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2020-03-12 (1)


3月12日(木)に発表されたTOPANGA発のプロゲーミングチーム「魚群」発足に関して、マゴ選手が、個人チャンネルでファンへの感謝と報告の配信をしました。

マゴ選手は2011年6月にMad Catzとスポンサー契約を結び、日本人プロ格闘ゲーマーの先駆けとなったパイオニアの一人。
2016年3月にMad Catzとの契約が満了してからは、スポンサーがついたりチームに所属することはなくフリーでの活動が続きました。

ファン待望の発表に際して、新しく出来たマゴ選手の個人チャンネルで1時間弱にわたって配信し、以下のような所信表明を行いました。



・トパンガの方からチームを作りたいという話があった。それまで多くのチームやスポンサーと話が合ったが、結果としてトパンガの方でチームをやりたいとなった。
・格ゲーにこだわらず、色んなことをやりたいという意味合いを込めて、ちょもすに話を持っていったんだと思う。
・トパンガ発足だとスト5に寄りがちだと思うが、ちょもすがいることで「あ、そうじゃないんだ!」と思って貰えるのでは。
・ちょもすには文章で勝てない。文章力とか物怖じしない立ち回りは唯一無二。彼の活動はそれほど変わらないと思う。
・ちょもすはストリーマーみたいな感じでやっていくみたい。

・マッドキャッツとの契約が終了してから、いろんな話があった。でもお互いの折り合いが付かず、どこのチームにも所属しなかった。
・配信は今後、個人チャンネルでやっていく。TOPANGAチャンネルでやるのは、TOPANGA TVだけ。他は全部個人チャンネルでやる。
・チームに所属しても、今までとスタンスは何ら変わらない。ユニフォームを着ているだけ、普段の配信では着ないかもしれないけどそれだけ。
・スポンサーのIndeedはワンピースのCMとかで有名な大きな企業。そのIndeedが自分の事を必要だと言ってくれたみたいなので、力になりたい。CM出演とかそれほど興味はないけど、必要なら力になりたい。
・スポンサーはチームについたり、自分についたりする。どんなスポンサーがつくかはお楽しみ。
・PVのナレーションは大塚明夫、諸々のつてがあってやって頂いた。

・名前に関しては、色々と意図もあるみたい。○○Gamingとか、英語の名前ではないので違和感はあると思う。だんだん慣れ親しんでくると思う。にゃん師は「皆さんが、え?!って思ってくれるのが良かったなと思う点ではある」と言っていた。海外ではアルファベット表記になる。これでCPTも回っていく。
・パチンコを思い浮かべる人は、心の奥底が知れるw パチンコ好きなんですか?w
・格ゲー業界だけじゃなくて、ゲームシーン、eスポーツシーンの活性化は自分がしなくても勝手にしていく。自分のポリシーとして掲げているのは、ゲームの本質は楽しむことだと思ってる。楽しむことが出来なければ、プロゲーマーも「なんでゲームをやってるんだ?」と思ってしまう。
・ゲームの本質を忘れないようにしたい。ゲームが好きな人もそれを忘れないで欲しい。
・今後もスト5やグラブルVS、本家グラブルとかをやっていくと思う。イベントや大会ではユニフォームを着て、魚群の名前をつけてやっていきたい。

・格ゲーに限らずeスポーツのプロはすごく難しい。LoLは世界的にシーンが盛り上がってて、大会とかも大きくて賞金もすごい。それに比べたら格ゲーは全然小さい。勝ってればいいという業界じゃない。実力は必要だと思うけど、それだけでは足りない。勝ち+その人を応援したい気持ちがないとプロとしてやっていくのは難しい。
・カプエス2の頃から15年くらいトッププレイヤーでいられるのに驚く。
・自分がリーダー的なポジション。水派は感情表現とか自己主張が苦手なので、助力できたらと思う。まちゃぼーも自己主張が苦手だったりする。
・もけは喋りが達者で、自分でイケメンと言ってる甘いマスクがあるみたい。ただ弱点として歴史がない。配信とかも慣れてない。
・自分が培ったものを後輩たちに伝えていきたい。

