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  • アガベとアロエとソテツの本

    Shabomaniac!さんの本が出ることは知ってました.昨年末から書店を回ったのですが,田舎ではどこにも並んでいません.仕方なくアマでポチりました.アガベだな,アロエだな,ソテツらしい,ぐらいしか分からないボクにはとても勉強になる本です. ボクにとってはアガベもアロエもソテツも沼ではなく,ただの水たまり,踏み込んでもバシャバシャと通り過ぎてしまう存在です.しかし,この本にある原産地の風景はとても素敵で,ま...

  • 新しいフレームを作ってみた

    一昨年から栽培を始めてみた所謂フレームが,なかなか調子良かったので,気をよくしてもう一つ(3号フレーム)作ってみました.2年前に作ったフレームと違うのは持ち上げる前面蓋がほぼ地面についていることです.既製品のアーチ状鉄菅をそのまま利用しています.骨格ができたのでペンキを塗りました. 前面と側面はPOを張り,背面は取り外しがきく板にしました.背面を全面に外せるようにしないと中のものの取り出しがどうにも...

  • 大きくなったマグドガリー

    マグドガリー(Ortegocactus macdougallii)がこの時期らしい装いをしつつ,盛んに成長もしています.この株は随分前からウチに居て,9年前になかなか大きくならないと書いています.しかし,その当時の姿と比べると流石に9年という月日が経って格段に大きくはなっています. 昨年来,マグドガリーない?とよく聞かれました.何故だろう,そんなものどこにでもあるでしょ?と答えたのですが,いざ手に入れようとするとそんなに...

  • キリンで育成した舞星たち

    舞星(Mammillaria aureilanata)は大好きなマミラリアの一つです.なんとも言えない妖艶な花姿がたまりません.自然に仔を吹いて多頭化しますが,それぞれの頭はなかなか径が出ず,株としてなかなか大きなものになりません.おまけにやや根が弱く,栽培には気を遣うものです.このため幾つかキリン根の株を作ってみました.大きくすることが目的ではありません.管理を楽にすることが目的です. 少し落ち着いてきた今年はそれ...

  • 2024新春セールの山城愛仙園さん

    先週は今年一番の寒波が来ており,北陸では大雪になっていました.そんな中,山城さんの新春セールにお邪魔しました.毎年この時期に出かけていますが,この日大阪は曇りがちで雪も舞う寒い日でした.何が目当てという訳ではなく,昔のサボテン屋さんの雰囲気を残すこの温室が好きなので来ているといった感じです.いつものように園主さんにご挨拶をと思いましたら,おいでになりません.どうやら体調を崩されているとのこと.事...

  • 白鯱二代目たち

    新春を彩るサボテンの中で,小さいながらもその存在感を示しているのがこの白鯱です. Gymnocactus knuthianusが馴染みの学名ですが,今はTurbinicarpus knuthianusとなっています.白鯱という和名を頂いたのは,白い刺が目立ったからでしょうが,薄い茶色の刺のものも多数見られます.花は文句なく綺麗な濁りのないピンクで,パッと周囲を明るくさせる花です. 昨年にキリン接の白鯱たちのことを記事にしましたが,なんとなく...

  • 寒中のお出かけ

    正月が終わり3週間余り経ちました.正月早々地震があったり,航空機の事故があったり.心の平穏を保てない日が多くてなんとなく調子が悪いような気分になっています.それでもあれやこれやの予定はやって来て,そこへは少し無理をしてでも笑顔で参加.ちょっと自分のリズムを取り戻すキッカケが必要に感じています.なのでちょっと日常を離れ,場所を変えて一人の時間をとってみることにしました.リフレッシュして戻ってくるこ...

  • 白岳綴化の遺伝

    この白岳綴化を手にしたのは10年以上も前のことです.最初は綴化らしい姿をしていましたが,だんだんとモンスト化したのか,今の姿は実に奇妙なものです.当然花は咲きません. それではと,数年前普通株らしい姿をした成長点部を一つ接木しました.旺盛な生育示したのでその一部を切り取り挿し木したのが下の写真のものです.成長と共に一部は綴化しました.この株はまだ開花して来ますので,これに普通の白岳かけて種子を採り...

  • ぺレズを愛でる

    ペレズデラロサエ(M. perezdelarosae)は,気品に溢れたマミラリアです.黒いカギ刺と白い側刺,その間に咲く薄ピンクの小さな花.ついつい屈み込んで眺めてしまう美しさがあります.これまでいくつもの株を栽培して来ましたが,時々根をやられ停滞することがあります.このためキリン根の株を作ってストレスなく楽しみたいと思い,一昨年に実生接をやってみました.キリンに接いだおかげで胴太になり,たくさんの花を咲かせてい...

  • 美しいボンビキナ

    豊明丸(Mammillaria bombycina)はマミラリアの中では昔からある普及種で,若干駄物扱いされています.しかし長らく愛されて来たものには,その確かな理由があり,この豊明丸は実に綺麗なマミラリアなのです.黄刺と赤刺があり,刺色以外は全く同じ,でも印象が大きく異なります. ボクはこの黄刺豊明丸が美しいなと思います.どうやらこの黄刺は栽培下で生まれたもののようです.この株を手に入れたのは11年前のことでした....

