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 神ぼったくり堂の発動により、とりあえずここまでの利益水準は好調、通期業績予想も1200億円の営業利益に上方修正しています。

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[任天堂:平成30年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) / 通期業績予想の修正に関するお知らせ](pdf)

 売上高は前年同期比173.4%増の3740.41億円、営業利益は59億円の赤字から399.61億円の黒字に転換、純利益も34.5%増の515.03億円となっています。
 純利益の上昇幅が小さく見えるのは、前年同期にマリナーズ株の売却利益を計上していた事によるものですね。

 売上高ではソニーのゲーム&NS分野の第1四半期売上高3481億円をやや上回り、営業利益は倍以上と“利益率の高さ”が際立つ結果となっています。
 ただ、ソニーも明日決算を発表する予定で大幅に差がつくことは間違いないでしょうが…

(1)連結経営成績に関する説明
 当第2四半期(平成29年4月~9月)の状況は、Nintendo Switchでは7月に発売した『Splatoon 2』が国内外で人気
となり、全世界で361万本の販売を記録したほか、それぞれ4月、6月に発売した『マリオカート8 デラックス』や
『ARMS』の販売が順調に推移し、ハードウェアの販売台数は489万台、ソフトウェアの販売本数は2,202万本となり
ました。
 ニンテンドー3DSでは、ハードウェアの新しいラインアップとして全世界で6月から7月にかけて発売したNewニン
テンドー2DS LLが販売を伸ばし、ハードウェアの販売台数は286万台(前年同期比5%増)となりました。ソフトウ
ェアでは、全世界で発売した『ファイアーエムブレムEchoes もうひとりの英雄王』や『メトロイドサムスリター
ンズ』の販売が堅調に推移しましたが、ソフトウェアの販売本数は1,382万本(前年同期比28%減)となりました。
 その他、9月に発売した「ニンテンドークラシックミニスーパーファミコン(日本では10月5日発売)」が好調な
スタートを切りました。また、amiibo(アミーボ)は、新たに発売した「Splatoon」シリーズなどでラインアップ
の拡充を図り、フィギュア型を約510万体、カード型を約280万枚販売しました。
 ダウンロードビジネスは、特にNintendo Switchでのダウンロード販売が好調だったことにより、ダウンロード売
上高合計では228億円(前年同期比55%増)となりました。
 スマートデバイスビジネスでは、前期に配信を開始した『スーパーマリオラン』や『ファイアーエムブレムヒ
ーローズ』を、引き続き多くのお客様に楽しんでいただいており、スマートデバイス・IP関連収入等の売上高は179
億円(前年同期比426%増)となりました。
 これらの状況により、売上高は3,740億円(うち、海外売上高2,723億円、海外売上比率72.8%)、営業利益は399
億円、経常利益は695億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は515億円となりました。

 自社分のスマ売り上げはスーパーマリオランが売上ランキングでは見かけないので、大体FEHでのガチャ収入が主だと思われます。

 ハードとソフトの販売(出荷)については次の記事に回しますが、これらにより通期業績予想を上方修正。
 売上高は当初予想の7500億円から9600億円、営業利益は650億円から1200億円へと大幅に上方修正されています。

 これに関してはユーロ高により前提レートを115円から125円に変更した事も影響しているようです。

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