お泊りキャンプ5回目@道志の森キャンプ場(山梨県道志村)2023年4月8-9日 Aricxi ワンポールテント

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ついに道志の森キャンプ場で1泊2日のソロキャンプしてきました。初の山梨県でのキャンプです。道志の森キャンプ場は関東周辺では皆さんご存じのキャンプの聖地の1つで川沿い2Kmにわたって予約なしで全て区画無しのフリーサイトになっていて川沿いのサイト、林間サイト、プールサイトなどファミリー、ソロキャン、グルキャンなど様々なタイプのキャンプを楽しめるキャンプ場です。


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4月8日(土)の朝5時半ぐらいに自宅を出発し、相模原ICから道志道に入っていくルートで、8時半ぐらいに到着しました。途中PAやセブンイレブンによって、朝食や食材・お酒を仕入れ、キャンプ場入口で薪を調達しました。入口の無人で薪が売っているところでうろうろしていたら道路を挟んだ向かい側からおじさんが「広葉樹もあるよ」といっていただきおじさんのところで広葉樹の薪を買うことができました。ちゃんと乾燥していていい薪でした。値段も他と比べると格安でした。

キャンプ場には7時到着を目指していたのですが、出発が少し遅れてしまったことや途中PAやセブンイレブンに寄ったりしていたので8時半ぐらいになってしまいました。川沿いのサイトはもう空いていないのかなあと思いながら、目当ての上流のサイトを目指したのですが、目当てのサイトは閉鎖されておりました。プールサイトに向かって降りていく途中の川が池みたいになっている人気のサイトがたままた空いていたので初回ながら確保することができました。4月8日は冬季期間で閉鎖されているサイトがあったり、トイレ・炊事場が使えなかったりしますが、仮設のトイレがところどころあって、和式だけではなく、洋式の簡易水洗トイレ(足で数回踏んで水を流すトイレ)もあるので安心して使えました。少し歩きますがいい運動になり、家に帰ったら太ももとかふくらはぎが筋肉痛になっていました。

今回のテントはAricxiの5-6人用と記載のある20Dシルナイロン製(片側のみ)の大きめのワンポールテント、インナーテントとしてフカヅメカンガルーテントSSを入れました。また、いつものSolo-istの薪ストーブをセットしました。タープはテントと同じAricxiの15Dシルナイロン製のヘキサタープを連結させました。夕方から夜にかけて雨が少し降る予報でしたのでタープも張りました。テント、タープともに超軽量でテントが約2.5Kg(ポール込)、タープが約500g弱です。タープのポールが1本使用で約900gですのでとても軽量ですよね。夜、風が吹いていましたが、問題ありませんでした。なお、雨は夕方ほんの少しパラっと降った(降ったと言えないかもぐらいの量)程度でまとまった雨には降られませんでした。

やはりいつも通り設営に時間がかかりたぶん1時間以上かかっているかと思います。それからテント内に道具を入れようとしたところ、なんとシングルバーナーやクッカー類を入れた収納ボックスを忘れていることに気づき、買いにいくことになりました。このときで大体10時半ぐらいだったと思います。それから、30分ぐらいのところにあるコメリー、コメリーの隣にあったキャンプ用品店、マルエツに行ったのですがクッカー類が売っておらず、そこから20分ぐらいのところにあるカインズホームに行ってようやくクッカー類を購入することができました。カインズホームではキャンプ用品がとても充実していて、今回はなるべく安いもので揃えたかったのですが、SOLAシリーズのキャンピング鍋4点セット(スノーピークのアルミクッカーセットのようなもの)、シェラカップ3点セット、ホットサンドメーカー、カラトリーセットを購入しました。全部で5,000円ぐらいで揃えることができました。めちゃくちゃ助かりました。

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それからキャンプ場に戻る途中の道志の湯に立ち寄り、桜を見ながら露天風呂に浸かりました。それから道志の道の駅に寄ったのですが、なんとSOLAシリーズのクッカーセットがカインズホームよりは少し高かったですが売っていました。そのほかにもキャンプ用品が売っていて、一通りここで揃うじゃんと思いました。また、キャンプで焼いたり温めたりできるような食材や地ビール、日本酒、ワインなどもたくさん売っていて少し高いかもしれませんがスーパーまで行かずに、地物の食材・お酒が一通り揃うと感じました。次回は、最低限のものを途中のコンビニで買ってメイン食材・お酒は道の駅で買おうと思います。

