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  • 能登又谷から

    10月10日 若狭 / 能登又谷から三重嶽へ 晴 中央分水嶺を歩き継ぐ企画の続き。前回南側からアプローチした三重嶽に、今回は北側から近づく。起点…

  • 星になる

    2018年8月13日 敦賀 / 横谷川から野坂岳 あまたの冒険的な山歩き、そして山スキーでご一緒し、たくさんの感動を共有した山の達人が、先日、数年にわた…

  • 道連れの花

    10月6日 近江湖北 / 武奈ケ嶽北尾根から三重ケ嶽へ 晴 今日は尾根の至る所にトリカブトの花が咲いていた。夏の間は花を愛でることがほとんどなか…

  • 三重嶽まで

    9月26日 近江湖北 / 武奈ケ嶽北尾根から三重嶽へ 晴 三重嶽が近くなると、またブナ木立になる。曲がりくねったり、コブだらけだったり、と、素直…

  • 薄い踏み跡を辿る

    9月26日 近江湖北 / 武奈ケ嶽北尾根から三重嶽へ 晴 ブナの森を抜けると灌木帯となり、分水嶺沿いの尾根ではあまり見ることのない池も現れた。こ…

  • ブナの森を抜けて

    9月26日 近江湖北 / 石田川ダムから武奈ケ嶽北尾根を経て三重嶽へ 晴 武奈ケ嶽北尾根は、前回から引き続いて明るいブナの森だった。今朝は歩き始…

  • 武奈ケ嶽北尾根から

    9月26日 近江湖北 / 石田川ダムから三重嶽へ 晴 中央分水嶺を歩き継ぐ企画の続き。前回は武奈ケ嶽の北、石田川ダムから登ってくる道との合流点ま…

  • ひとり動かず

    10月3日 北摂 / 武庫川中流 雨時々止む 途方に暮れているのか。水が引くのを気長に待っているのか。これからどこに行こうか思案しているのか。サ…

  • 降り込めらる

    10月3日 北摂 / 武庫川中流 雨時々止む 貴重な休日、少々の雨なら山を歩きたいところだが、終日雨で雨脚の強まる時間帯もある予報。さすがに自重…

  • 秋めく湖畔

    9月29日 六甲 / 再度山 修法ケ原 曇 がらっと空気が入れ替わってから一週間(※)。昼間はまだ蒸し暑い日もあるが、朝晩は随分過ごしやすくなっ…

  • 大龍寺の椎

    9月29日 六甲 / 大師道から再度山へ 曇 再度山大龍寺の周辺にはスダジイの大木が多い。東の山門からの石段沿い。麓からの参詣道である大師道が境…

  • 北尾根を引き返す

    9月26日 近江湖北 / 武奈ケ嶽北尾根から水坂峠へ引き返す 晴 日帰りで中央分水嶺を歩き継ぐ企画では、周回コースを取ることが難しく、その日歩い…

  • 武奈ケ嶽を過ぎて

    9月26日 近江湖北 / 武奈ケ嶽北尾根 晴 武奈ケ嶽から北に進むと木立が途切れ、これからさらに辿る予定の分水嶺が見通せた。そして、西に日本海、…

  • 武奈ケ嶽

    9月26日 近江湖北 / 水坂峠から武奈ケ嶽へ 晴 近くの比良山地にも武奈ケ岳があって紛らわしいが、こちらは “嶽” の字を用いて区別しているよ…

  • 水坂峠から

    9月26日 近江湖北 / 水坂峠から武奈ケ嶽へ 晴 中央分水嶺を歩き継ぐ企画の続き。前回の終点の水坂峠から、さらに北へ進む。今日も朝から陽射しが…

  • 秋に分け入る

    9月23日 六甲 / 炭ケ谷 晴 秋分の日。その名の通り、昨日の雨を境にがらっと空気が入れ替わった。日向を歩いても暑さを感じない。木陰に居れば冷…

  • アカガシの尾根

    9月19日 近江湖北 / 二の谷山から水坂峠へ 晴時々曇 今回歩いた区間(桜峠~水坂峠)は、広葉樹林も広葉樹の大木も少なかったが、照葉樹のアカガ…

