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  • 毛糸玉のような顔

    顔が,毛糸を丸めたように,まん丸で,超めんこ。黒くって,大きな丸い目と,ピンと突き出した触角。このように拡大して見ると,触角と黒い目が,ガーディアン・オブ・ギャラクシーに登場していたマンティスのイメージとかぶる。丸めたストローを伸ばした。横から見ると,もっとまん丸な顔。翅に,白っぽい斑が,一列に並んでいる。スルーしてしまうことも多いイチモンジセセリだけれど,こんなにかわいく写るんだね。(2024/08/18イチモンジセセリ)毛糸玉のような顔

  • 白いムラサキツメクサ

    何かの記事に混ぜようと思っていて,そのまま忘れていた。探して見つけたわけではなく,車から降りたら,すぐそこにあった。よくわからないが,白いムラサキツメクサって,シロツメクサの四葉並に珍しいものなのだろうか。ネットで調べたら,シロバナアカツメクサ(又は,セッカツメクサ)という,白い花の品種があるようだ。品種化されているものなら,それほど珍しくないかもしれないが,私は,初めて見た。この周辺で,白い花を咲かせていたのは,この株だけだった。(2024/08/10ムラサキツメクサ)白いムラサキツメクサ

  • ヤンマの夏

    この夏に出会ってきたヤンマたち。ギンヤンマは,伊豆沼で撮影したものを記事にしたが,その後も,水辺に行くたびに,出会ってきた。子どもの頃は,憧れのトンボで,自分とは関わりのない,遠い存在だった。おとなになって,フィールドに出るようになると,各地で出会うようになったが,捕まえようなんて思わなくなったし,ヤンマは『飛ぶ』生き物なので,撮ろうなんてことも思わなかった。それが,今,私のようなドン臭い人間でも,こんなふうに,飛んでいる姿を撮影して,楽しむことができるようになった。詳しく書くと長くなってしまうので,自重するが,これは,カメラとレンズの長足(ちょうそく)の進化のおかげに,他ならない。本当にありがたいことだ。感謝しかない。今回,ここに貼ってきたのは,青葉山公園の池にいたギンヤンマ。このとき,飛んでいるコシア...ヤンマの夏

  • 美しい花風景?

    山形市を一望できる高地に,こんなに見事な花風景があった。前月,各地で開催されたひまわり祭りの花風景にも匹敵する,と,素直に感動。きれいだなぁ,と思いながら,写真を撮った。しかし,大馬鹿だった。この花々は,ヒマワリと同じキク科ではあるが,特定外来生物に指定されているオオハンゴンソウ(大反魂草)だった。寒冷な気候を好み,また,地下茎による繁殖力が半端なくすごいため,高地にある国立公園などでは,大群落を作っており,在来種への影響が出ているようだ。他の植物の成長を邪魔する物質を出すので,大群落が形成された場所からは,高原植物などの在来種が消えてしまう。根絶するには,地下茎ごと排除する必要があり,各地で,その作業が行われているようだが,かなり手強いようだ。同じ風景でも,そういう知識を得る前と後では,全く違って見える...美しい花風景?

  • めんこガエルめっけ

    今回の記事は,なので,苦手な人は,速やかに,ここから逃げて...山形県の県民の森。薄暗い森の中,沼の岸辺を歩いていたら,こんなめんこなカエルと出会った。一旦,葉っぱの上に乗ったゴミと思って,通り過ぎてしまったが,戻って,よ〜く見たら,ちっぽけなカエルだった。お尻に,まだ,おたまじゃくしの尻尾が付いていた。どうよ。このめんこさ。(2024/08/18シュレーゲルアオガエル)めんこガエルめっけ

