法令や制度改定を利用者に説明するとき、難儀することがあります。制度改正は政治の方針や法律に則って、行政が細かい通知ややり方を決める。そして現場で運用するわけだが、これに噛みついてくる利用者がいる。 確かに「医学的判断」「薬学的判断」はプロのやることですが、すでに行政の側で答えが決まっていて、それを行政から明示されずに正解を出せと言われている気がする。ゴールポストを変える気満々じゃないかと疑ってしまう。最近は特に公平な制度を求める世論が多いので、そのための細かい制度決定は行政が行うべきである。 国民も、制度に対する意見は行政に行うべきである。医療従事者に求められても違うのである。 もちろん、医療…