  • 二の谷山を過ぎて

    9月19日 近江湖北 / 二の谷山から水坂峠へ 晴時々曇 二の谷山までは杉林の迫るところが多かったが、二の谷山を過ぎて下り斜面になったところで、…

  • 杉林迫る

    9月19日 近江湖北 / 桜峠から二の谷山へ 晴 桜峠から歩き始めてしばらくは広葉樹林だったが、すぐに杉の植林が迫ってきた。植林は尾根の右側だっ…

  • 桜峠から

    9月19日 近江湖北 / 桜峠から二の谷山へ 晴 中央分水嶺を歩き継ぐ企画の続き。前回は行者山まで歩いたが、そこから桜峠までの区間は高圧電線の工…

  • 気分だけでも

    9月16日 六甲 / 甲山森林公園 晴 最近、日中外に出かけるときは、日傘を使う。今朝は日傘越しにも太陽が猛々しい。昨日通りがかったときには水の…

  • むせ返る川辺で

    9月16日 六甲 / 甲山湿原 晴 夏休み、あるいは残暑の日曜日、この付近を通りかかると、いつも子供たちの歓声が聞こえた(写真下)。今朝はじりじ…

  • 湿原の大柳

    9月16日 六甲 / 甲山湿原 晴 アカメヤナギ ひさしぶりにこの柳に会いに来た。横に大きく枝を広げる独特の姿は変わらないが、枝は地面にめり込む…

  • 蒸気満つ

    9月15日 六甲 / 甲山森林公園 曇時々雨 朝から重い雲が広がり、時々、傘を広げないと濡れそぼつくらいの雨が降る。一方で気温は相変わらず高く、…

  • 行者山まで

    9月12日 近江湖北 / 横谷峠から行者山往復 晴 若狭駒ケ岳南陵から横谷峠へ引き返し、今度は峠から東へ中央分水嶺を辿った。落葉広葉樹の隙を埋め…

  • 翁の森に繋がる

    9月12日 江若国境 / 横谷峠から若狭駒ケ岳南陵へ 晴 伐採地を横切り、なおも植林された尾根を辿る。やがて植林が途切れると、馴染みのブナの巨樹…

  • 伐採地を横切る

    9月12日 江若国境 / 横谷峠から若狭駒ケ岳南陵へ 晴 横谷峠から広葉樹林を抜けて江若国境に達すると、一面杉の植林帯となり、今その大規模な伐採…

  • 横谷峠から

    9月12日 近江湖北 / 横谷峠から若狭駒ケ岳南陵へ 晴 中央分水嶺を歩き継ぐ企画の続き。前回は与助谷山からさらに東へ進み、駒ケ岳西陵から下山し…

  • 猛暑収まらず

    9月8日 六甲 / 油コブシ道 曇 残暑が厳しい。山道でさえ、すれ違う人との挨拶は、「暑いですねえ‥‥」。太宰府市では五十日以上猛暑日が続いてい…

  • 二重山稜

    9月5日 江若国境 / 桜谷山から与助谷山へ 晴 今回歩いた中央分水嶺の途中に、765mと地形図に記されたピークがある。その付近は二重山稜になっ…

  • 山毛欅と展望と綿毛

    9月5日 江若国境 / 桜谷山から与助谷山へ 晴 桜谷山からは、ときどき現れるブナの大木を愛でながら歩く。木立が途切れるところでは、若狭側も近江…

  • 桜谷山辺り

    9月5日 江若国境 / 木地山峠から桜谷山を経て与助谷山へ 晴 木地山峠から北へ、中央分水嶺の続きを行く。桜谷山から先、稜線は東へ方向を変えるが…

  • 木地山峠へ

    9月5日 近江湖北 / 朽木木地山から木地山峠へ 晴 中央分水嶺を歩き継ぐ企画の続き。前回の終点の木地山峠まで、近江側から歩き始めた。若狭側の峠…

  • 七曲り今昔

    9月1日 六甲 / 住吉谷から最高峰へ 曇 住吉谷道の上部から、六甲山系でも一番人気のコースに合流した。昔はよく歩いたが、最近は人の多さに閉口し…