  • ラーメンのおかげ

    途中で,ゆっくりとラーメンを食べてから行った。にんにくスライスがたっぷり入った野菜炒めに,さらに,おろしにんにくをスプーン一杯追加。スプーン一杯の幸せ。ときに,食欲は,鳥見欲に勝つ。こんなことしているから,到着したとき,鳥の海は,すでに満水になっており,干潟がなくなっていた。仕方なく,浜の方に行くと,台風の影響なのか,珍しくも,ウミネコの群れが羽を休めていた。そこに,1羽のチュウシャクシギが,ひらりと飛来。超ラッキー。ラーメンを食べてきたおかげで,タイミングばっちりだ。チュウシャクシギが,ウミネコの群れに混ざっている,珍しい光景。このチュウシャクシギ,何度か,低空を旋回するように飛んでくれた。腰の白い三角。ピピピピピピピと,鳴きながら,飛ぶ。異名は,セブンホイッスラー(SevenWhistler)。世間的...ラーメンのおかげ

  • アオアシシギをしゃぶる

    前回は,ず〜っと,元気に走り回っていたが,今回は,おとなしく,佇んでいたので,姿をじっくりと鑑賞できた。全体に白が勝っている清楚な姿。走り回っていると,長屋の元気なおばちゃん,て感じだが,本来のアオアシシギは,躾の行き届いた,武家の子女。顔のアップ。丸くて大きな目が,『鬼滅の刃』に出てくる産屋敷家(お館様)の子どもたちの目にそっくり。まさに,武家の子女。羽繕いのとき,こんな表情も見せてくれた。つむった目と曲げた首,そして,白い喉。上品な色気がある。正直,庶民派のキアシシギは,結構早い時期に見飽きてしまうが,アオアシシギは,見飽きることがない。下を向いたときの,背中の模様が,また美しい。こんな模様の手ぬぐいやバンダナを売っていないものか?この日,ここの干潟には,キアシシギたちも入っていて,相変わらず,コマツ...アオアシシギをしゃぶる

  • 台風の置き土産?

    台風7号が沖合を通過中の蒲生海岸。最初は,「なんだ,こいつ?ゴキブリ?」と思った。しかし,よく見ると,甲虫だった。尋常じゃない光沢があり,異様なくらい,キラキラ光っている。カミキリムシじゃないし,クワガタムシやコガネムシの仲間でもなさそう。とりあえず,現場では,写真を撮っておいて,夕方,家に戻ってから,図鑑で調べてみると,タマムシの仲間っぽい。光沢が強くて,見にくいが,背中に2対の白っぽい斑がある。私の図鑑で,これに該当するのは,アオマダラタマムシだけ。ネットで検索すると,南方系の虫で,福島県が北限との記載があったが,別の記事によると,2020年に,宮城県でも発見され,今は宮城県が北限になっている,という。とはいえ,この個体は,宮城県産,というより,台風が,南方から運んできた可能性が高いように思われる。通...台風の置き土産?

  • 知らなかった~

    はまっていた,というほどではないが,チョウやトンボを撮るために,マクロレンズは,常に2~3本は手元に置いて,楽しんでいたことがあった。しばらく前に,レンズはすべて売り払ってしまったが,最近,また,虫が面白くなってきてしまった。で,ご近所に出かけ,手持ちの100-500mmのズームレンズで,キチョウを撮影して楽しんでいたのだが,久しぶりに図鑑を見ると,何と,知らない間に『キチョウ』は,『キタキチョウ』と『ミナミキチョウ』に分けられ,『キチョウ』というチョウは,いなくなっていた。宮城県にいるのは,『キタキチョウ』らしい。分類については,以前から,トンボ分野では,カワトンボが,『ニホンカワトンボ』に統一されたり,鳥分野では,ハヤブサが,タカの仲間でなくなったり,メボソムシクイに,『コムシクイ』と『オオムシクイ』...知らなかった~