  • おじゃま虫とこぼれ種子

    実生をしているとこれは明らかに違うだろう!ってものが生えてくることがあります.そしてそんなヤツに限って元気に育ちます.貴重な種子だと,おー生えてきたと喜んだのも束の間,なんか違うやんとがっかりさせられるのです.これは太平たちの中に生えてきた何か.桜丸のようにも見えます. 周到に準備して播種しても生えないことはしばしばあります.ほんの些細な条件が発芽左右することがあるらしく,もう一度蒔くとあっさり...

  • 今年は暖冬なのかな

    今日は大寒です.お天気の長期予報通り,どうやら今年の冬は暖冬のようです.時折寒波がやって来るものの,ガツンと来ることも低温が連続することもありません.おかげで畑や庭は雑草が伸びて青々しています.ウチはハウスに暖房をしない主義なので,多重張りで対処し,それでもダメなものは端から栽培しないことにしています.今年も下の写真のようにハウス内トンネルの一部には夜間シルバーポリトウを掛けて保温しています.こ...

  • 白斜子が咲き始める

    年末ごろからゲジゲジのような白斜子(Mammillaria pectinifera)の刺の隙間に蕾がのぞきます.少し拡大して見るとこの様子は実にユーモラスで,今にも刺が動き出しそうです. 冬の陽射しに誘われて,ぽつりぽつりと咲き始めました.穏やかな色合いの花は,何だかとても安心感のある花です.このペクチニフェラの花色はもっと白っぽいものからかなりピンクがはっきりしたものまで種内変異があるようです. この白斜子は実生も...

  • 大きくなった絞り花のラウイ

    毎年この時期になるとこの絞り花のラウイが咲いて来ます.この絞り花のラウイを手にしたのは10年も10年も前のことです.随分と大きくなったなあと思いますが,この手の仲間としては決して成長が早い方ではなく,コンパクトな群生株です. 花の美しさは文句のつけようがないのですが,以前にも書きましたが,おそらく交配種起源の個体だと思われます. それにしてもこの個体,これまで色々なラウイを交配してみているのですが,...

  • 野趣溢れるコッンプレッサ

    これはMammillaria compressa SB820です.一昨年の秋に記事にしていますが,その時より随分とおきくなり貫禄が出てきました.4株が寄せ植えされていますが,今は全て個鉢になっており,この写真のものが一番刺がよく伸びて白い綿毛も美しいようです.それでもいかにも野生らしい美しさだと思います. 何しろ生息範囲が広いのでコンプレッサには色々なタイプがいます.コンプレッサのうち刺の白さが目立つタイプを日本では白竜丸...

  • 渋い花が好き

    雅卵丸 (Mammillaria lasiacantha subsp. magallanii)の渋い花が咲いて来ています.ラシアカンサたちは色々なタイプがあり,いくつかの亜種,変種が記載されています.マガラニーだけでも一様ではなく,いろんなタイプがあるようです.いずれも渋系の花を咲かせます.こうした渋い花が好みになるのは,歳をとったせいでしょうか.いや見る目が肥えて良いものを良いと判断できるようになったのだと信じたいところです. ラシアカ...

  • ギセラエの穏やかな花

    ギセラエ(Mammillaria schiedeana subsp. giselae)の小さくて穏やかな花が咲いています.冬のこの時期になると毎年この花を見て,春が早く来ないかなと思います. この株は随分昔からウチに居て,9年前のギセラエはこんな姿と比べると大きくなったなと感心します. 昨年春にメキシコで見たギセラエは確かに明星の変種らしい姿をしていました.それに比べてこの写真の株は,随分と異なる風貌です.これを手にした時はPiltz 37...

  • 仏頭白星の白さを競う

    一昨年の年の暮れ,白いパンチパーマを選抜しようとして実生していることを書きました.出てきたものを注意深く見ていると確かに成長点付近のとげも白いものがあります.こうしたもの同士をかけてゆくと純白のパンチパーマ白星ができて来るのかなと期待しています.下の写真は,現時点でウチで一番の色白です.でも花の色は大元の白星のようなグリーンがかった色ではないのがちょっと不満です. 下の写真は出発点となった株です...

  • やはり太平丸が好き

    メヒコ4thはアラカルトとして20近くの記事にして来ましたが,一応これで終了とします.最後は大好きな太平丸です.初めて太平丸をメキシコの野でみたのは10年前の2014年のことでした.あれから色々なところで,色々な太平丸をみて来ましたが,いつみても素敵な姿です.太平丸はいつも開けた平な場所にいます.石ころだらけの場所だったり,泥に埋もれるような場所だったり,でも決してナースプランツの陰にいるわけではなく,丸...

