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  • 冬のアリさん

    「晴れ、気温10度超える」との予報が出たため、1月最後の日に久々青葉の森を歩く。暖かいといっても、森の中はややひんやりしていて、久々に吸い込んだ森の匂いが冷たいまま嗅覚に触れ、心地よい。それでも、昼を過ぎたあたりから空一面に青空が広がり、すっかり葉を落とした木々の間から陽が射してきてニット帽の中は少し汗ばむくらいだ。こんな暖かさでは、クマさんもおちおち冬眠していられまい、とすこし不安になるが、さすがに厳冬期にクマ鈴を鳴らすのは臆病すぎるな、とザックのポケットから取り出してザックに括るのはやめる。「おや!」あたたかな日差しを浴びた南斜面の登山道の落葉の上を少し大きなアリが一匹ゆっくり足を運んでくる。「仙台で1月にアリさんを見たのは、生まれて初めてかも。」家に帰って、ネットの図鑑を調べてみたらムネアカオオアリ...冬のアリさん

  • 雪雲にかすれるウルフムーンだったが・・

    本日2024年1月26日未明、2時54分は新年最初の満月であった。アメリカでは、この月をウルフムーンというそうだ。なんでも、厳冬期にエサが少なく腹をすかした狼たちが月に向かって遠吠えるので、そう命名されているとのことである。可哀そうな話ではあるが、厳しい冬でも生きていくかれらの姿を思い浮かべると、なにやら元気をもらえる。厳冬の冴えた満月に向かって前足に力を込めて遠吠える狼の姿が、なんとも新年に込めた生存のエネルギーというものを感じさせる。そんなウルフムーンを写真に収めようと、3:00amには目覚めていたので、P950くんを手に取って戸外に出てみたが、あいにく小雪が舞っていて、ウルフムーンは険しく流れる雲に時おり姿を現す程度という生憎の空模様だった。そんな悪条件の中で何とか姿をとらえた1枚が下記の写真である...雪雲にかすれるウルフムーンだったが・・

  • 2024年の厳冬期に聴くロ短調ミサ

    今季最大級の寒波が来ていて、朝窓を開けたら当地においても数センチの雪が降り積もっていた。降った雪は強い北西の風に吹き飛ばされている。外はさぞや寒かろう。能登の被災地はどうなっているのだろう。ウクライナやロシヤの兵隊さんたちは塹壕の中で凍えているだろう。などと頭をよぎるのは「負」の映像ばかりだ。朝5:00から放送されているNHKFM「古楽の楽しみ」は毎日聴いているわけではないが、今週はバッハの「ロ短調ミサ」が鈴木優人さんの解説で、五日間に分けて丁寧に放送されているので聴こうとしていたが、寒さのせいか酒のせいか最近目覚めが遅く、気が付いたら5:30をまわっていたなんてこともあり、すべて聴けていない。そんなことをきっかけに、あらためてYoutubで検索にしてこの大作を改めて聴くことにした。Wikipediaが説...2024年の厳冬期に聴くロ短調ミサ

  • 2024年の「月面X」さんが現れてくれたよ!

    昨夜、予報はまったくの曇り空であるので諦めてはいたが、念のため19時30分頃に外をのぞいたら、薄い雲のヴェールが流れているものの、上弦の月が天頂から西にやや傾きつつ輝いていたので、あわててP950くんを三脚にセットして、手押しシャッターながら数枚のズーム写真をとった。確認して見ると「月面X」がはっきりと浮き出ていた。新年初めての吉祥である。①能登半島震災②日航機と海保機の衝突炎上③まっちゃんらお笑い芸人と吉本興業の組織ぐるみ性加害報道④自民犯罪者党に対する東京地検の腰抜け捜査などなど、新年早々オイラにとって心晴れない日々が続いていたが、ほんのりとした幸福感が訪れた2024年1月18日の宵であった。きっとJAXA探査機は月面に降りてくれるのだろう。二番目の福音を待つ。2024年19:40ころ2024年の「月面X」さんが現れてくれたよ!

  • 月面Xの夜だが期待できないので

    今夜19時50分頃、2022年12月30日以来の好条件で「月面X」の観察ができる日だと天体観察手帳により教えられていた。お月様が上弦の時に、月にかかる太陽の光の角度によって、月のクレーターの山頂付近がX状に浮き出る時があり、年の1度あるかないかの貴重な日だ。昨年はチャンスに恵まれなかったので、晴れたらいいなと思っていたが、17時現在、空は厚い雲に覆われており、どうやら期待薄だ。今年はチャンスはもう一度だけ。3月18日の午前0時10分とのこと。酔って寝てるかも。ということで、2022年12月30日に買ったばかりのP950くんで撮影したファイルがあったので、もう一度Picasaで編集し、今日にブログに貼り付けて、「お月見」ならぬ「おえっくす見」といこうか。さて、この20日に日本のJAXA探査機が月面着陸予定だ...月面Xの夜だが期待できないので