クッカーを買って温泉に入って道の駅によってキャンプ場についたのが大体15時ぐらいでした。せっかく早く着いたのに結局13時チェックインのキャンプ場と同じ感じになってしまいました。これまで朝、車の中で食べたサンドイッチとおにぎり1個のみしか食べていなかったので、これから昼食になります。道志の森キャンプ場はゴミが捨てられないので焼くだけ温めるだけのレトルト食材を中心にセブンイレブンで購入していました。まずは焚き火で火を起こして、レトルトの豚汁を温めて食べ、それから餃子をホットサンドメーカーで焼いて食べました。他は何を食べたのかあまり覚えておりません。

食べ終わった後は少しキャンプ場を散歩しました。広いし川のせせらぎが聞こえてとても気に入りました。

そのあとは夕食です。そうそう、焚き火台は川沿いに設置して、川を眺めながら焚き火、夕食をとりました。おでん、もつ煮を焚き火の上で温めて、そのあとは日が落ちて少し寒くなってきたので、テントの中の薪ストーブの方に移動し、カレーを温めながら、ナンの表面を温めて食べました。薪ストーブはやはりとても便利です。すぐに火がつくし、薪の量を調整すれば火力も調整できるし、薪ストーブの下でもオーブンみたいに表面を少し焼くこともできるので、寒くない時期でもテントにセットせずに外で薪ストーブ使うのもありかなあと真剣に考えています。
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そうそう、ビールは今回たくさん買ってしまい、350ml缶を4、5本飲んだ気がします。もちろん、川の中でキンキンに冷やして飲んだのでいつもよりも美味しく感じました。地ビールも3本買ったのですがさすがに飲めなかったのでお土産で持って帰りました。

ボーとしながらコーヒーを飲んだり、薪ストーブの炎にいやされながら、ゆったりな時間を過ごしました。
気温は昼間は18℃ぐらいだったのが夜は5℃ぐらいまでは下がっていたと思います。明け方は3℃か4℃ぐらいまで下がっていました。

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24時前ぐらいに就寝。夜中の2時ぐらいに風の音が大きくなってきてタープのテーブルに置いてあったオイルランタンと焚き火台が気になって見に行き、オイルランタンをテントの中に入れ、焚き火台に石をのせて飛ばないようにしました。ついでにトイレにも行って帰りには風は弱くなり月がきれいに見えていました。

朝は5時半ぐらいに目覚ましで起きて、薪ストーブに火を入れました。道志の森キャンプ場はチェックアウトが12時なのでいつもよりゆっくりできると思い、だらだらとした時間を過ごしながら、朝食を食べました。朝食は薪ストーブでソーセージを焼いたり、ベーコンを焼いたりして、ホットサンドメーカーを使って食パンにベーコンと明太子サラダを載せて薪ストーブの上下で焼いて食べました。とても美味しかったのですが、前回の稲ヶ埼キャンプ場で初めて使ったDODのホットサンドメーカーの方がふっくらと焼けた気がします。重いですが厚い鉄板をつかっているので違いが出たのだと思います。
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8時ぐらいまでゆっくりしてから撤収作業に取り掛かりました。でもいつもと違って本当にだらだらと時間がかかり、1時間ぐらいチェアに座って川を眺めたいなあと思っていたのですが結局11時半ぐらいまで撤収に時間がかかってしまいました。また、11時ぐらいにはこのサイトを希望している方がいらっしゃっていたのでゆっくりはできませんでした。人気サイトなので仕方がありませんね。

テントもタープも軽量だし、薪ストーブもいつものだし、インナーテントもそれほど撤収に時間がかからないのに、どうして時間がかかってしまうんでしょうね。今回、クッカー類も忘れてしまったので最低限になっているはずですし、、、。しいて言えば、前回は、夜にある程度お片付けをしていましたが、今回は油断をして何もしなかったことと、川があるので、川でペグの泥を落としたりしました。あと、撤収の途中で休憩を入れて対岸のサイトの散策も少ししたというのはありましたね。対岸のサイトも素晴らしく良かったので次回以降狙ってもいいかなあと思いました。

11時半過ぎにサイトを後にして、管理棟の近くの駐車スペースに車を置き、少し管理棟の周りをうろうろしてみました。橋の下のサイト(ソロ、デュオ向け)や橋を渡ったところのサイト(ファミリー向けかも)などもいいなあと思いました。

12時前にキャンプ場を後にして、道の駅でお土産の購入とランチを食べました。土曜日はそんなに混んでいなかったのですが、日曜日はバイクを中心にとても混んでいました。ランチは鮎の塩焼きと鮎飯を食べました。ちょっと並びましたがとても美味しかったです。
そういえば、道の駅の裏手の川に吊り橋がかかっているのですが、吊り橋はまあまあ揺れました。川沿いの桜が満開でとてもきれいでした。
道志みちの道沿いにはところどころ桜が咲いていて、桜並木みたいになっているところもありました。都心の桜はもう散ってしまっているので花見ができてとても良かったです。