・自己主張すればいいという話じゃなく、上手くやらないといけないのが難しい。
・視聴者は敏感でビジネス的な感じでやってる人にはすぐ気付く。感情こもってやってないのがすぐ伝わる。自分で楽しくないとダメ。もしくは実力があるとか。
・スト5はビジネスの部分もあるけど、楽しんでやってる。
・SNSの投稿とかで何が必要かと言ったら、楽しむこと。楽しんでない奴の配信なんて見なくていいと思っちゃう時もある。
・実力さえあれば、楽しんでるかどうかは二の次になったりする。プレイが見たいとか。でも一般の人はプレイの良し悪しが分からなかったりするから、自分は楽しさを重視したい。
・自分は、仕事の場合は仕事と言う。それは約束する。
・プロゲーマーとして「しっかりしてる」と思わせるのはできる人がやればいい。無理しちゃってるなということが多々あった。それは視聴者に伝わる。
・自分しか出来ないことをやっていくべき。
・プロゲーマーのあり方は決まってない。仕事なんていくらでもあるから、自分に合った仕事を見つけるべき。無理するのは大事だけど、ちょっと前の日本は根性論とかあったけど、今は自分のパフォーマンスを生かせる場所を見つけるべきだと思う。我慢するとメンタルは鍛えられるけど、パフォーマンスを発揮できるかは別。
・皆さんも自分のやれることを探してみた方がいいかなと思う。
・パフォーマンスを一番出せる事は何か?っていうのは、自分が楽しいと思えるジャンル。楽しくないと思うことには、人並み以上のものは出せない。なぜなら、楽しいと思えないから。そのジャンルの新しい事を知ることに興味がない。
・自分の楽しいと思うことに、一歩踏み出してみて欲しい。
・楽しい奴が最強。我慢なんてずっと続くものじゃない。
・ときどの努力2.0は分かりやすく伝えるために努力と言ってるだけ。ときど本人は努力だと思ってやってない。楽しんでやってる。
・やっぱりゲームは楽しまないと。楽しい姿を見せないと人はついてこない。

・苦しそうに思えた時期でも、ポジティブに考えた。そこで停滞するんじゃなくて先を考えた。
・去年は大会で勝てなさすぎてマジで引退を考えた。なんでこんなにパフォーマンスが落ちるんだろうと思った。
・自分の考えた攻略には自他ともに自信を持っていて、コーチ業に行った方がいいんじゃないか、進むならどうしたらいいか考えたこともあった。
・藤村、ときど、ウメハラには感謝してる。普段見てる自分はもともとすごくいいものを持ってると思ってくれて、大会で結果がでなくても「今までもそうだったし、これからも出る可能性がある」と思ってくれてたのがすごく嬉しい。
・勝ち負けの世界は辛い。そこだけで評価されることだって全然ある。自分の事を知らない人なら勝ち負けで決める。
・人生には辛くても何回かチャンスが転がってくる。それを認識出来るか出来ないかの差。大事なのは、一歩踏み出す勇気。
・自分の場合は、ギリギリを責める癖がある。城門からのダイブも3mくらいあって怖いと思ったけど、行けるかなと思って行っちゃった。骨折しても、この高さは無理なんだと認識することはできる。もちろん5m、6mとかは行かない。骨折なんてすぐ治るから俺の中では大したことじゃない。
・興味があるけど怖くて踏み出せない時は、一歩自分を押してあげて欲しい。そうすれば新しいチャンスが掴めると思う。でも身体に影響あるものはダメ。

・格ゲーでも普段は入らない怖い間合いに、一歩二歩踏み出してみると世界が変わって見えたりする。
・自分に興味を持って欲しい。どこまでやれるんだろう?もっと上に行けるかもしれないと思った時に、自分に何が出来るのか色々試してみて欲しい。
・思っていることをようやく胸を張って言えるようになった。今までは説得力がなくて葛藤があった。
・気持ちよくなってる人を咎める文化は良くない。人間伸びる時は気持ち良くなってる時。自分を疑わないから行動に迷いがない。
・これからは色々意識することはあると思うけど、活動内容はあまり変わらない。今まで通りの目線で見て欲しい。とにかく見ててくれればそれでいい。ウメちゃんは変化するけど俺は変わらない。


配信アーカイブ



ちょもす氏も自身のブログで今後の活動などについて綴っています。
こちらも活動内容はこれまでとほぼ変わらず続けていくようです。

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