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山野草の栽培が好きな方は、「ヤクシマ〜」と名前が付く植物が小型であることをよく知っていると思います。色々ありますが、例えば写真の「ヤクシマハイヒカゲツツジ」です。姿は小柄ながら花の大きさは通常のヒカゲツツジと同じで、高山植物のような愛らしさがあります。ヤクシマ〜という名称が...
久々に植物関連の新書が出ましたのでご紹介します。日本植物生理学会による『植物の謎』(講談社ブルーバックス)です。学会のホームページに質問箱があり、一般からの植物に関する質問を受け付けており、本書ではその中から60の質問を取り上げています。当然、質問には日本植
神保町の古本まつりは毎年参加する恒例行事でしたが、新型コロナの流行で開催が中止になったりしました。去年は久々の開催でしたが、忙しく残念ながら不参加でした。今年こそはと勇んでおりましたが、仕事が入ったりして、先週末は行くつもりだったのに行けませんでした。今
鈴木正彦・末光隆志 / 著、『「利他」の生物学 適者生存を超える進化のドラマ』(中公新書)が刊行されました。生物は利己的であるというのは基本的なことですが、共生関係など利他的な戦略は、ただ利己的であるよりも生存に有利であったりします。そんな、共生関係について生
好きこそものの上手なれ・・実家の没落が残念。自然探索のブログを書いていて、ふと気が付くとNHK朝ドラ「らんまん」が始まっていました。彼が生涯の情熱を注いで完成させた「牧野植物図鑑」は若い頃から知っていたし、中古本市場では非常に高価な存在でした。植物図鑑として
花の誕生はいつまでさかのぼるのでしょうか? おそらく初めての花は、シダ植物から裸子植物が進化する段階において誕生した風媒花だったのでしょう。しかし、その裸子植物の花は針葉樹のように実に目立たないものだったはずです。しかし、現在の植物の大半は目立つ花を咲かせ
故人の家と庭が公費で維持されるというのは、よほどの理由があるのでしょう。 家屋に文化的な価値があったか、持ち主が長く記憶される人だったか。牧野記念庭園の場合はきっと後者ですね。 東京のなかにそんな場所があるというので、ちょっと拝見しようかな。 自宅にもあった、牧野博士由来の本 大がかりではないが、きちんと維持された庭園 さりげない展示…と思ったら、驚きの二度見 現代に蘇る戦前の書斎 (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 自宅にもあった、牧野博士由来の本牧野富太郎博士といえば、自分の印象はコレです。牧野植物図鑑。 これは古書ですが、…
令和5年5月22日(月) 【旧 四月三日 赤口】・小満・蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)我が姿たとへ翁と見ゆるとも心はいつも花の真盛り ~牧野富太郎(1862-1957)Photo:牧野富太郎 ~雑草という草はない~(角川文庫) NHK連続テレビ小説『らんまん』の主人公・万太郎の
NHKで牧野富太郎を主人公にした朝ドラ(らんまん)をやってます。 日本の植物学の父と言われる東京大学の先生です。日本の植物学の基礎をつくりあげた人です。 大学…
植物に関わる新刊が出ました。『牧野富太郎の植物学』(田中伸幸 / 著、NHK出版新書)です。NHKの連続テレビ小説「らんまん」は大正生まれの植物学者である牧野富太郎をモデルとしたドラマですが、著者はその植物監修を担当したということです。著者が高知県立牧野植物園の標本
植物を題材にした小説は数知れないほどありますが、この文庫の発刊は2014年。表表紙の「大賞」とやらの帯と、裏表紙の簡略説明で植木商で働く根性モノのの主人公かと…
テルアビブ大学の植物科学者であるItzhak Khait氏の研究で、植物は高周波音波を出して他の植物と相互作用を行っていると判明。