連休が多く、気温も過ごしやすいので旅行に行きたくなるシーズン、秋♡ 海外旅行の移動手段として、絶対に欠かせないのが飛行機。けれど、国際線の搭乗前って「本当にこれで大丈夫かな…?」と、なんだか不安がいっぱいになりがちですよね。
先日、ロンドン留学のため3年ぶり2回目の国際線に搭乗した私。そのときに感じたのは、自宅からの移動から長時間フライトの過ごし方まで、どうしたらいいのか何もわからない…! ということ。
今回は国際線初心者の方に向けて、実際に国際線を利用した際の流れと、知っておくと便利なことをまとめてご紹介します♡
国際線の利用の流れ、実際どんな感じ?
搭乗3時間前 リムジンバスで羽田まで移動、到着
今回は留学のため荷物がとっても多かったので、電車で乗り換えながら向かうのではなく、乗車してしまえば荷物を気にせずリラックスできるバスをチョイス。例えば池袋〜羽田空港間は、電車もバスも所要時間は約1時間程度。電車は乗り換え必須、バスは乗ればそのまま直通で着きますが、数百円高額。荷物が多いときや体力を温存したい日はバスがおすすめです。
当初、羽田空港には余裕をもって搭乗手続き&手荷物の預入れ締切の1時間半前くらいに着くように時間を設定。けれど、最寄りからの電車が遅延してしまい、なんと到着したのは30分前。ギリギリだったものの、余裕のある時間設定をしていたために救われました…!
オンラインチェックインが済んでいる状態で、搭乗ゲート入場まで1時間。荷物を預け、日本円を外貨に換金して…とあれやこれやとしていると時間がなくなり、お土産屋さんは見ずに、搭乗までは見送りに来てくれた友人とおしゃべりを楽しみました。
9:55発の飛行機に搭乗
保安検査場などの手続きを経て、無事搭乗。ここまで来ればひとまず安心です。
高度が安定したころ、すぐにスナックミックスをいただき、16時間の旅がスタート。スナックはお酒と共に楽しむことも可能でした。
11:55 初めての機内食を堪能
バタバタした気持ちも落ち着いてリラックスできてきた頃、本日初の機内食の提供が開始♡
お米が恋しかったので、ビーフ(洋食)orチキン(和食)からチキンを選んで、お腹も心も満たされました♡私が乗ったANAの機内食はどれもとってもおいしくて、まるでレストランに来たような気分。デザートにはハーゲンダッツ、さらに食後のカフェをいただけたりと至れり尽せり。
その後、数時間後にまた機内食や軽食をいただきました。
睡眠と読書の無限ループで時間をつぶす
それにしても、16時間はやっぱり長い。どうやって過ごすか…と考えた結果、日本から持ってきた推しにまつわる本を4冊読破。眠くなった頃に寝て、目が覚めたら推しを見て、気分が変わったら旅行雑誌を見て…のループでのんびり時間を過ごします。
正直、同じ姿勢で十数時間を過ごすのはなかなか大変でしたが、機内を快適に過ごせたのは安眠グッズをしっかり用意していたから。のちほど詳しく紹介します!
日本時間で翌朝4:20 空港に到着
到着した空港は、eゲートという無人のゲート。パスポートを置いて認証するだけのシステムで、カウンターの担当者と英語を話す必要もなかったのでとっても簡単! 降りた後は難しい手続きがなくあっという間に入国完了でした♡ 途中、荷物のうちひとつがなかなか受け取れないというトラブルがあったものの、なんとか回収してホテルへ。長い旅が無事終了です!
