コンピュータ将棋選手権の決勝の先手勝率と平均手数の推移です。
— 柿木 義一 (@ykakinoki) May 6, 2024
年 先手勝率 平均手数(千日手を除く)
2024年 0.720 183.538
2023年 0.679 176.250
2022年 0.583 193.615
2021年 0.560 185.680
2019年 0.538 200.308https://t.co/bckR6S1L8u#wcsc34 #csalive
今年のコンピュータ将棋選手権の決勝、2次予選、1次予選のデータです。
— 柿木 義一 (@ykakinoki) May 6, 2024
2024年 先手勝率 平均手数(千日手を除く)
決勝 0.720 183.538
2次予選 0.602 175.598
1次予選 0.583 95.901https://t.co/bckR6S1L8u#wcsc34 #csalive
第34回世界コンピュータ将棋選手権の棋譜266局の戦型を分析しました。https://t.co/bckR6S1L8u#wcsc34 #csalive pic.twitter.com/1zPwAS9sK0
— 柿木 義一 (@ykakinoki) May 5, 2024
今回のコンピュータ将棋選手権の棋譜集が公開されました。https://t.co/8kSb1N5kld
— 柿木 義一 (@ykakinoki) May 6, 2024
前回から、評価値・読み筋付きです(参加者から送られた場合)。
問題がある棋譜がありましたら、お知らせ下さい。#wcsc34 #csalive
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決勝リーグは棋力が上位集中して拮抗するから
その分、先手後手の差がそのまま結果に出るのだろうか
2→3→2→0→3と横ばいなんだな
戦型は角換わり早繰り銀が大人気
去年の先手腰掛け銀必勝定跡の影響だろうね
今年は、角換わりが復活した年でした。
ただし、角換わり腰掛け銀よりも角換わり早繰り銀が増えたのが特徴です。
2023年と2022年は、相掛かりが最多でした。
振り飛車は、昨年同様、無かったです。
昨年、谷合四段のソフトは、ご自身と同様に、振り飛車を指していましたが、今年、決勝に進んだ谷合四段のソフトは、振り飛車を指さなくなっていました。
昨年、無かった矢倉が復活しました。
角換わり、相掛かり、矢倉以外が無かったのも特徴で、初めてかも知れません。
【悲報】振り飛車が終わった
そのAI相手にも勝つから「将棋の神様」と対局したいらしい
弱い伊藤匠が3回もタイトル挑戦してくるから心構えも変わった
伊藤匠は終盤の最善手が分かるか?と、逆転ゲームを興じる
タイトル戦で弱い挑戦者を待つのが面白くない
叡王奪取され、八冠から陥落などどうでも良い藤井聡太
来年、叡王戦決勝トーナメントから毎回違う相手と負けられない対局をしたくなったのかも
2013年度 0.535
2014年度 0.528
2015年度 0.521
2016年度 0.525
2017年度 0.529
2018年度 0.534
2019年度 0.525
2020年度 0.547
2021年度 0.531
2022年度 0.520
>(電竜戦の工夫!) 表と裏が必ずセットになっている、 先手の持ち時間を半分にして先手の有利を削っいる。
>先手の千日手0.4勝、後手の千日手を0.6勝にして先手の有利を減らして先後平等の努力をしている
囲碁ならコミを増やさないといけない差がずっと続いているんだけどな
ちなみに、暇人はま1の「初手」書き込み率も7割逝ってたような
強い相手に先手、弱い相手に後手を引いたソフトが有利になってしまうからな
同感
当事者の過半数?が許容範囲と思ってるってことだろ
A級リーグの先手番の回数差に文句言ってるのはナベぐらいしか知らない
持ち時間で調整するにしてもパンドラの箱っぽくて面倒くさそうだし
これでいいんじゃない
PKみたいに先手が詰ました次の手で後手も詰ませたら引き分け、の方がルールとしては公平
ただ、おもんなくなるというかゲーム性が変わってしまう
終盤駒を渡しまくって詰ますとかはできなくなる
後手角換わりより安定しているイメージがあるんだが。▲水匠vs△Aobazeroが後手雁木で実質水匠が負けた将棋があったくらいだから雁木が完全攻略されたイメージがないのに採用率は減っているのが納得できん。
ソフトの結果見る感じ、点数や千日あたりをいじっても先手有利のままくさいのかな。
ちょっと何言ってるかわからない
康光-森内は先手が大きく勝ち越し
いや昔のトップ棋士は関係ないでしょ
連珠で採用されているパイルールがある
まず仮の先手を決めて、仮の先手が仮の初手を指す
仮の後手が先手の手を採用したいと思えば、盤をひっくり返して仮の後手を先手として対局開始
仮の後手がそのままで良いと思えば、これで先後が確定してそのまま続行
経済学的には、これで先手と後手の勝率は有意差がないところで釣り合うようになる
へ~。なるほどね。仮先手の最善は50%釣り合う手を指す事になるからって事なのかな。
なんか兄弟でケンカしない様にケーキを分ける際、どっちかが包丁で切って、切らなかった方が選ぶって話に似てるな。若干選ぶ方が得な気がせんでもないけど。
由来はまさにそれだよ
切る対象がケーキではなくパイなので、だからパイルール
初手76歩で現代型の角換わりと相掛かりは消えるわけだけど、仮の後手はそれ見て矢倉か昔の角換わりやってみたいと思う?