  • その虫,凶暴につき

    ムシヒキアブの仲間は,ほかの虫を捕まえ,その体液を吸う。獰猛な虫で,虫に感情があれば,まさに恐怖の対象。その仲間の中で,フィールドで目立つのが,アオメアブとシオヤアブ。アオメアブは,美しい目が,目を引く。青い目はとっても美しいが,口元のひげの下に,恐ろしい口吻が見える。この黒い口吻を,捕らえた虫に突き刺して,体液を吸う。横から見ると,こんな感じ。獲物をがっちりと捕まえられるよう,足先が二股に分かれている。こちらは,シオヤアブ。アオメアブと同じく,太くて,黒い,口吻が見える。見るだに,恐ろしい。でも,強い虫が好き,という人は,こういうのが,堪らないかもしれない。足の構造も,アオメアブと一緒だった。動きが,なんだか変だったので,よく見ると,もう1個体と繋がっていた。なお,アブの仲間では,人から吸血する種類もあ...その虫,凶暴につき

  • ウェストがくびれた女はヤバい

    ハチの仲間で,人を刺すのは,腰がくびれている細腰亜目に属するハチに限られる。また,ハチの針は,産卵管なので,人を刺すのは,メスだけ。タイトルの『ウェストがくびれている女』って,人間の女性ではなく,ハチのメスのこと。今回,記事に上げるのは,そんなハチの中のコアシナガバチ。ご覧のとおり,しっかりと,腰がくびれて,スタイルも,色彩も,美しいハチだ。このハチは,自分用には,主に花蜜や樹液を食べているが,巣で待つ幼虫のため,イモムシなどを狩る。今回捕らえたのは,イモムシと違って,翅も足もあるツマグロオオヨコバイの成虫。ツマグロオオヨコバイの生前の姿。その姿がバナナに似ていることから,『バナナムシ』とも呼ばれる,めんこな虫だ。あ,捕まえられた。バナナムシの独特の模様が,ハチのアゴの下にあるのが見える。あぁ,がっちり,...ウェストがくびれた女はヤバい

  • しりあげ虫

    昆虫の仲間には,人間の空想を,そのまま現実にしたような,不思議な生き物が,多くいる。この虫もそんな感じ。英名では,スコーピオン・フライ,と,なかなかカッコいいが,和名では,しりあげ虫,と,味わい深い名になる。たぶん,種名は,ヤマトシリアゲ。オスは,英名のとおり,サソリのように,上に反った尻尾が特徴。丸まった尻尾の先端には,交接器とハサミが隠されており,メスと交尾するときに使うほか,オス同士が争うときにも使うらしい。常には,丸めた尻尾に,大事な武器を隠しているのがいい。この尻尾の存在が,この虫を,ジブリのアニメに出てくるような,不思議な生き物に見せている。なんか,原始の昆虫のような雰囲気もあるが,事実,この仲間は,2億5千年前から,存在しているらしい。メスと交尾する方法もユニークで,メスに食べ物をプレゼント...しりあげ虫

  • 見間違えた

    見間違えたのは,コオニヤンマではない。コオニヤンマは,一見,オニヤンマとよく似ているが,フィールドでも,見間違えることはない。オニヤンマは,飛び回ってなかなか止まらず,止まるときは,ぶら下がって止まるが,コオニヤンマは,しばしば止まり,何かの上に乗っかって止まることが多い。コオニヤンマは,そもそも,ヤンマの仲間ではなく,サナエトンボの仲間なので,胸の模様も,オニヤンマとは全然違う。間違ったのは,こっち。沼の上を,ず〜っと飛び回っていた,黒・黄の大型トンボ。撮っているときは,オニヤンマだと思い込んでいたが,家に帰ってから,写真を見ると,違っていた。胸に,オニヤンマにはない緑色があった。カメラの設定を間違えて,ブレが目立つ写真ばかりになってしまったが,写真をよく見ると,オオヤマトンボだった。そうとわかった上で...見間違えた