そんな長い機内を快適に過ごすために、「これやってよかった!」と「これやればよかった…!」をまとめました。
国際線、知っておくとちょっといいこと6選
羽田空港のATMは搭乗口からかなり歩く
ターミナル内には色々なATMが点々とあり、ひとつひとつの間隔が広く、使いたいATMが付近にないことがあります。外貨両替のためお金を事前におろそうとしたものの、目当ての搭乗口付近からATMまでなんと往復20分かかりました。バタバタするのを防ぐため、なるべく空港に行く前におろしておきましょう。
安眠グッズは必須
ネックピロー、使い捨てアイマスク、耳栓はマスト! 飛行機内は人の密度が高いためにプライバシーが保たれず、寝返りのできないシートではかなり寝づらい。できる限り快適に休むには、自分でリラックスできる空間をつくることが大切です。
特に忘れないでほしいのがネックピロー。寝ている間に首を固定できないと、痛めてしまうこともあり、その後の飛行機での時間がとてもしんどくなります。これに加え、私の必需品は“のどぬーる濡れマスク”です。実際、機内は乾燥することがかなり多いので風邪対策に。寝顔も隠せるので一石二鳥♡
機内用スリッパはあったほうがいい
実はコレ、筆者が持ってこなくて後悔したアイテム。数時間経った頃からスニーカーの締め付けが苦しくなり、脱いだのですが…直接足を床におろすのはやっぱりためらわれます。
足の締め付けはむくみや血栓症にも影響すると言われているので、足をケアするつもりで忘れずに♡旅の資本はやっぱり健康な体。安眠グッズもスリッパも、体を労わるアイテムは多めに持っていきましょう!
みんなの持ち込んでよかったモノはこちら↓
海外旅行に行くとき機内に持ち込んでよかったものは?女性150名に聞いてみました!
Wi-Fiはたいてい有料
搭乗中、何気に一番困ったのが”電波が繋がらない”こと。私が乗ったANAは、国内線は無料なものの、国際線(エコノミークラス)は有料。無料で使えると思い込んでいて、観ようと思っていた映画などを事前に保存していなかったのでちょっと苦労しました。さらに、着陸前の機内で現地の空港の様子やホテルまでのルートを確認したいと思っていたので、それができなかったのも結構ダメージ大きめ。到着後すぐに知っておきたい現地の情報は、事前に調べておきましょう!
座席は窓側&トイレ付近がオススメ
今回私が座ったのは、「自分の後ろがちょうど壁」×「トイレ付近」×「窓側」の席。後ろに誰も人がいないので気兼ねなく席を倒せるし、トイレの空き状況がわかった上で席を立てるのも快適。
ちょっと何かをするのに飽きてきたら窓を眺めて景色を楽しめるのも良い気分転換になりました。
以前、「3人席の真ん中」で「全座席の真ん中くらい」の、四方八方を人に囲まれる席で渡航したのですが…快適さが桁違い。座席選びは特に気をつけて!
大荷物は事前に”空港宅急便”で海外へ輸送が便利
留学者や海外勤務者、長期で旅行に行く人に特に便利なこのサービス。渡航の二日前までに集荷をしてもらい、現地の空港まで自動的に手続きをしてもらえます。25kgなら関東→羽田で3170円です。私の場合は自宅から空港までは公共交通機関で1時半ほどかかるので、特に一人暮らしで空港まで送ってくれる人がいない人にとってはとても便利なサービスです!
預ける荷物には何かしら説明しやすい目印をつけておく
実は今回、預けたダンボールが一時行方不明に。30分ほど受け取り口をさまよいました。単に搬出が遅延した可能性もありますが…すでに他のものは全て出揃っていたように思われました。細々した荷物をまとめるために日本の空港でいただいた、何の特徴もないダンボールだったために、誤って違うところに持ち運ばれた可能性もあります。
このようなトラブルが起きた際に、ネイティブ並みに英語が話せるならいいとしても、拙い英語で問い合わせるのはなかなかハード! 箱であれば大きく名前を書いたり、ネームタグをつけたり、対策をしておきましょう。
他にも「気圧の変化で起きがちな、耳の痛み対策として、飴をもらえる」「ジュースやスープなどの飲み物は欲しいタイミングで何回かもらえた」などの小ネタもありました。
国際線への搭乗…飛行機に不慣れな人からすれば、「無事空港まで行けるかな?」「搭乗できるかな?」と、やっぱり不安はつきものです。
でも、上手く使えば便利なサービスもたくさん。16時間のフライトも、日頃まとまった休みの時間を取れない分、趣味や好きなことに時間を使えると思えば、有意義な時間です♡
事前にしっかり準備をして、快適な空の旅にしましょう! (工藤亜実)