接いでも良いのですが,必ずしも全てがこれはと思うものにはなりません.なので,はっきりするまで我慢が必要です.全ての実生苗を育てる訳にはいきません.交配目的に沿った良さそうだなと思うものだけ選び,1交配組み合わせ1列のみ(10株以下)残すことにしています.この2枚の写真にある特別な亀甲は,良い交配組み合...

  • 真っ黒なネオポル

    昨年育成したエリオシケたちの中で,コイツはひときわ黒く異彩を放っていました.Neoporteria rapifera KK120です.故郷はチリ中央部 Coquimbo州の La Serena,ラ セレナは海岸沿いの街ですから,海の見えるところに生えているのでしょうか.サブギボッサの1タイプ(Eriosyce subgibbosa f. rapifera)とされ,分類的にはE.subgibbosa subsp. clavataに統合されています. 10月も終わり頃から早々に発蕾して来ました.ネオポ...

  • ソリシオイデスの季節

    冬マミの貴公子ソリシオイデス(Mammillaria solisioides)が秋の日差しの中でいっぱい蕾を上げて来ました. このサボテンは,白斜子の亜種(M.pectinifera subsp. solisioides)と位置付けされることもあり,そのためにサイテス1類となっています.ですからFNの付いた種子が欲しいなと思っても手に入りません.また栽培にはちょっとクセがあり,夏場に乾かすとすっかり萎びてその後拗れてしまします. 冬の日差しをいっぱい...

  • 群鳳の刺色

    秋が深まりつつありますが,天気が良いと有星類が一斉に咲きます.黄刺・黒刺の群鳳玉が,揃って咲きました.細い丸とげがうねるようにガタイを包む様子は,花がない時にも十分観賞価値があります.黄刺・黒刺ともにそれぞれ良いところがあります. 良い黒刺を目指して交配した昨年の実生苗.キリンの上でこの季節も活発に成長しています.でも残念ながら満足できる刺色ではありません. なかなか真の黒刺は出ないなあとため息...

  • クラバータのかわいい花たち

    昨年...

  • プランツジャンキー7thを見て来ました

    このプランツジャンキーなる企画が始まった頃に行ってみたのですが,その後はコロナやなんやかんやで,すっかりご無沙汰していました.会場のACTギャラリーは大阪の海が見える良い場所です.出店数は18ほど.西日本のサボテン屋さんはほぼ参加しています.午前中は大変な人出だったようですが,お昼に会場に入ったので,ゆったりと見ることができました.このようなイベントでは開場直後は人が多くて疲れるのですが,空いてきた...

  • 恩塚の白点の大きさ

    先日サボテン栽培の大ベテランのハウスを見せていただいた折,肌に付く白点が少なくかつ大きい白ランを選抜していると言って幾つかの実生を見せてもらいました.なるほどあまり見たことのないタイプでした.白ランに限らず,今流行りの恩塚系ランポーは白さを競っています.つまり白点が密なもの,外観が真っ白なものが良いとされるようです.確かに綺麗です.ボクは亀甲系の恩塚タイプがいいなと思っていますがやはり白いものを...

  • ちょっとお出かけ2023霜月

    牡丹の季節も終わりかけです.ボチボチと冬マミが咲き始め,これからはサボテンを眺めるのにとても良い季節.庭仕事・畑仕事もそれほど忙しくない時期なので,ハウスに入ってボーッとしていると時間はすぐに経ってしまい,今日は何をしたんだっけ?といった一日になりがちです.ここは自ら刺激を求めて出かけないとと思い立ちました.そんな訳で数日ブログをお休みします. そういえば今年はあまり牡丹類の写真をアップしなかっ...

  • かわいいベルキアーナ

    秋の陽射しの下で,かわいいマミが咲いています.このかわいいマミMammillaria berkiana L1245が初めて咲いたことを記事にしたのは...

  • 紅葉と黄葉

    紅葉系ランポーはこの時期から春まで大変いつくしい時期を迎えます.面白いことにこの紅葉系ランポーには下の写真のように紅葉と黄葉があります. 斑入りランポーの斑は,基本黄斑で若干赤みを帯びるものはありますが,完全なる赤斑はありません.兜では斑入りといえば黄斑でしたが,近年赤斑が出回るようになりました.これらの個体は大概黒肌です. さらに面白いことに大きくなると綺麗な黄斑となるランポー錦たちも小苗の時...

  • 健気な姿が嬉しい

    昨年は種した黒肌明星が咲き始めました.こんなに小さくても咲いてくる姿を見ることができるのは,マミラリアならではのことです.実生をしていて楽しいなあと思う瞬間でもあります. もちろんのこと全てのマミラリアが播種後2年で花が咲くわけではありませんが,3年目には多くの種が開花します.マミラリア育苗棚を見ているとワクワクして来ます. 目下の不安材料は,彼らが大きくなると置き場所困らないか?ってことです.FN...

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