  • 「冬の星座」と「星の界(よ)」を歌い分けれるか

    日本人の中高年以上のヒトたちで、唱歌「冬の星座」と「星の界(よ)」を歌い分けられるヒトがどれぐらいいるんだろう。下にふたつの歌の歌詞の一番を添付したが、「さあ、どうぞ!」といわれて歌ってみると何やら混乱しまいか。8・7・8・7・8・7・8・7という文字数による調子も、歌詞の長さも、メロディーもよく似ている。よって、歌い分けられるヒトでも、「冬の星座」の歌詞を「星の界」のメロディーで、反対に「星の界」の歌詞を「冬の星座」のメロディーで歌ってもなんら違和感もなく歌えるだろう。ちなみに、ふたつの歌とも原曲はアメリカ人の歌の替え歌であるということも似ていて、「冬の星座」はウィリアム・へイスというヒトがが1871年にポピュラーソング「愛しのモーリー」として作曲したものに堀内敬三が替え歌を作詞し、昭和22年(1947...「冬の星座」と「星の界(よ)」を歌い分けれるか

  • テント場からのほしぞら撮影

    おとついの新月の夜、21時ころにベランダに出たら雲がなくオリオンが美しく輝いていたので、久々にインターバル撮影したものを比較明合成してオリオンの軌跡を記録したいと思い、100枚撮影の設定をして部屋に入った。約20分後にカメラの回収をしたが、なぜか半分の50枚しか記録されていなかったようだ。50枚程度では下のように十分な軌跡とならないとならない。失敗の原因は、カメラの設定がJpg撮影とRAW撮影の同時撮影だったため、おのおの50枚づつ計100枚撮影された時点で、カメラの知能が100枚終了と判断したためのようだ。倍の200枚撮影設定にするか、jpg・rawのどちらか1本にするかの設定を行う必要があった。このところ星空撮影もご無沙汰、なおざりにしていたので、このような失敗したようだ。カメラの設定なんてすぐ忘れる...テント場からのほしぞら撮影

  • 美ケ原からの山岳展望に息をのむ

    2024年は、能登半島の震災からはじまった。日を追うごとに被害の実態が明かされて、地下の浅い地点に伸びる活断層を震源とした直下型地震の恐ろしさを目の当たりにした。建物や道路の被害は東日本大震災をはるかに超えるようだ。日々たゆることのない映像に気がめいて、新春の歓びを日記に連ねる手も凍ったままだ。だが、いつまでも滅入ってばかりはいられないだろう。被災地の被災者たちのたくましさに、逆に勇気づけられながら、この年を歩きだそうではないか。昨年は決して「年齢」のせいではないが、山に登ることもテントや山小屋で過ごすこともてっきり少なくなった。運動量も著しくおちて、体重はそれに呼応するように増えた。要するに体力は低下する一方だ。これではいけない。運動量を回復して体力の向上と減量、ようするに生活改善に取り組まないといけな...美ケ原からの山岳展望に息をのむ

  • ゴジラに絶望せず、早春の復活祭を待とうではないか

    正月二日の夜に放送されたNHKFMの「まろのSP日記第27集」を「らじるらじる聞き逃し」できょう午前に聴く。この番組は、N響コンサートマスターの愛称「まろ」こと篠崎史紀(しのざきふみのり)さんが、ご自身が蒐集しているなつかしSPレコードに刻まれたヴァイオリン曲などを聴かせてくれる番組で、盆正月などに不定期に流されている。クライスラーやハイフェッツなどのオイラの生まれるずっと以前に刻まれたSPレコード盤の名盤が、NHKスタジオでいちいちゼンマイをまいて、いちいち針を交換して、あのラッパがついた蓄音機により再生されるのであって、ワレワレは残念ながらその音をラジオを通して聴くわけだが、なんともノスタルジックなノイズの微かな音ととも流れるその再生音は、聴く者をはるか古き良き夢の国へ誘う。SPレコードは賢治さんの生...ゴジラに絶望せず、早春の復活祭を待とうではないか

  • 2024年のゴジラ襲来

    年が明けて、目の前に信じられない光景が続く。まずは、元日の夕刻能登半島を揺るがした巨大地震。朝市の拠点を中心とした輪島の市街地の消失についてインタビューを受けた住民の老婦は、「まるで空襲を受けた後のようだ」と茫然としていた。古い家並の多くが押しつぶされていて、それは正月の午後の親族を交えた団欒を一気に消し去ったのではないかと想像され、まだ多くの人々が取り残されているのではないかと危惧する。まだ、三日現在、被害の全容は明らかではない。能登半島の惨事があって気づいたのだが、幾本の活断層がズレたといわれるこの地質帯のどまんなかに「志賀原子力発電所」がシレッと存在していたことである。能登半島や伊豆半島はその形を見れば、地球創成以来、どんな力が加わってあのような形になったのか、素人でも分かりそうなものである。まあ、...2024年のゴジラ襲来

  • 2024年、ことしも富士を眺めてゆく

    昨年末から、下記の富士山ライブカメラを登録させていただき、おもに星空を眺めているが、ごらんのとおり昼間でも余計な障害物がなく流麗な裾野を従えた富士山が正面から眺められ、このスポットだと、富士山周辺にしては夜空が暗く星々が輝いていて、流星観測にも向いているすばらしいライブだ。山中湖の北島方面のやや標高の高い別荘地にカメラを設置したものと思われ、富士山には西から南方面の空が広がる。遠くに見えている白い山並みは、南アルプスの南部であろうか。とてもいいビューポイントと思う。掘っ立て小屋でもいいから、こんなサイトに住んで、日がな富士を眺めていたかったと人生をうらやむ。しかたなく、映像のお世話になって、テーブルのノートパソコンを開くいては、昼夜を問わず、このライブ富士を眺めさせていただいている。じつは、シリーズで歩い...2024年、ことしも富士を眺めてゆく

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