  • 雲の中を飛ぶ

    蔵王お釜周辺,高度1,700m付近。アマツバメの声がにぎやかに聞こえるが,姿を探しても,なかなか見つからない。と,思っていたら,雲の中を飛ぶ姿が,薄く見えた。雲が,この日,このときは,私がいた場所のわずか上を流れていたので,こういうことになった。雲の中を飛ぶってことは,ミストの中を飛ぶってこと。暑い夏は,気持ちいいだろうなぁ。数は数えなかったが,撮影した写真を見ると,50~60羽は,いたかもしれない。にぎやかなアマツバメの声の下では,ビンズイが,さえずっていた。以前は,この周辺がビンズイだらけになっていたこともあったが,ずいぶん少なくなってしまった。こちらは,カヤクグリ。姿は地味だが,鈴を振るようなさえずりが,とってもきれいな鳥。コマクサも,まだ大丈夫だった。蔵王のコマクサは,駒草平や熊野岳まで行かなくっ...雲の中を飛ぶ

  • 赤とんぼの季節

    もう出ているかな,と,家の近くのポイントに行ったら,いた。真っ赤なの。マユタテアカネ。名前の由来が顔にある。私は,眉ではなく,ぶたの鼻のように見えるので,『ぶたアカネ』と思っている。だから,ホントの名前を,よく忘れる。今回も,図鑑を見て,名前を調べてしまった。このトンボは,真っ赤になるので,出現初期には,出会えるとすごく嬉しい。緑色の中に,染み入るような真っ赤。メスは,翅先端に,ノシメトンボのような黒っぽい斑が現れる個体も多い。ここは,同じく真っ赤になるマイコアカネも出るはずだが,今回は見つけられず。これからなのか。この一週間前の蔵王には,まだ赤くなっていないアキアカネとナツアカネがいっぱいいた。アキアカネとナツアカネは,互いに似通っていて,紛らわしいが,胸の模様を見ると,上がアキアカネ,下がナツアカネか...赤とんぼの季節

  • 蝉しぐれの中の『?』

    青葉山公園の三の丸周辺。蝉しぐれの中,蝉の抜け殻がたくさんあった。足下の地面には,蝉が出てきたと思われる穴がいっぱい。とても不思議だったのは,木の高い所にも,足下にも,抜け殻があった,ってこと。セミは,地面から出て,木の幹などにすがって羽化するが,羽化する場所をどのようにして決めるのだろう。一見すると,木の高いところで羽化した蝉は,ずいぶん苦労して登っていったんだろうな,と思うし,足下の草などで羽化した蝉は,ラクしたんだなぁ,と思いがちだが,もしかすると,ず~っと地面を這ってきて,ここにたどり着いたのかもしれない。ちなみに,我が家の庭でも蝉が羽化しているが,抜け殻が地面がコンクリートの場所にある踏み台にあり,出てきたと思われる穴から,5~6mは,離れていた。ホント,不思議だ。次からは,羽化した後の蝉たち。...蝉しぐれの中の『?』

  • 丸い鳰

    丸。左にぶるぶる。右にぶるぶる。ふわっふわ。三の丸にある長池では鳥が近い。(2024/08/11カイツブリ)丸い鳰

  • 田んぼと鷺

    稲の背丈が高くなってきた田んぼ。風が通り抜け,サワサワと,若い稲穂で,さざなみを作る。そんな青い田んぼに見える白いサギの頭。風が頬を撫でる感覚,米の匂いが微かに含まれた田んぼの匂い...。田んぼが黄金色に変わった季節も楽しみ。(2024/08/03ダイサギ)田んぼと鷺

  • 宿題の解答は?

