未踏の空 第9空 廣徳寺大御堂(★3) - チロキシンな日常±
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未踏の空 第9空 廣徳寺大御堂(★3)

未踏の空
08 /16 2023
鳥羽井沼を出て、川島町南部のエリアを目指す。空名になっている廣徳寺大御堂はここから南に3kmほどの距離にあるが、まずはその間にある川島町役場を目指す。

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気持ちの良い田園風景の中をひたすら進んでいくと、前方にようやく建物が見えてくる。

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川島町役場は大変新しく立派な施設で、展望台まである。その周りには図書館、町民会館、武道館、体育館などがあり、公共施設が集積している。

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天井が広い役場の内部。最近になってできた施設のようで、明るく清潔な室内である。この日は日曜日だったので人影はほとんどなかったが、体育館のほうはスポーツを楽しむ人々で賑わっていた。

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水分補給(大事です)をして、また出発する。役場の東側には水辺や芝生広場が整備された広大な「平成の森公園」があり、多くの人が集まっていた。

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ただ、その公園からも少し離れると途端にのどかな田園風景となる。町役場の付近だけに主要な建物が密集している感じがした。引き続き、南側へ歩いていく。

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途中で川島中学校の前を通り過ぎる。川島町内には2つの中学校がある。

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圏央道の高架をくぐる。川島町内には川島ICがあり、産業の発展に貢献しているようだ(実は隣の吉見町には高速道路も国道も通っていない)。地図を見た限りでは、役場付近よりも川島IC付近のほうに街が広がっている感じがする。

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民家の敷地内に押しボタン。これって指先だけ住居侵入罪にならない?

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のどかな道の傍らに…

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キレイな花が咲いていた。その奥に見える緑が生い茂る場所が、目指す廣徳寺である。

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住宅地の中に、何気なく入口があった。


廣徳寺(広徳寺)は少しの住宅地と田んぼの中に位置する。その歴史は鎌倉時代に遡り、案内板によれば北条政子が美濃屋十郎廣徳の冥福を祈って建立されたものであるらしい。廣徳って人の名前だったのか。

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入ってすぐにあるのは、仁王門である。左右に赤い仁王さまがいらっしゃって、厳格な表情で寺を守っているようだ。

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奥にあるのが茅葺屋根の大御堂。室町時代に再建されたもので、国の重要文化財に指定されている。手前にいらっしゃる背の高い地蔵さまとともに、ゆったりとした風格を感じさせる。

だいぶ暑い日であったが、この周辺だけは涼しい風が吹いているようだった。そして全くもって人の気配がなく、非常に落ち着いた雰囲気の場所であった。こういった場所にはつい長くとどまってしまう…。

15:45 「牛ヶ谷戸」バス停
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帰りは少しだけ北にある「牛ヶ谷戸」バス停より、桶川駅西口行きに乗車する。こちらも東武バスが運行する路線であり川越と桶川を結んでいるのだが、やはり日中の本数は2時間に1本程度と少ない。それでも同じ停留所から私の他に3人が乗車した。「牛ヶ谷戸」の次が「山ヶ谷戸」という兄弟のようなバス停で、それを過ぎて荒川を渡ると桶川市に入る。

16:15 「桶川駅西口」バス停
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途中で川田谷(★2)の空を新規取得し、ロードサイド型の店舗が増えてくると市街地に入っていく。20分ほどで高崎線の桶川駅前に到着。ICの引去額は367円。

出発地点の東松山からは15kmほど東に移動してきたことになる。空名になっている名所を効率よくめぐることができ、コンパクトながら見どころの多い行程であった。

踏破: 2022.5

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