もう200点差ついたらほぼ逆転しないし、先手必勝だとすると後手が有利になる変化の方が少ないだろうと考えられる
最善尽くせば先手必勝ではなく持将棋になるだろう
順位戦で原則A級だけだからね
奇数回数で終わるのが
でもA級は棋士の代表なので不利な後手番でも跳ね返さないと
そうしないと振り駒で手番決めるトーナメント棋戦にも文句言う奴出てくる
そりゃ同じ時間なのおかしいでしょって話になる。
研究というか落とし穴を埋める作業ね
佐々木勇気も「この手でAIは200点いいって言うんですけど、その通り進めたら相手が良くなります」みたいな解説をしてたことがあるけど、AIの序盤にはこの手のが山ほどある
なので、AIの自動対局場とかから大量に棋譜をダウンロードして、自己対局も大量にして、落とし穴のありそうな局面にならないように定跡ファイルを厳選している
逆に言うと、振り飛車のHoneywaffleなんかは、そういう居飛車側の評価の穴を大量につくような定跡ファイルを積んでる
AIどうしの対局の戦型が限られているのは、こうやってどんどん細い道に定跡が修練してるから
それでもAIどうしの対局では絶対に通らない道があるので、最後は人力で落とし穴を見つけるしかない
人間の目で見ても甘い手ってわかるときがまだあるからな。
標準NNUEのときは入玉宣言は最短でできていたんだが、マメットブンブク型NNUEを使うようになってから宣言を最短で目指せないようになった
dl系も宣言の条件を満たすのが下手なので、ここは当面の課題だね
コンピュータレベルだと香落ちでも先手(上手)有利らしいし
その仕組みを教えてくれ、お前ら
より強いソフトがライバル相手に先手になるようにしたからその効果もあるんかな。
角換わりや相掛かりの先手定跡の精度と量が大進歩したことに加えて。
これどうやったら先手勝てるのだけど
開発者の山岡本人のブログに書いてある
>決勝リーグでは、棋力測定での勝率は多少低くても終盤の読み抜けが比較的少ないモデルに変更した
リンク貼れないから以下で検査
はてなブログ 第34回世界コンピュータ将棋選手権 結果報告
谷合はじめとした個人参加組もAI強くするために結構金使っているみたい
だからHEROZのハードウェア優位性が前回ほど出なかった
棋神アナリティクスのDL系AIは終盤力が弱点
そのためには電気代やハード代がかかる
最先端将棋AIが有償になっていくのも仕方ない
20年以上前の将棋世界だか将棋講座だかのネタコラムでそういうのがあったな
うろ覚えだけど、遠い将来では76歩を指した瞬間に先手必勝になるから最初の4手だけ指してその時点で後手が先後を入れ替える権利を持つ、みたいなことが書いてあって印象に残ってる
当時はネタで書いてたんだろうけど今や現実味が増してきてるよなあ。。。
ネタじゃないよ本気だよ
あと桂馬を横にひとマス動けるようにすれば、定跡が全て変わるだけでなく先後の勝率もまた変わるとか言ってたよな
2026年0.900
2027年1.000
事実上の先手必勝を宣言し大会は終了
AI同士でも評価値的に逆転勝ちもまだまだ多い