    以前,ハンミョウの記事を書いたときの宿題を解くため,蔵王に行ってきた。蔵王に行くと,ハンミョウと良く出会うが,その種類は,何なのか?解答。ミヤマハンミョウ。予想どおりの『やっぱり』な結果だったが,自分で確認しないと気が済まなかった。ミヤマハンミョウは,一見地味な昆虫で,よ〜く見ても地味だが,翅の端っこに,青緑系の構造色が見えるような気がした。そして,そのときは,目の錯覚かもしれないと思ったが,飛んだとき,青緑に光ったように見えた。気になったので,家に帰ってから,ネットなどでいろいろ調べてみたら,どうやら,地味な翅の下に青緑に輝く美しい腹部が隠れていたようだ。目の前にいたのに全然気づかなかった。捕まえて裏っ返せば良かっただけなのに。自分の予習不足が原因で,また,そこまで解説している図鑑がなかったせいだが,正...宿題の解答は?

  • 夏,海と空と鳥と

    海も,空も,青かった。実際は,無茶苦茶暑いのだが,海や空の青がある景色は,清涼感を感じさせてくれる。夏の海を背景に佇むコアジサシ。空の青に,白い体が映える。こちらは,今年生まれの幼鳥。あどけなさが漂う。やっぱり,青い空に似合うのは,成鳥の白だ。このとき,この砂浜に,コアジサシは,この親子2羽だけだった。シロチドリは,10羽くらいいただろうか。シロチドリも,熱くなった砂浜が,似合う鳥。お立ち台にも,上がってくれた。砂浜が熱いときは,何かの上に乗っていることが多いように思う。砂浜にいる鳥たちは,ビーサン履けないから,砂の熱さが,直接,足に伝わってしまう。何かに驚いて,一旦飛んで,戻ってきたとき,青い空に,白い体が映えた。このとき,飛んだ個体は,7羽。夏の青い背景に,白い鳥を楽しむことができ,満足。この帰り道,...夏,海と空と鳥と

  • 捕りたい鳥 vs. 捕られたくない魚

    ササゴイは,狩りの名手とされている。この日は,運良く,そのササゴイの狩りを観察することができた。しかし,成功確率は,今季の東北楽天ゴールデンイーグルスの勝率までも届かない感じ。平たく言うと,5割以下,ということ。最初は,なかなか型の良い獲物をゲット。ほう,さすがだな。なかなかやるな。と,思って,次も...,と,狩りの名手ぶりを期待し,固唾を飲んで,見ていたが,失敗。すごすごと岸辺に引き返す後ろ姿。気を取り直して,再度,狩りのポジションに付くが、また,同じように,失敗。失敗すると,盛大に飛び散らかした水飛沫が,なんとも悲しい。水飛沫と共に,魚まで飛んでいるし。これって,このササゴイが,不器用,というより,魚の方の生き残り戦略に,素直にはまっていたのかもしれない。数匹だったら,狙いも付けやすいが,群れが大きく...捕りたい鳥vs.捕られたくない魚

  • 究極にめんこ?

    ソリハシシギって,こんなに,めんこかったっけ?ソリハシシギは,キアシシギよりちょっぴり背が低くって,くちばしが上に反っているのが特徴の小さなシギ。ウミネコと比べると,こんなに小さい。オレンジ色っぽい黄色い足で,元気に干潟を駆け回る。これまでも,めんこだなぁ,と思っていたが,この子は,別格に,めんこに見えた。人間と同様,鳥も,1羽1羽,容姿が異なるが,この子は,人間だったら,愛姫(めごひめ)を演じていた頃の後藤久美子さんの可愛さに匹敵するかも。日本産野鳥の中では,コサメビタキが最も写真映りが良い鳥だと思っているが,このソリハシシギ,目の付近が,コサメビタキと似ている。真っ黒でまん丸の目と,目の周りが白いとこが,コサメビタキの特徴と共通。それと,この子,他のソリハシシギより,目が大きくって,モモンガ的な可愛さ...究極にめんこ?