  • 台風逸れる

    9月1日 六甲 / 山上遊歩道 曇 動きの遅い大型台風10号。阪神間はニ、三日雨の強まることがあったが、直撃は免れた。今朝は雲の切れ目から青い空…

  • 朽木宿あたり・借景

    8月29日 近江湖北 / 朽木岩瀬 旧秀隣寺庭園 雨 戦乱期の足利将軍義晴は、一時期、京を逃れ朽木氏に身を寄せた。この枯山水の庭は、そのとき彼…

  • 朽木宿あたり・陣屋

    8月29日 近江湖北 / 朽木野尻 朽木陣屋跡 雨 朽木野尻には高台にグラウンドがあり、そこから北の斜面を上がると山城跡がある。この辺り、戦国…

  • 朽木宿あたり・墓碑

    8月29日 近江湖北 / 朽木市場 雨 集落の北の外れの高台に上ると、広々とした草原に墓碑が点々としていた。西には山が迫り、東は直下に川が流れ、…

  • 朽木宿あたり・水路

    8月29日 近江湖北 / 朽木市場 雨 鯖街道と総称された道の中で、山越えの「針畑越え」に対し、山あいを縫って比較的高低差の少ないところを行く道…

  • 遠雷を聞く朝

    8月25日 六甲 / 甲山 朝から空が暗く、しきりに雷が鳴っている。降水確率も高く、雷雨に注意‥‥。雨が降り出す前の山の空気をせめて吸っておこう、…

  • 針畑越え・若狭側

    8月14日 若狭 / 上根来から根来坂峠へ 晴 先週は近江側から針畑越え(根来坂)を歩いたが、今日は若桜側から峠を目指す。険しい山越えの道だが、…

  • 若狭へ下る

    8月14日 若狭 / 木地山峠から上根来に下る 晴 谷間の大栃(写真上、中) 木地山峠からはいったん若狭側に下った。昔の往来を偲ばせる深々と掘り…

  • 百里ケ岳を跨ぐ

    8月14日 江若国境 / 小入峠から百里ケ岳を経て木地山峠へ 晴 中央分水嶺を歩き継ぐ企画(※)。今日は一等三角点のある百里ケ岳を挟んで、小入峠…

  • さすがの雲海

    8月14日 江若国境 / 小入(おにゅう)峠 中央分水嶺を歩き継ぐ企画(※)。今日は雲海で知られる小入峠から出発である。雲海が見られるのは朝が冷え…

  • 見送る

    8月18日 六甲 / 長尾谷 晴 取り分け流れに勢いがあって風のわたる場所で涼んでいると、下流から人影が近づいて来た。軽い挨拶もそこそこに上流へ。ぐ…

  • 猛暑続く

    8月18日 六甲 / 長尾谷 晴 猛暑日が続く。今日も裏六甲の谷筋へ納涼に出かけた。木洩れ陽は眩しいが、流れに乗った風は涼しく、木陰にさえいれば快適…

  • たおやかに曲がる

    8月14日 江若国境 / 小入峠からナベクボ峠へ 曇 この区間の江若国境稜線は、細かなアップダウンを繰り返し、ヤセ尾根もあれば広々とした森もある。中…

  • 中央分水嶺を行く

    8月14日 江若国境 / 根来坂峠から小入峠を経てナベクボ峠へ 曇 昨夏は比良山地を分割縦走した。この夏は、江若国境の中央分水嶺をひと通り辿ってみよ…

  • 針畑越え

    8月14日 近江湖北 / 針畑から根来坂峠へ 曇 「針畑越え」は小浜と京都を結ぶいわゆる鯖街道の主要経路のひとつだった。距離的には最短だが山越えが多…

  • 陽の高くなる頃

    8月11日 比良 / 白滝谷 晴 おのおのそれぞれに納涼のひとときを過ごした後、どちらからともなく荷を降ろした場所に戻り、昼食。陽が高くなり谷間に射す…

  • 緑に溶けて

    8月11日 比良 / 白滝谷 晴時々曇 この谷にはカツラ(写真下)やサワグルミの大木が多い。空高くまで緑に覆われ、豊かな流れが岩間を走る。絶え間ない…

