JR東海バスつばめツアー「V8エアロキングラストランツアー」ダイジェスト
三菱ふそうの2階建てバス「エアロキング」。
多くのバスファンを魅了し続けた同社のフラッグシップモデルでもありましたが、2010年に製造が中止されたことで稼働台数が減少しています。
JRバスグループを中心に高速バスで稼働していた車両も続々と引退を迎え、2023年2月時点で高速バス用として現役稼働しているのは、
そんな中、JR東海バスが唯一在籍していたV8エンジン搭載のエアロキングが引退を迎えることになり、この車両のラストランツアー「V8と直6が奏でる最後の共演。MU612TX&BKG-MU66JS」が、JR東海バスの主催で2023年3月18日と19日の2日間にわたって催行されました。
実はこの度、運良くこのツアーに当選。
「またのない機会、参加しよう!」ということで、今回はこのツアーの1日目午前の部に参加した時の模様をダイジェスト形式でご紹介します。
ツアーの申し込み受け付けが始まったのは、催行から約1か月前の2023年2月17日でした。
各回の定員が40名であることや、定員以上の申し込みがあった場合は抽選ということで、ある程度の競争率になることは予想していました。
ですので、今回は受付開始と同時に申し込みフォームから申し込みを済ませました。
そして、約3週間後の2023年3月7日、JR東海バスから抽選結果のメールが。
メールの文面を見た瞬間、思わず「やったぜ!!」と声をあげてしまいました(笑)。
聞くところによると、かなりの競争率であったとか。
このため、JR東海バスでは引退バスを追っかける別ツアー「さようならV8エアロキング!「本気で」追っかけツアー」を急遽企画、催行することなったのです。(あとになって分かったことですが、撮影メインの方にとっては、むしろこちらのツアーの方が良かったのかも?と私は思いました。)
とはいえ、せっかく当選したツアー。
これは是非とも楽しまなければ・・・ということで、名古屋までの移動手段を確保し、出発の日を迎えます。
ANA76便で東京羽田空港へ向かいます。
東京モノレールとJR山手線を乗り継いで、東京駅八重洲南口へ。
まずは、こちらから名古屋へ向かいます。
乗車したのは、JR東海バスの名古屋駅新幹線口行き「ドリームなごや1号」。
ツアーのための予習・・・というわけではありませんが、数ある「ドリームなごや号」の中から三菱エアロキング(BKG-MS66JS)が充てられる便を選びました。
この「ドリームなごや1号」と名古屋発の「ドリームなごや2号」は、豊田市や日進市、名古屋市営地下鉄鶴舞線の主要駅を経由する便。
かつての「ドリームとよた号」と「ドリームなごや号」御器所経由便を合わせた運行経路になっています。
バスは、23時00分に東京駅八重洲南口を発車・
年度末の週末ということもあり、車内は満席でした。
首都高速道路から東名高速道路に入ったバスは、足柄サービスエリアと浜名湖サービスエリアでの開放休憩を挟み名古屋へ。
三河豊田駅、新豊田駅、ららぽーと愛知東郷、日進駅前、赤池駅前、八事、杁中、御器所通の各バス停に停車し、終点の名古屋駅新幹線口には37分遅れの7時20分に到着しました。
大井松田~足柄サービスエリア間で発生した渋滞が影響したとのことですが、個人的にはその分エアロキングの乗り心地を楽しめたという点で充実した予習の時間となりました(笑)。
(次ページに続きます。)
1983年にデビューし、約27年もの間製造が続けられた
JR東海バス「新東名スーパーライナー」三菱エアロキング(MU612TX)
多くのバスファンを魅了し続けた同社のフラッグシップモデルでもありましたが、2010年に製造が中止されたことで稼働台数が減少しています。
JRバスグループを中心に高速バスで稼働していた車両も続々と引退を迎え、2023年2月時点で高速バス用として現役稼働しているのは、
- 沖縄県のやんばる急行がヒルトン沖縄瀬底リゾートと提携して運行する「那覇空港~ヒルトン沖縄瀬底リゾート」
- 福島交通の福島・郡山~京都・大阪線「ギャラクシー号」
- 関東自動車の宇都宮・栃木・久喜~京都・大阪線「とちのき号」
- JR東海バスの東京~名古屋線「ドリームなごや号」「新東名スーパーライナー」
そんな中、JR東海バスが唯一在籍していたV8エンジン搭載のエアロキングが引退を迎えることになり、この車両のラストランツアー「V8と直6が奏でる最後の共演。MU612TX&BKG-MU66JS」が、JR東海バスの主催で2023年3月18日と19日の2日間にわたって催行されました。
実はこの度、運良くこのツアーに当選。
「またのない機会、参加しよう!」ということで、今回はこのツアーの1日目午前の部に参加した時の模様をダイジェスト形式でご紹介します。
目次
想像以上の競争率!? 引退バスを追っかける別ツアーも急遽企画へ
先述の通り、ツアーの催行日は2023年3月18日と19日の2日間。ツアーの申し込み受け付けが始まったのは、催行から約1か月前の2023年2月17日でした。
各回の定員が40名であることや、定員以上の申し込みがあった場合は抽選ということで、ある程度の競争率になることは予想していました。
ですので、今回は受付開始と同時に申し込みフォームから申し込みを済ませました。
そして、約3週間後の2023年3月7日、JR東海バスから抽選結果のメールが。
メールの文面を見た瞬間、思わず「やったぜ!!」と声をあげてしまいました(笑)。
聞くところによると、かなりの競争率であったとか。
このため、JR東海バスでは引退バスを追っかける別ツアー「さようならV8エアロキング!「本気で」追っかけツアー」を急遽企画、催行することなったのです。(あとになって分かったことですが、撮影メインの方にとっては、むしろこちらのツアーの方が良かったのかも?と私は思いました。)
とはいえ、せっかく当選したツアー。
これは是非とも楽しまなければ・・・ということで、名古屋までの移動手段を確保し、出発の日を迎えます。
【エピローグ】「ドリームなごや1号」で名古屋へ・・・
札幌を夕方に出発した私。ANA76便で東京羽田空港へ向かいます。
東京モノレールとJR山手線を乗り継いで、東京駅八重洲南口へ。
まずは、こちらから名古屋へ向かいます。
乗車したのは、JR東海バスの名古屋駅新幹線口行き「ドリームなごや1号」。
ツアーのための予習・・・というわけではありませんが、数ある「ドリームなごや号」の中から三菱エアロキング(BKG-MS66JS)が充てられる便を選びました。
この「ドリームなごや1号」と名古屋発の「ドリームなごや2号」は、豊田市や日進市、名古屋市営地下鉄鶴舞線の主要駅を経由する便。
かつての「ドリームとよた号」と「ドリームなごや号」御器所経由便を合わせた運行経路になっています。
バスは、23時00分に東京駅八重洲南口を発車・
年度末の週末ということもあり、車内は満席でした。
首都高速道路から東名高速道路に入ったバスは、足柄サービスエリアと浜名湖サービスエリアでの開放休憩を挟み名古屋へ。
三河豊田駅、新豊田駅、ららぽーと愛知東郷、日進駅前、赤池駅前、八事、杁中、御器所通の各バス停に停車し、終点の名古屋駅新幹線口には37分遅れの7時20分に到着しました。
大井松田~足柄サービスエリア間で発生した渋滞が影響したとのことですが、個人的にはその分エアロキングの乗り心地を楽しめたという点で充実した予習の時間となりました(笑)。
(次ページに続きます。)