  • となりのカニはよくカニ食うカニだ

    この記事には,カニがカニを食べている場面が出てきます。苦手な方は注意願います。久しぶりの蒲生干潟。シギチの秋の渡りを楽しみに来たのだが,カニたちが,とてもにぎやかだったので,つい足元ばかり見てしまった。ちっちゃくて,体色が砂に同化し,砂のかたまりが動いているように見えるのは,コメツキガニ。写真ではよくわからないが,1㎝に満たないくらいの小さなカニだ。私が動くと,一斉に,サーっと穴に隠れるが,隠れそびれて,残っている子も有り。数限りなくいる感じ。夢中になってコメツキガニを観察していたら,いつの間にか,すぐそこに,ソリハシシギがいた。飛ばす前に気がついて良かった。この子,コメツキガニを食べていた。このソリハシシギ,無茶苦茶かわいかったので,明日の記事に,再登場してもらおう。コメツキガニよりずっと大きくて,がっ...となりのカニはよくカニ食うカニだ

  • 花とみつばち

    このタイトル,どこかで聞いたことあるな。郷ひろみだったかな?どうでもいいけど今日の記事は,この頃,観察できた,花とミツバチの組み合わせ。7月下旬まで,山元町で開催されていたひまわり祭り。やや小さめのヒマワリが畑にびっしり。7.6haに280万本というから,すごい。もっかい言うけど,280万本!『咲』という字は,笑う,という意味もあるが,まさに,280万の花が笑っていた。つぼみもかわいい。横顔も。このヒマワリに,何か来ていないか,と見たら,探すまでもなく,ミツバチが,たくさん集まっていた。ミツバチがいない花がないほど。ヒマワリの花の黄色い花びらは舌状花。中の円盤状のところにある,つぶつぶ,ひとつひとつが,管状花(筒状花ともいう)。ミツバチは,このためにこういう色と模様になったのではないか,と思うくらい,ヒマ...花とみつばち

  • 世の中,いつまでも甘くない

    以前,カンムリカイツブリの親が,何度も繰り返し潜水して小魚を捕り,子どもたちに与えている光景を紹介したが,世の中,いつまでも、そんなに甘くない。今回も,親は何度も潜水していたが,前回のような給餌光景は,観察できなかった。親が浮上すると,以前と同様,子どもが素早く寄っていって,餌をねだるが,親が子に餌を与えることなし。一見,冷たく見えるが,わざと餌を与えず,子どもが自分で魚が捕るよう,仕向けていたようにも見えた。親が潜水した後を追って,自ら潜水を始めた子もいた。右側に潜水したのが,親。追いかけて,子も潜水。半歩の成長。一方で,甘ったれて,ず〜っと,親の後に付いていた子もあった。末っ子なのかな。甘やかすのは,人間も,カンムリカイツブリも,母親の役割?(2024/07/27カンムリカイツブリ)世の中,いつまでも甘くない

  • バンの4きょうだい

    バンの子どもが1羽いた。まもなく,別の子ども1羽を連れた,親がやってきた。ん?奥に,まだいる。結局,子どもバンは,4羽いた。孵化したばかりのように,ちっちゃくて頼りない。でも,いっちょ前に,親と同じいろのくちばしがあり,足指もしっかりと長い。体の横に,ピンクのちっちゃな手が,見えている。何とも言えず,めんこ。お母ちゃんっ子ひとり除いて,3きょうだいが,きれいに,整列。めんこ。葉っぱの上に,親子水入らずの光景。ハスの葉に,基本,隠れている。が,見えていた。近くには,大きくなった子どももいた。人間で言うと,少年って感じかな。スケボーでオリンピックに出る世代。バンは,年に2〜3回繁殖するので,この子は,さっきの雛たちの,お兄ちゃんか,お姉ちゃんかもしれない。スケボーではなく,葉っぱに乗って,スケボー気分。オリン...バンの4きょうだい

  • 体重制限あり?

