ヨーロッパの予想でも来週に南西諸島へ北上か

ヨーロッパ中期予報センターが発表している予想です。来週24日(水)9時の地上気圧の予想図をみると、南西諸島付近に丸い閉じた等圧線が見られます。

24日9時のアンサンブル予想の地上天気図の個々の結果をみると、場所のバラツキは大きいものの熱帯低気圧または台風となって北上して台湾や南西諸島周辺に達しているデータが多く示されています。

また、予想時刻までの48時間以内に、風速17m/s以上の熱帯低気圧が300km以内のエリアに入る確率を示した予想データを発表していますが、来週23日(火)以降に南西諸島周辺から東シナ海にかけては非常に確率が高くなっているのがわかります。

フィリピンの東の海上にある低圧部が今後熱帯低気圧となって北上して南西諸島から東シナ海へと向かう可能性があることを示しています。

現時点で各国の予想を見る限り、今後、熱帯低気圧または台風が発生して南西諸島を中心に何かしら影響を受ける可能性がありそうです。ただ、まだ予報にブレ幅があるため最新の気象情報をご確認ください。

※正式な台風に関する予報については気象庁が発表する情報を確認してください。