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解禁秘密文書が示すアメリカの主権侵害と内政干渉、立川基地拡張問題
「検証・法治国家崩壊砂川裁判と日米密約交渉」吉田敏浩、新原昭治、末浪靖司(創元社)を読むと、日米の間にはさまざまな密約があり、また、さまざまな秘密交渉が重ねられてきたことがわかります。アメリカの解禁秘密文書の数々は、日本という国が独立国ではなく、アメリカの従属国であることを、はっきり示しているように思います。立川基地滑走路延長問題に関わるアメリカの日本政府に対する働きかけは、どう考えても日本の主権を侵害するものだと思います。立川では、下記の抜萃文にあるように、アメリカが基地拡張のための土地の強制収用を日本政府に求め、抵抗する農民や農民を支援する労働者、学生を警官隊によって実力をもって排除することを働きかけたということが明らかにされています。だから、ロシアとの北方領土問題の交渉が頓挫したのも、拉致問題におけ...解禁秘密文書が示すアメリカの主権侵害と内政干渉、立川基地拡張問題