  • ユッカたち

    今回の旅は植物の資源調査が目的で,重要なターゲットがユッカでした.最初の記事でユッカ フィリフェラを紹介したのですが,その他のユッカも見ておきます.最初は,ユッカ カルネローサ(Yucca carnerosana),丁度花が咲いていました.葉はさほど長く無く,バランスの良い草姿です.まあまあのサイズのものがメキシコから輸入され、国内で流通しています. 次はユッカ リギダ(Y. rigida),シルバーリーフが魅力です.葉...

  • 黄花の金平糖マミ

    このなんの変哲もない金平糖マミは,ペトロフィラ(Mammillaria petrophila L052)です.記載は古いのですが和名はありません.FNの情報を辿ると,外観はいかにも金平糖マミですが,故郷はバハです.しかも半島の先端の山中Sierra de la Laguna 出身でした.写真の株はまだ小苗ですが,本来は黒い長刺が特徴とされます. 花はご覧の通りの黄花,はっきりとした黄色の花ですね.まだ小株ですが,次々とかなりの期間にわたって咲...

  • 箒にもなるノリナ

    Nolina属は,USA南部からメキシコにかけて自生するキジカクシ科の植物で,約30種が知られています.日本でお馴染みのトックリラン(Beaucarnea recurvata)は Nolina属に入れられたり独立したりしており,いずれにせよ近縁な植物です.ダシリリオンなどと同様雌雄異株の植物とされます. 道端に生えている植物,これがノリナ ネルソニー(Nolina nelsonii)と言われてもピンと来ませんでした.そもそも日本で売られているネル...

  • 草むらのサボテンたち

    草むらを歩き,幾つかの小bなサボテンを見ました.この場所は,R61を少し脇に入ったAramberriというところのようです.Googleで見るとどうやら4年前草むらで小さなサボテンを見た場所の近くです.前回と同じような草むらの住人がいました.まずはEscobaria missouriensis subsp. asperispinaです.Kewはこの亜種を認めていますが,基本種に統合する見解もあります.USA南部にいる基本種に対して南方型という事でしょうか. もう...

  • 銀河の季節

    毎年のように銀河の季節がやって来ました.この花輪を見るとああ冬が来たなと思うと同時に春に向けての確かな歩みも感じるのです. この銀河は10年以上前からウチに居ます.最初の頃は若々しく綿毛に包まれていましたが,そのうち周りに仔を吹き始め,それに伴って主頭の成長は鈍って来ました.今の姿はこんな感じで,多頭株へ移行中って感じです. 銀河の由来はこの綿毛が織りなす渦巻模様だと思うのですが,実生をしてみると...

  • ダシリリオンたち

    今の日本でダシリリオンと言えばまずロンギッシマム(Dasylirion longissimum)のことです.綺麗に散髪され、ふんわりと葉が開いたロンギッシマムは印象的なドライガーデンのシンボルになります.下の写真はロドリゴさんのお庭のロンギッシマムです.なるほど素敵な草姿です. 一方野にあるものは,髪を振り乱した夜叉の如き風貌です.決して数は少なくはないのですが,採取の規制が掛かっているそうです. ところでロンギッシ...

  • 寒の入り 2024

    昨年12月後半は一時期とても寒かったのですが,その後は比較的穏やかな年末年始を過ごし,今日は寒の入り.なんとなく今年は暖冬なの?という予感もありますが,これからしばらくの間が一年で最も寒い季節となります.年明け早々故郷では地震が起き,未だ多くの人が寒い思いをしつつ不安な日々を過ごしていることに心が痛みます. ハウスを眺めると多くの冬マミの蕾が大きくなり,冬の陽射しに反応してチラホラ咲いて来ています...

  • 玉翁殿と玉翁

    ボクたちが親しんできた玉翁(Mammillaria hahniana)は,どちらかといえば地味なマミラリアです.しかし直径が10cmを悠に超えても単幹で,師走から早春にかけて頂部に大きな花輪を作る姿はなかなか素敵なものです.これの長毛タイプとされる玉翁殿は,毛足が長いばかりではなく,基部から仔を吹きやすく,開花期も3月頃である点など基本種と異なります.この為,別の種ではないかとの意見もありました.大型でより立派なものを...

  • 新年の抱負2024

    初詣では,何やらムニャムニャと世界平和から家内安全,サボテン三昧の私生活までたった100円で沢山のことをお願いしてしまいました.世の人は大体こんな感じでしょうから,神様もさぞ肩の荷が重いことでしょう.サボテン趣味に関しては,少し内容を具体化させるべく,今年もまた新年の抱負など.1. 自らの感性を信じて様々な育種に取り組みます.2. 自ら種子を蒔くことを基本に,ハウス内の多様性を充実させてサボテン全般の...

  • 謹賀新年

    旧年中は大変お世話になりました.すべてのサボ友さんにとって2024年が素晴らしい年になりますように. ボクは今年もサボテン三昧の日々を楽しく過ごしたいと思います.ブログともども,よろしくお願いいたします. 元旦 さぼちゃん大好き面白い,なるほど,へーそうなの?などと思ったら下のサボテンの文字をポチっと押して応援して下さい、よろしくお願いします.にほんブログ村...

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