映画『ある男』を鑑賞 昨日お話した小説『ある男』の映画版です。 前半かなりの時間を割いて、里枝と大祐 ( X ) が知り合う頃の話や、家庭生活においての大祐の様子を描いている。それによって、里枝と息子・悠人 ( 大祐にとっては義理の息子 ) の喪失感がよく理解できた。 悠人と花 映画に思いがけないシーンがあり、驚いた。 悠人が母親に「花ちゃんには ( お父さんのことを ) 僕から話すよ」という言葉だった。 これは小説にはないセリフ 実は、前記事のコメント欄に、私はそれと同じことを書いたばかりだった。 《 犯罪者の息子だということを世間のバカな大人が軽薄にけなしていますが、もし花がそれを気にする…