2003年 ‧ ドラマ/スポーツ ‧ 2時間 20分
監督 ゲイリー・ロス
製作 キャスリーン・ケネディ
フランク・マーシャル
ゲイリー・ロス
ジェーン・シンデル
1勝するまでに17レースもかかり
売りにだされたサラブレッド
『シービスケット』。
その才能を一眼で見抜いた
天才調教師と
息子を亡くした馬主
片目が見えぬ事を隠して
騎乗するジョッキーが
全米No. 1を目指してミラクル起こす
実話胸熱ストーリーである。
学校の5時間目の
授業に視聴しても良さそうだ
、と一瞬思ったが
「競馬=ギャンブル=
働かずに金銭を得るのはクズ。
勝つわきゃねーのに
勝つと信じて身を亡ぼすバカ。
【byジャパニーズピーポー】」
という公式とも図式とも呼べる偏見により
子供達には推奨するに至らない、、、
それが本作なのだ。
アメリカ金融恐慌と禁酒法下時代に
夢と希望を人々に与えたのが
ズバリ!競馬であった。
欧米のケンタッキー辺りじゃ
きっと小学校の授業で
本作が推奨されているに違いないのだ!
多分、、、おそらく、、
知らんけど。
ノープロブレムでアンビリーバボ!
I have no problem using it in class.と
欧米の大人は100%思っているだろう、
知らんけど。
ドラマが生まれやすい激動の時代であり
多少の盛りはあるのだろうと推測するが
そんな事を忘れさせる
ハリウッドマジックの凄さで
当時の衣装やクラシックカー
サンタアニタ競馬場の
臨場感もリアルに演出し
車が登場した頃の
アメリカ社会の雰囲気バッチリに
進んでいく物語なのである。
そんな中レースのシーンは
多くの工夫が見られた。
ウルフ役の本物の騎手の
ゴールでのガッツポーズやウィニングランは
とてもリアルだし
JRAYouTubeチャンネルの
ジョッキーカメラの様なアングルも
当時としては斬新なのではないか?
などと思い、
何よりシービスケットが
故障した時の足を引きずる歩き方は
一流調教師の演技指導の
凄さが垣間見れた場面であり
痛く感心したのであった。
アメリカ恐慌時代に
もがき、あがき苦しんでいた人々の
教科書に書かれていない希望の光、
一頭の馬が人々を熱狂させた真実を
エンタメをとうして知る事が出来て感涙
もう少し
勉強しようかしら?
原作読もうかしら?
サンタアニタとチャーチルダウンズと
この際メイダン競馬場にも行こうかしら?
ねぇ~奥様、などと思った
(多分思うだけ)
そんな作品であった。
【この作品を紹介し進めて下さった
Twitterのフォロワーさんに
お礼を申し上げます
ありがとうございました】
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