とある福島県民の雑記ブログです。 テーマはローカル・自然・ふるさと・教育・働き方・職人・まちづくりetc… 福島には「ほんとの豊かさ」があると信じています。
福島県民にとって、少しばかりびっくりするニュースが飛び込んできました。 高校野球の夏の甲子園出場をかけた福島県大会で、2007年から13連覇中だった聖光学院が敗れました。もし14大会連続甲子園出場となれば歴代最多タイ記録でした。 聖光学院高校野球部は、福島県民のみならず高校野球に詳しい人誰もが認める、県内屈指の強豪校です。僕自身が野球に興味を持ち始めたのがちょうど2006年頃だったので、それからというもの聖光学院が県大会で敗れるのを見たことはありませんでした。 そんな圧倒的王者でしたが、ここ数年は他の高校との力の差は縮まってきていました。聖光学院を王者とするならそれに次ぐ県内No.2ともいえる…
本を読んでいて印象に残った内容をご紹介。 仮想空間シフト 作者:尾原 和啓,山口 周 エムディエヌコーポレーション(MdN) Amazon 1973年、アイスランド沖のヘイマエイ島という島で火山の噴火が起きました。幸い住民のほとんどが無事に救出されましたが、住民の約3分の1が家屋を失うことになりました。 これに対し政府は補助金を支給し、住民はそのお金で家を再建してもいいし、どこか別の場所へ移住してもいいことになりました。ヘイマエイ島の住民の多くは先祖代々の家業である漁業に従事し、自分自身これからも、そして次の世代も漁業で生きていくという前提で生きてきたと言います。そこで発生した噴火という災害に…
長引く梅雨と土砂災害。被害に遭われた方へお見舞い申し上げます。 以前お会いした造園の先生の言葉を思い出します。 「土砂崩れは、自然が自らの不安定さを解消しようとする現象。崩れることで安定した状態になる。」 土砂崩れは自然現象の一つにしかすぎず、そこに人間の暮らしが存在して初めて土砂「災害」になります。雪山の奥地で雪崩が起きても誰も気に留めないのと同じで、人間の暮らしの及ばない山奥で斜面が崩れても、僕たちの生活に影響が無ければ災害にはなりません。 問題になるのは、自然の安定した状態を、人為的に不安定たらしめている場合。一度人の手が入った場所を維持管理していく方法は2つ。これからも人の手を介入させ…
工房に一人の訪問客。ミヤマクワガタのオスである。 実物を見るのは子供のころ以来だったかもしれない。それでも東部の特徴的な突起を見て、一目でミヤマクワガタだと分かったくらいだから、幼少期の自然体験は侮れない。 あの頃はよく、親に連れられて木を蹴っ飛ばしに行ったものだった。家には虫かごがずらっと並んでいて、クワガタとカブトムシと、カラフルなゼリーが入っていた。あとは実家が建具屋なので、おが屑とか木っ端とか入れていた。 昆虫といえば、福島県田村市にある「ムシムシランド」を思い出す。旧常葉町にある公設民営の自然園で、常葉町特産の葉タバコ用を栽培するための腐葉土からカブトムシの幼虫がたくさん見つかったの…
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