2023年【最新クマのニュース】日本ヴィーガン協会のクラウドファンディング炎上必至!

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2023年もクマたちの勢いが止まらない! エサをもとめて人里におりてくる彼らにフォーカスをあててきたクマの動物研究「最新のまとめ」です。

 

今年の全国の目撃情報は7967件。

まだ9月だというのにクマたちは精力的に人里におりてきているようですね。

 

人を襲ったクマは駆除されるのが習いですが、それを止めようという動きがあります。

 

「クマたちから学ぶ日本再生プロジェクト」

ヒグマの捕殺ストップ訴える日本ヴィーガン協会が掲げたクラウドファンディング。

「クマを殺さないで日本の環境を取り戻そう」とクマを保護する活動、サポートをしている。

 

熊ちゃん

なんかどこかで見たようなせりふだな。

 

何故クマを殺すんですかっ? 可哀想です。

 

クマを殺さないで。

クマを駆除する猟師さんはヒドイ。

 

ーこういう主張をする団体はどこにでもいます。

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動物愛護団体か。

 

日本ヴィーガン協会がクラウドファンディング実施に際して掲げたその内容に、ネットでは物議をかもしています。

というのもただクマを守るという活動ではなく、クマと一緒に生活した人をアドバイザーにしたり、野生の熊を飼育保護するべきだという主張が問題視されているのです。

 

クマを殺さないで

 


この組織はどんなことをしているんだ?

 

色々な活動をされているようですが、クマに関しては以下。

クラウドファンディングのサイトページより抜粋。

 

  • クマと人の付き合い方ガイド作成
  • 伝える場作り
  • みんな仲良く
  • クマの保護

 


これを見るとクマは危ないから近づかないように呼びかける冊子を作ったり、集会で直接呼びかけたりしているということかな

 

日本ヴィーガン協会のクマ・クラファン

クラウドファンディングの目的

クマ達の実態調査、害獣駆除のない自然農法の推進、捕殺しない仕組り作り、クマの保護の4つのプロジェクトを行う予定とのこと。

 


いいんじゃないの?

 

この組織の主張をみると「クマが殺されすぎだから助けたい」とありますが、近年クマの個体数は増加傾向にあります。

 

こういう愛護団体の活動が実を結んでいるのかどうかは分かりませんが、クマの数が500年前まで戻ったところで駆除されて個体数を調整されるのは目に見えています。

 


そんな! 駆除するのは可哀想だよ!

 

クマ

ではクマを守るために自分の家を寄付するか?

共存はできても共栄は難しい

 

仮に土地を所有している日本人が全員(企業・官公庁・その他も含めて)土地を野に返したとします。

 

棲む土地がなく食べるものがなくて里におりてくる、人とトラブルを起こして駆除されるという図式なわけですから。

 

都市がさびれて野山と帰せば、クマの数は今より増えて食べ物に困らなくなるかもしれませんね。

 


人間が生活できなくなるじゃん…

 


共存はできても共栄は厳しいということだ。

 

これはクマに限らずどんな動物でも同じこと。

 

日本には海外のように広大な自然公園を作れるだけの土地がない。

野生の動物から土地を奪い、街を造り、繁栄してきた。

だから日本は世界有数の経済国家になった。

 


人が繁栄するからか…

 

それでも北海道の広大な土地にはヒグマたちが棲んでいる。

 

過去の凄惨な事故を教訓に、適切な距離を保ちながら彼らが野とともに生きていけるように地元の人々が尽力し続けている結果です。

 


もうひとつこの団体の取り組みで気になったのは捕殺しない仕組みづくりという部分だ

 

捕殺しない仕組み作り

 

クマが居ても、都会のカラスのようにいちいち通報などしない、お互い距離感を保ったおり、問題ない地域は少なくないのです。

 


は?

 

しかしハンターがクマがいると知りやってくる、捕殺したい近隣とのトラブル等から、地域を公表できず、公の機関や大学の研究機関では扱いにくい、そうしたところで信頼関係の上調査協力頂き、クマが住める豊かな日本を取り戻そう!

 


野性のクマはカラスじゃないぞ。

 

確かに道端でごみをあさっているカラスをみたところで通報は中々しないでしょう。

 

近くでみると大きくて怖いですが、人間を襲うことはほとんど無く、ゆえに「怖い」「迷惑」程度ですむのです。

 

しかしクマは違います。

 

クマは臆病で人間を怖れています。

そして防衛本能が強い。

出会い頭にびっくりして人をたたき殺してしまうことも。

 

人の命をおびやかしてしまうとなると自治体も黙っているわけにはいきません。

 


まして道県外から来る観光客はクマの知識も浅い。

 

山登りをする人々は事前にクマの出没情報をチェックする、これは現代では常識です。

 


前に北海道の山に登った大学生たちがクマに殺されたんだよね。

 

cumacuma-cuma.com

 

クマとの遭遇を避ける、事故を防ぐ、お互いの命を守ることに繋がるので、出没情報を自治体が共有するのは安全対策のひとつなのです。

 


それを不要と言うあたり、この団体は人の安全は度外視とみえる

 


今回は切り捨てたな。

 

辛口なことを言いましたが、野生動物や自然を守ろうと活動されること自体は素晴らしい取り組みです。

 

クマ側か人側か。

どちらの側にたって、どちらの命を最優先とするのか。

それは人によって違うでしょう。

 

どちらが正しいという問題ではないのです。

 

クマが活発化する秋

 

さてここからはクマの出没・事故件数に関してです。

 

秋。それはクマ達が冬眠に備えて食料を食いだめる時期。

山を歩き回り、食べられるものを探します。

 

実り豊かな季節なので、人間も木の実をもとめて山にわけいります。そこで遭遇、事故が起きる。

 

または木の実が不作だと食べるものにこまってクマが人里におりてきます。

 

出没数が増える時期

 

環境省のまとめによると今年の4~7月のクマの出没件数は7967件。

うち人身被害があったのは54件。

環境省のクマ情報はこちら

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人身被害が多かった19年(140件)、20年(143件)と、出没件数が同水準と、クマが例年よりも多く目撃されていることが分かります。

 


ひ、被害は?

 

都道府県別に岩手県15件、秋田県9件、福島県7件、北海道3件。

 


北海道は少ないね?

 

うち1件は死亡事故です。

 

北海道に生息しているのはヒグマで、ツキノワグマよりも力が強く体が大きいため被害はどうしても大きくなりやすいのです。

 

今秋、東北地方ではクマのエサとなる木の実が凶作になる見込み(環境省まとめ)。

農作業中の方が襲われる事案が増えているため、自治体や国は注意を促しています。

 

農家への注意事項

 

  • 農作物の残骸でクマをおびき寄せない
  • 山と里の間に緩衝地帯を作り、草を刈る
  • クマが活動する早朝夕方の作業には注意
  • ラジオなど人口の音がするもので人の存在をクマに伝える
  • 施錠を徹底して敷地へのクマの侵入を防止

 


東北以北は農業が盛んな分、クマに狙われやすいんだね。

 

われわれ人間が美味しいと感じるものはクマにも美味しい。しかも常習性があるので、最初に口に入れさせないことが大事ですね。

というわけで2023年最新のクマニュースまとめでした。

 

クマの動物研究ではクマやサメの事件を扱っています。ご回覧ください。

 

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