  • 夏休み初日

    8月11日 比良 / 白滝谷 晴時々曇 今日から五日間、ささやかな夏休み。初日は、友と、“滞在型” の納涼に出かけた。まずは坊村から白滝谷まで、緩や…

  • シンコボまで

    8月8日 若丹国境 / 野田畑峠からシンコボへ 曇 今日は国境の森を歩けるところまで歩き、同じルートを引き返す計画で来た。ときどき空が暗くなり、怪し…

  • 流れを跨ぐ栃

    8月8日 若丹国境 / 野田畑峠からシンコボへ 曇 眼下に野田畑谷を見降ろしながら歩いてゆく途中、とりわけ目を引く栃の古木があった。太々とした根を露…

  • 野田畑谷沿いに

    8月8日 若丹国境 / 野田畑峠からシンコボへ 曇 野田畑峠からさらに西へ、国境稜線を進む。この辺り、南側のすぐ眼下に、広々とした野田畑谷が並走して…

  • 野田畑峠

    8月8日 若丹国境 / 三国峠から国境尾根を西へ 曇 三国峠からは丹波と若狭の国境を西へ辿った。丹波側は「芦生の森」と呼ばれる鬱蒼とした原生林。若狭…

  • 三国の境へ

    8月8日 江若国境 / ナベクボ峠から三国峠へ 曇 丹波、若狭、近江の三国の接点は地理院地図では「三国岳」となっている。三角点もあるピークなのだが、…

  • 遠雷を聞く

    8月4日 六甲 / 大池地獄谷 曇一時雨 またこの谷に納涼にやってきた。前回は明るい木洩れ陽が水面に踊ったが、今日は雲が広がり、薄暗く、ひんやりして…

  • 真夏の心得

    8月4日 六甲 / ノースロード 朝陽が木立の間を滑り込むように射し始めた。午前7時、気温は23℃。寝苦しい夜を過ごした後の気だるい身体に、清々しい空…

  • 生杉原生林

    8月1日 近江湖北 / 三国峠から生杉に下る 曇後晴 京滋境の稜線を三国峠まで辿り、そこから近江側に下った。下る途中の森は「生杉ブナ原生林」と銘打たれ、…

  • ブナも踊る

    8月1日 京滋境 / 岩谷峠から地蔵峠へ 曇 芦生杉の奇怪な姿に同調するように、ブナの大木にも複雑な樹形のものが多かった。この先の杉は、この先のブナはど…

  • 海老反りの杉

    8月1日 京滋境 / 岩谷峠から地蔵峠へ 曇 稜線上には奇怪な樹形の芦生杉の古木が見られたが、その中でも印象的だったのがこの杉(写真3枚とも)。アーチの…

  • 岩谷峠から北へ

    8月1日 京滋境 / 岩谷峠から地蔵峠へ 曇 岩谷峠は、由良川源流の森への降り口として来ることはあったが(※)、峠から北に広がる国境沿いの森はまだ歩いた…

  • 陽も涼しげに

    7月28日 六甲 / アイスロード 晴時々曇 直射日光に晒されさえしなければ、緑濃い谷筋の道はさほど暑さを感じない。風の通り道になるところに来ると、しば…

  • 穂高湖続報

    7月25日 六甲 / 摩耶山 穂高湖 晴 摩耶山周辺散策の最後に、今日も穂高湖に寄ってみた。先日はあまりの変貌に呆然として、近づいて見る気持ちも起きな…

  • 夏雲浮かぶ

    7月25日 六甲 / 摩耶山 掬星台 町の用事を済ませ、山に向かったのが10時過ぎ。麓では30℃を超えていた気温が、山上は25℃。それでも直射日光はじり…

  • 観光地と化す

    7月21日 六甲 / 摩耶山 穂高湖 曇 摩耶山近辺の散策の最後に、穂高湖に立ち寄った。北側から近づくにつれ何かしら違和感を感じたが、池の南側に回り込…

  • 摩耶山頂の森

    7月21日 六甲 / 摩耶山 曇 若者の集う掬星台からほんの数分のところに、摩耶山の三角点があり、古来からの森がある。ここは昔、摩耶山忉利天上寺の奥之院…

