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Granblue Fantasy: Relink and Versus: Rising interview with Tetsuya Fukuhara and Yasuyuki Kaji

「グランブルーファンタジーバーサス」シリーズのクリエイティブディレクターを務めるサイゲームス・福原氏のインタビュー記事が、海外ゲームメディア「Gematsu」に掲載されています。

クイック入力のデメリットがなくなるなど、思い切った変更が話題になっているようですが、「ストリートファイター6」のモダンを例にあげて日本と海外のシンプル操作に対する考え方の違いについて触れています。

海外ではより難しい操作を練習する過程が好まれるのに対して、日本ではその逆で練習ではなく戦略やプレイの部分が重視されるといった趣旨のコメントのようです。
その証明として「ストリートファイター6」を例にあげて、海外のプレイヤーは初心者でもモダンではなくクラシックでプレイしているのを見かけるのに対し、日本人プレイヤーはトップレベルの選手でもモダンを使うプレイヤーがいるなど、日本と海外の違いを指摘しています。

このインタビューについて、redditでも話題になっています。





以下、インタビュー内容を一部翻訳したものです。

・『ストリートファイター6』のモダン操作は「グランブルーファンタジーバーサス ライジング」でシンプルな入力方法に変更する決定にあまり影響しませんでした。

・海外のプレイヤーからはシンプルな入力に関するフィードバックや、よりテクニカルな操作を覚える過程も楽しみのひとつだという意見が多かったようです。
一方、日本での反応は正反対で、練習はゲームが上手くなるための楽しみではなく、むしろ実際の戦略やゲームプレイそのものなのです。
だから『ストリートファイター6』では、ハイレベルな選手でもモダン操作を使っているのを見かけました。EVOを見ると、モダン操作を使っている選手もいたと思いますが、海外の選手というか、日本人以外の選手の中には、全くの初心者なのにクラシック操作を使っている選手もいました。だから、それが分かったのは本当に興味深かったです。

・無料版のリリースは前作でもやりたかったのですが、色々な事情で残念ながら出来ませんでした。ライジングでは出来る限りあらゆる面でレベルアップを図りたいと考えて、無料版リリースなど以前はできなかったことも行いました。格ゲーではあまり見られないことなので、サイゲームスとして挑戦しその行方を見届けたいです。