ある日のヴィオラチーム其の三百五十四

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024 の
井上道義さんが指揮する公演に乗せて戴きました。

まずひとつめ、トランペットの児玉隼人さんの曲は
残念ながら降り番だったのですが、素晴らしかったですね!
技術の高さと情感の豊さ、両方を合わせ持っていらして驚きです。

そしてレスピーギの「ローマの祭り」
広い広いホールなので、音が散ってしまうのが心配でしたが
どうだったのでしょう、祭りの気持ちは届いていたかしら。

ふたつめ、伊福部昭さんの作品二曲。
山根一仁さんのヴァイオリンと管弦楽のための協奏狂詩曲。
こちらも素晴らしかったです。
伊福部さんの音楽を、すっかり自分のものにしていらっしゃるので
安心して寄り添えました。

最後に「シンフォニア・タプカーラ」
私は今回初めて弾きました。
拍子が次々と変わって、譜読みを始めた時は難しいかなと思いましたけど
音が体に入ればとても弾きやすくて、これが自分が日本人だから?
なのかな?なんて感じますね。

演奏会の本番は、どんなに熱狂的な曲であっても
指揮を見、拍子を数え、頭の一部分だけは冷静でいるものなのですが
「タプカーラ」の最後のページでは
心の蒸気機関車に、石炭を大量にくべました。
いやあ、燃えた燃えた。
おや、こんなところに鉄道好きが顔を出しましたね笑。
道義さんと共に燃えた数日間でした。

そんな訳で、ヴィオラセクションの皆様です。
IMG_0405.jpeg
本番で使ったあご当てハンカチは
以前やった「ゴジラVSエヴァンゲリオン交響楽」の時のグッズです。
今回使わずして、いつ使う!
お世話になりました、ありがとうございました。


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この記事へのコメント

2024年05月12日 11:23
こんにちは。
「ローマの祭り」と伊福部昭ですか。息つく暇はなさそうですね (^^) 。お疲れ様でした。
伊福部さんの作品は「日本狂詩曲」「シンフォニア・タプカーラ」「SF交響ファンタジー」など聴きましたが、その和の哀愁と迫りくるリズムは日本人の心を大きく刺激する音楽になってますよね。
2024年05月12日 22:42
>カルロス様
コメントをありがとうございました。
お祭りの最後を飾る、最高の舞台でした。
伊福部さんの曲は、以前何か弾いたと記憶しているのですが
...何だったかな?
「邦人」と書かれたパート譜の袋を確かめねば(苦笑)
もっと色々弾いてみたいです。