  • 濃霧の掬星台

    7月21日 六甲 / 摩耶山 掬星台 今朝も夜明け前に起き出してしまった。晴れの予報だし、ひさしぶりに朝日を拝もう。そう思って摩耶山まで車を飛ばした。が…

  • 振り返れば影

    7月18日 比良 / 武奈ケ岳から細川へ下る 晴コヤマノ岳から、来た道を引き返す。陽射しの容赦ない武奈ケ岳山頂は素通り。後はひたすら下りの行程である。しば…

  • コヤマノの森

    7月18日 比良 / 武奈ケ岳からコヤマノ岳へ 晴山頂から南東へ下り、広大なブナの森にはいってゆく。「ブナガタケ」という名もこの森に由来するのだろう。見渡…

  • 梅雨は明けたか

    7月18日 比良 / 細川から武奈ケ岳へ 尾根の木立ちが低くなると、頂上は近い。真っ青な空に雲が湧き、陽射しは目にも肌にも猛々しく襲い掛かって来る。今日で…

  • 大樹愛でつつ

    7月18日 比良 / 細川から武奈ケ岳へ 晴地図で見れば単調極まりない細川尾根を繁く訪れるのは、比良山地の最高峰に最短距離で立てる、ということに加え、尾根…

  • 森の明けゆく

    7月18日 比良 / 細川から武奈ケ岳へ 晴寝苦しい一夜。夜明け前に起き出して山に向かった。カーラジオからは、「滋賀南部、晴れ」と嬉しいアナウンス。寝不足…

  • 閉ざされたまま

    7月14日 六甲 / 六甲ケーブル山上駅周辺漫歩 雨ホテル前の紫陽花園を抜けた所から車道沿いに歩いた。六甲全山縦走路と交叉するところから歩道にはいり、ガー…

  • 額紫陽花

    7月14日 六甲 / 六甲スカイヴィラ前 雨紫陽花園の一画にはガクアジサイが植えられていた。「ガク」の漢字は「萼」かと思っていたら「額」で、装飾花が額縁の…

  • 紫陽花の園

    7月14日 六甲 / 六甲スカイヴィラ前 雨ゴルフ場の芝生の上に人影はなかったが、クラブハウス前にはたくさん車が止まっていて、建物の中から談笑する声が聞こ…

  • 雨の山上駅

    7月14日 六甲 / 六甲ケーブル山上駅 雨先週とは一転、六甲は朝から雨で薄暗く、涼しい。すっぽりと雲に覆われた山上を逍遥することにした。ケーブル駅前には…

  • 光を映す

    7月7日 六甲 / 大池地獄谷 晴流れは、終始緑濃い森の中を縫う。水面に踊る木洩れ陽は涼しく、瀬音が耳に心地よい。緩やかな流れの中に一カ所、大きな段差があ…

  • 涼風を浴びる

    7月7日 六甲 / 大池地獄谷 晴裏六甲の谷は表六甲に比べ傾斜が緩やか。特にこの谷は段差の大きなところが少なく、水は谷底の岩を滑るように流れる。渓流シュー…

  • 納涼の候

    7月7日 六甲 / 大池地獄谷 晴今日は一日晴れて猛暑の予報。六甲ではそろそろ尾根歩きはご法度である。毎夏いくどとなく逃げ込む裏六甲の谷筋にやってきた。谷…

  • 霧、風、鈴

    7月4日 台高 / 木ノ実ヤ塚から薊岳を経てタイコウドウ谷東尾根を下る 曇時々雨復路は往路を引き返した。相変わらず辺りは霧に閉ざされたままで、風も唸り続け…

  • 想い出の頂へ

    7月4日 台高 / 薊岳から木ノ実ヤ塚へ 曇時々雨もう二十年以上も前、この辺りの山の周回ルートを模索する中で、この山を頻繁に訪れた時期があった。広場のよう…

  • 風の鳴る

    7月4日 台高 / タイコウドウ谷東尾根から薊岳へ 曇時々雨緩やかなアップダウンを繰り返す稜線を西に辿った。ときどき唸るように風がわたり、冷たい雨粒が頬を…

  • 雲の中へ

