オーディオテクニカ骨伝導イヤホンATH-CC500BTの使用感

 
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ShokzOpenMoveが故障し、次の骨伝導イヤホンとしてオーディオテクニカATH-CC500BTを購入。
aptXを使っているので他のより遅延は改善されてると期待して買いました。

オーディオテクニカ骨伝導イヤホンATH-CC500BTの使用感

スペックと使用感

対応コーデックは以下の通りです。
AAC(Apple製品用)
SBC(汎用)
atpX HD(atpXより高音質)
atpX(CD音質に近い)

対応プロファイルは以下の通りです。
HFP(ハンズフリー通話)
A2DP(高音質音楽再生)
AVRCP(再生や一時停止などを操作する)

「軟骨伝導」方式です。
骨伝導よりも効率的に音が伝わるとのこと。
スピーカーを耳珠と呼ばれるでっぱり付近に当てる必要があります。
そのせいでスピーカーがズレると聞こえづらくなります。
骨伝導ならこめかみのどこかに当てればOKなわけです。
軟骨伝導はピンポイントに正確に当てる必要があるので、不便に感じました。
その代わりに音質が向上すると謳っていますが、
私の耳では大して違いがわかりません。

重さは35.4g。
OpenMoveとほど同等(34g)。

IPX4の防水仕様です。
これは飛沫は耐えられるというレベル。
濡れた手で触るくらいならOKです。

スピーカーのガワは厚みのある樹脂製。
装着や脱着でこすれて剥がれることはないはず。
ちなみにゲオの骨伝導は薄い膜だったので剥がれました。

スピーカーの磁石は弱いです。
Shokzは強めでスピーカー同士がコツンとくっつくレベルでした。
オーディオテクニカは磁石入ってるの?というレベル。

耳年齢チェック-あなたの耳年齢はいくつ?
で調べると15000Hzまでは聞こえます。
ちなみにShokzは16000Hzまで聞こえていました。
仕様上は20000Hzまで聞こえるようです。
加齢の問題かと有線イヤホンで確認しましたが、
今の私の耳は16000Hzまでは聞こえます。

Shokzやオーム電機と比べると低音はそれほどは強調されていません。
高音域も音が小さい気がします。
全体的にも音量は小さめ。
パソコンの音量ゲージでいうと、
Shokzで50とオーディオテクニカの70が同じに感じます。

電源オンオフの通知がジングル(短い音楽)なのはわかりづらいです。
ペアリングすると、Connectedという英語音声が流れます。
ペアリング解除で、Disconnectedという英語音声が流れます。
なのに電源オンオフはジングルなのが意味不明です。

Bluetooth 5.1です。
公式情報はありませんが、電波が届く距離は公称10mなのでClass2でしょうか。

受信感度はオーム電機よりは上、Shokzよりは下という感じ。
オーム電機はパソコンから1mくらいで音声がブツブツと途切れることがあったのですが、
オーディオテクニカも頻度は低いんですが似たような感じです……。
公称10mですが、5~6mくらいでプツプツと途切れます。
周辺のWiFiやBluetoothと干渉してるせいなのか、よくわかりません。

受信できなくなっても切断後の自動接続機能はありません。
手動で電源オフ→オンにし直しです。

音ゲーを遊ぶ時の音ズレは、さすがにatpXでもズレていました。

音漏れは静かな環境なら微かに聞こえる程度かと。

バッテリーの保ちは、私の使い方だと12時間くらい使えました。
オーディオテクニカの公称は20時間です。
音楽やYouTubeを再生しながらアフィ作業するという使い方です。
ただし音量は小さめです。
大きいと作業の邪魔なので。

バッテリー容量は200mAh。
ちなみにShokzの公称は135mAhですが、
新品の内は12~3時間くらい使えました。
電気を効率的に使ってるのか、よくわかりません。

充電時間は1時間20~50分程。
残量10~25%→100%までの時間です。

充電ランプがUSB差し込み口の背面、差し込み口と反対側なので見づらく、不便です。
Shokzは差し込み口と同じ側にランプがあり、見やすいです。

私はPCと繋いで使っているので、
Bluetooth Battery Monitorというアプリにバッテリー残量が表示されます。
オーム電機は未対応でしたが、オーディオテクニカは対応してました。
なので、数値を見てもうすぐ充電と簡単に判断できます。

バッテリーが減った時の警告は、Low Batteryという英語音声。
割と大きめ。
残量10%で1回だけ流れますが、そこから自動で電源オフになるまで30分くらい余裕あります。

装着感は長時間で耳が痛くなります。
耳にかける部分が耳の形状に合ってない気がします。
耳の形状の個人差の問題かもですが、スピーカーが頭を挟む力が弱い気がします。
Shokzやオーム電機と比べてヘッドバンドが柔らかいです。
なので耳のみで重みを支えているのでは?
他のと違って耳かけの部分のカーブが急で狭いです。
そのせいで耳の付け根を押しつける力が強くなっています。
しょうがないので、脱脂綿を当てて使っています。
脱脂綿を当てることで、耳の付け根に力が集中しなくなり、
ヘッドバンドが頭を挟む力も強まったのか、耳にかかる圧力が減りました。

オーディオテクニカ骨伝導イヤホンATH-CC500BT脱脂綿

電源ボタンは独立で、音量上下ボタンとは別になっています。
ちなみにShokzは電源ボタンと音量ボタンが兼用で、
電源ボタンを押して電源オフにする際に、
音量が1段階上がってしまう厄介な仕様でした。

通話機能は使っていないので、音質など分かりません。

無意味な長期保証プランに注意

本来のメーカー保証期間は1年です。
Amazonの注文画面で、
ヤマトロジスティクスの長期保証プランも表示されていたので、購入しました。
635円で5年保証と書いてあったのですが、
よく調べるとバッテリーは対象外でした。
骨伝導イヤホンの故障はほぼ100%バッテリーのはず。
なのであまり意味のない保証かと……。
この手のデバイスはリチウムポリマーバッテリーです。
リチウムポリマーバッテリーの寿命は1年とされています。
事実、Shokzは実質1年の充電でバッテリーが充電不可となりました。

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