今日は先日の相談案件で障害年金をもらって国民健康保険にはいると保険料はいくらになるのか役所に問い合わせた時の話なのですが・・・。税務課の職員で国保には詳しくても、社会保険のことは知らないんですね。
国民健康保険は所得割(その世帯の所得に応じて)資産割(その世帯の資産に応じて)均等割(加入者人数に応じて)平等割(1世帯いくらというように決まる)の4つを合わせて決まります。
一方、
健康保険料は原則として、4月から6月に支払われた給料をもとに決まる報酬月額に保険料率をかけた額となっています。
で、この税務課職員が何を知らなかったかというと、国保も健保も同じように家族の人数に応じて保険料が決まると思いこんでいたってこと。
一般市民ならそれでいいけど、保険料の仕事に携わっている職員がこれじゃあねぇ・・・もうちょっと勉強してくださいね!と言っといてあげました♪
それにしても・・・制度によってこう違うとわかりにくいし、不平等だし、この際、全部いっしょに出来ないもんなのでしょうか?年金一元化同様、社会保障制度は同じ日本に住んでいるんだから、みんな同じにしてしまえばいいのにね。
ついでに年金の話も。国民年金の加入者は全員自分で自分の保険料を払わなくてはなりません。でも会社で社会保険に加入している人はちょっと違います。結婚して配偶者が専業主婦(夫)になり扶養家族となった場合、配偶者の年金保険料を払わなくても年金もらえます。誰が払ってるかというと、みんなの保険料で負担しているんです。だから、
大嫌いな上司の奥さんの年金保険料なんかもみんなで負担してたりするワケだ!保険も年金も公平でわかりやすく持続可能な制度に改善してほしいよね!最近、定率減税の廃止(俗にいうサラリーマン増税)で世間が騒がしいけど、給料明細をよく見てください!控除額の中で所得税よりも社会保険料の割合の方が断然多いはずです。年金の保険料率はこれから毎年上がることになってますからこちらのほうが大問題のハズ・・・。
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