    7月4日 台高 / タイコウドウ谷東尾根から薊岳へ 曇時々雨今朝の空は重い雲に覆われて薄暗く、登るに従ってその雲の中に突入していくのが分かった。広い稜線に…

  • 梅林の桜・夏

    6月30日 六甲 / 洞川梅林 雨しとしと降る雨の中を洞川梅林まで歩いた。春に堪能した桜はすっかり葉を濃くしていた。春と同じアングルでカメラに収め、近くの…

  • 閉ざされる

    6月30日 六甲 / 再度山 修法ケ原 雨二週間前とは対照的に、対岸も見えないほど霧が立ち込めていた。雨脚は、弱まるか、と見えてはまたひとしきり強まる。…

  • 周回できず

    6月27日 鈴鹿 / 綿向山から最明寺へ下る 曇綿向山の頂上付近は木立がなく、広く鈴鹿の山並みが見渡せた。下山は別の道を下って周回しようと思っていたのだが…

  • 地を這う

    6月27日 鈴鹿 / 竜王山から綿向山へ 曇綿向山の山頂が近づくと、尾根の表面に根が張り出すようになった。地中に根を下ろせない硬い層があるのだろう。尾根は…

  • 落葉樹の森

    6月27日 鈴鹿 / 最明寺から竜王山へ 曇カエデ、ミズナラ、ブナ‥‥。森林限界を超える高山に登った後で、鮮やかな緑の森の中にはいると、しっくりと身体に馴…

  • 目に焼き付けて

    6月22日 八ケ岳 / 権現岳から天女山へ下る 曇下りにかかっても雲のかかる気配はなく、風も穏やか。背後には八ケ岳の峨々たるシルエット(写真上)。(写真中…

  • 喧騒の頂きを後に

    6月22日 八ケ岳 / 権現岳から天女山へ下る 曇権現岳の頂上は人ひとり立てるか立てないかの岩峰。次々と登頂する客が入れ替わり頂上に立ち、後は直下の岩場で…

  • 遮るものなく

    6月22日 八ケ岳 / 天女山から権現岳へ 曇前回の頂上はホワイトアウトで、近くの岩しか見えなかった(※)。今日はどんよりした空ではあったが、遥かまで見渡…

  • リベンジの山

    6月22日 八ケ岳 / 天女山から権現岳へ 曇蓼科滞在二日目は雨の心配はなさそうなので、八ケ岳へ。四年前と同じコースを選んだ。前回は雲に遮られまったく遠望…

  • 奇樹の森

    6月21日 蓼科 / 八子ケ峰から親湯へ下る 雨豪快な瀬音を聞きながら、滝ノ湯川沿いの森を逍遥した。苔の緑も樹々の緑も雨に映え、奇怪な形のヒノキは、今にも…

  • 親湯温泉に下る

    6月21日 蓼科 / 八子ケ峰から親湯へ下る 雨八子ケ峰から落葉樹林とカラマツ林を抜けて下ってゆくと、やがて足元から瀬音が湧き上がってくる。この滝ノ湯川沿…

  • 落葉松の林を過ぎて

    6月21日 蓼科 / 八子ケ峰から親湯へ下る 曇後雨四年ぶりの蓼科訪問。初日は雨模様のため、八ケ岳登山は明日に延ばし、大きな傘もさせる森の中のコースを選ん…

  • 糸垂れて動かず

    6月16日 六甲 / 洞川湖 曇この湖畔には釣り人が過ごしやすいような設えがしてあって、日曜の朝に通りかかるとたいてい何人もの客が糸を垂れている。みな常連…

  • しなをつくる

    6月16日 六甲 / 洞川梅林 曇 ヒメジョオン春とは打って変わって一面に草の繁茂した斜面は、まだ雨に濡れそぼって腰を下ろすところもなく、頂上の東屋に荷…

  • 水面に映る

    6月16日 六甲 / 再度山 修法ケ原 曇朝、雨上がりの水蒸気を含んだ空気は冷ややかに動かず、木立と、水面に映るその影とが、ひとつに溶けあって見える。湖…

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