ぱっと見の印象は従来型と大差ありませんが、実際には一回り大きく重くなっています。
あと高くもなってます。
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[ソニー: ヘッドホンによる音楽体験を“聴く”から“感じる”領域へ革新 アナログとデジタルの高音質技術を結集した“Signature Series”として『NW-WM1ZM2』を発売 ~ウォークマン® WM1シリーズから『NW-WM1AM2』も同時発売~]
このリリースタイトルを見ると「NW-WM1ZM2」のみがSignature Seriesみたいな扱いになっている…というかリリース本文や公式サイトでもそのような扱いなのですが、
こちらの発表動画を見るにWM1Aの方も同じシリーズとして取り上げられているんですよね、そりゃ中身はほぼ同じなんだからとは思いますが。
ぱっと見の印象は従来型のキャリーオーバー?と思わされるWM1Z/AM2ですが、実際には従来4型だったディスプレイが5型まで大型化されており、本体も従来型の最大外形寸法が「約72.9 × 約124.2 × 約19.9 mm」だったのに対して「約80.5mm x 142.5mm x 20.8mm」と一回り大きくなっています。
この他、背面側には従来無かった段差が付けられていますね、これはWi-Fi用のアンテナでも入っているのか、片手でタッチパネルを操作する賽の配慮か…?
重量についても従来型が455/267gだったのに対して490/299gと32-35g程度重くなっており…
ここからするとシャシー自体の重量は前型からさして変わっていないみたいですね。
まあこれ以上重くなると片手で持つのが本当に厳しい重量感になってきますけど。
変更点で大きな点は独自OSからAndroid搭載に変更された事で、これにより各種ストリーミングサービスにも対応、ソニーの立体音響技術「360 Reality Audio」にも対応しています。
高音質技術という面ではZとAの差は基本的に銅削り出し金鍍金シャーシを採用しているか否か、内部配線がKimber Kableの物を採用しているかどうかという所ですかね。
価格差が大きいのでもうちょっと差別化されているポイントがあるかもしれませんが。
デジタルアンプはS-Master HXの3778で前型から変わっていないようにも見えますが、新たにアップコンバート技術としてDSDマスタリングエンジンを搭載、PCM音源をハイレゾ信号相当にアップコンバートすることが可能と謳われています。
接続/電源回りだとWM-PORTを廃してUSB Type-C端子を搭載、充電時間は従来7時間だったものが4.5時間と従来比での急速充電にも対応。
また電池持続時間は従来型がMP3 128kbps再生時に33時間だったものが40時間まで延長されており、電池持続時間が向上。
電池回りで気になる所は非再生時の電池消費ですね、Androidなので。
自動電源オフ機能についても、M2は“1時間不使用で電源offにすれば~”となっているあたり、待機時の電池消費はそれなりの物となっていそうです。
ハイレゾ再生時などは相応にバッテリ持続時間が短くなりますが、USB Type-C端子搭載という事でスマとのモバイルバッテリ共用などはしやすくなりますね。
内蔵ストレージはZが256GBでAが128GBというのは前型から変わらず。
microSDカードにも引き続き対応しています。
価格については従来型が30/12万円程度(税別)で発表されていた物が40/16万円前後(税込)となっており、税抜き価格から考えると二割ぐらい高額になっていますね。
そして本日より各地のソニーストアで展示が始まるとのこと。
・ソニー ウォークマン 64GB ZXシリーズ NW-ZX507 : ハイレゾ対応 設計 / MP3プレーヤー / bluetooth / android搭載 / microSD対応 タッチパネル搭載 最大20時間連続再生 360 Reality Audio再生可能モデル ブラック NW-ZX507 BM (Amazon)
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