    子どもの頃から,生き物好きで,本好きだったので,図鑑を始め,生き物が載っている色んな本を,手当たり次第に読んでいた。その中に,スイレンのような葉の上に乗ったレンカクのイラストがあって,レンカクは,足指が長いから,葉が沈まない,というような説明が付いていた。目の前の,この光景を見て,そんなことを思い出した。バンだって,足指は長い。だから,捨てたもんじゃない。そ〜れ。ほい,ほい。レンカクに負けるもんか。でも,あれれ?ずぶぶ?沈んではいなくって,葉っぱの上には,乗っているんだけどねぇ。体重制限があったか?(2024/07/27バン)体重制限あり?

  • 田んぼと沼を行ったり来たり

    ギョギョシ,ギョギョシという,オオヨシキリのにぎやかな声が,聞こえなくなったが,いなくなったのではなかった。さえずりはしなくなったが,姿を見せて,田んぼと沼を,行ったり,来たりしていた。これは,ケージではなく,沼の周囲に張り巡らされたフェンス。フェンスに止まって,右左の安全を確認してから,道路を渡って,田んぼに行く。餌をくわえているってことは,巣に,お腹をすかせた子どもたちがいるのだろう。田んぼと沼を行き来していたのは,オオヨシキリだけではなく,ヨシゴイやバンなども。バンは,田んぼの方に,餌を運んでいた。それにしても,田んぼに鳥がいる風景って,良いなぁ。沼で繁殖する鳥たちにとって,沼を取り囲む田んぼの存在は,非常に大きいようだ。なお,沼を周回する道路は,バンが飛び出すこともあるので,要注意。(2024/0...田んぼと沼を行ったり来たり

  • 頭に毛がツンツン

    ここに来たのは久しぶり。沼にいたメンバーは,前回と変わりなかったが,ヨシゴイは,大きく育った巣立ち雛がいた。ハスが茂る中で,キョ,キョ,キョ,キョ,と4〜5回,続けて鳴いたり,ガサゴソと,不器用に音を立てて動いていた。写真では大きく見えるかもしれないが,ハスの森の中では,こんなにちっぽけ。少なくとも4〜5羽はいたようだ。首を伸ばす練習?伸ばした首の上に付いた,左右の目が,なんとも可愛い。本来,警戒ポーズなのだが,そんな雰囲気ではなく,ちょっと首を伸ばしてみた,という感じ。正面顔はどう?頭の毛が,ぽよぽよ。葉っぱの間から,こっち見ている?自分は,見られていない,と思っているのかな。背中の色が濃い。松ぼっくりみたい。みんな,頭の毛がツンツン。こんな頭の中年親父がいそう。どの子も,客観的に見て,決して可愛いビジ...頭に毛がツンツン

  • 夜咲く花の名残

    先日,娘がいる東京に行ったときのこと。きれいな花だなぁ,と思って撮影したのだが,夜に咲く花のようだ。この花は,夜に咲いていた花の名残なのかな。このときに,くしゃっとまとまった糸状の花びらの先端が,夜は,ぴんと伸びて広がっていたようだ。幻想的な花なんだろうなぁ。夜に開ききった花も,いつかは見てみたい。(2021/07/19カラスウリsp.)夜咲く花の名残

  • チョウの飛翔を撮る

    アオスジアゲハの青って,青く透けて,光っているよう。止まったところを撮影して,後でじっくりと観賞したかったのだが,全然止まってくれない。花にも止まるようだし,集団吸水も行うようだが,この日は,その気配なし。仕方ないので,飛んでいるところを撮ることにした。チョウは,鳥やトンボと違い,飛び方が直線的ではないので,撮影の難易度が高い。しかし,よ~く観察していると,個体によっては,高いところを,巡回するように飛んでいる。フレームに入るのは一瞬なので,カメラのAFが効くよう,背景になにもない空間に入ってくるのを待ち構えて,シャッターを切る。逆光になるのは,やむなし。無茶苦茶むずかしいけれど,無茶苦茶楽しいシューティングゲーム。逆光だから,青が透けて,すごくきれい。翅の青いところには,鱗粉がないので,青く,鮮やかに透...チョウの飛翔を撮る

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