帰りは山中湖方面に抜けて御殿場ICから東名にのって帰宅しました。御殿場ICに入る前にコロナ前によく行っていた御胎内温泉によって温泉と夕食を食べました。かつては休憩所まで食事を運んでくれていたのですが、いまは、呼び出しが鳴ったら自分で取りに行くシステムに代わっていました。返却も休憩所の近くにあったのですが、食堂まで返却するようになっていました。山中湖から御胎内温泉までの道のりもだいぶ変わっていて有料道路が整備されていたり、第二東名が延びてきている関係でルートが変わっていました。昔の道(旧道)の方がなれているのですが、旧道にでるのに少し迷ってしまいました。ナビも対応していなくて道のないところをナビが走っていました。

御殿場ICから東名に入るとすぐに渋滞しており、横浜まで断続的に渋滞していました。予定よりも帰りが1、2時間ぐらい遅くなりました。
実は前々回のキャンプの帰りに車が故障しレッカー移動になったのですが、その後、ガソリンタンクの交換をして、前回のキャンプに臨んでいます。前回は、ガソリンタンクを満タンにせずに行ったのですが、今回はガソリンを満タンにしていつもよりも険しい山道をとおりましたが特にトラブルは発生しませんでした。おそらくこれで安心して家族をのせて遠くまでドライブができそうです。

行程は以上となりますが、ここからは、今回使用した主なキャンプギアを紹介したいと思います。

まず、テントはAricxiの4‐8人用のワンポールテント。
大きいのに超軽量、シルナイロン製でかっこいいです。内側のロープを使ってペグダウンするとスカートを作ることができます。ポールの高さを低くするとよりスカート感がでてきます。今回、風が少し吹いていたので実際はスカートがひらひらして風が入ってきていました。薪ストーブを入れていたのとインナーテントを使って寝たので気にはなりませんでした。そのおかげか皆さんのレビューにあるような結露はほとんどありませんでした。上部にも閉められないベンチレータ―が2か所ついているので薪ストーブを使うのには安全だなあと感じました。一方、前回、前々回使ったPomolyのテントはベンチレータが下に2か所あるので少し意識して換気をしないと息苦しさをほんの少し感じました。


インナーテントはフカヅメカンガルーテントSS。こちらは初めて使用したのですが、素材が綿でできているので目に見える結露はしないのですが、湿った状態にはなりますので撤収時には日干しが必要です。皆さん勘違いしているかもしれませんが結露は必ず発生していますので日干ししないとカビの原因になります。そういう意味ではテントはTC製よりも結露は目立ってしまいますが、防水性も高いナイロン製のテントを好んで使用しています。薪ストーブも煙突をちゃんとテントの高さよりも30㎝から1m以上高いものを使えば火の粉で穴が開くことはまずありません。もちろんスパークアレクタをつけていることが前提ですが、、、。

タープはAricxiのヘキサタープ。テントと同じ色でした。実はAmazonではテントはAricxiではなくUnaFreelyになっていますが、実際はAricxiです。おそらく中国製のものは同じ製造元のOEM製品なんだと思います。Pomolyの薪ストーブも中国製(ブランドはイギリスだったと思いますが、、、)なので、他のブランドの安いチタン製の薪ストーブとマークが違うだけでよく見ると仕様も見た目も全く同じものだったりします。話を元に戻しますとこのタープもとてもいいです。シルナイロン製なので薄いのですが、薄いから耐久性がないんじゃないかと勘違いされる方がいらっしゃいますが、逆に同じ厚さであればシルナイロンの方が強度は強いそうです。軽量かつ強度が強い、加水分解の進行も遅いということで高級ブランドで採用されている素材になっているようです。なので必ずしも薄い=弱いではないということになります。


ポールはFLYFLYGO 28㎜です。ワンポールテントに付属のポールは少し直径が小さいのでこちらを使っています。長さ調節ができるのとキャップがついているのがとても使いやすいです。また、タープポールもこちらを使用しています。色はブラックを使用しています。


テントとタープを連結するために使ったテントハット。前回は上に穴が開いているものを使用しましたが、今回は穴が開いていないものを使用しました。穴が開いていないほうがテントに優しいと思いました。

タープに使ったガイロープはDOD。とても使いやすかった。


今回のタープは付属のカラビナを使って連結することができました。

薪ストーブはSolo-ist SOLO-300。チタンで軽いし、フルセットついている。中国製ですが、商品企画は日本の会社です。アフターサービスも万全で部品の取り寄せなども相談にのっていただきました。4回目(通算9日目)の使用ですが、問題なく使用できています。Pomolyの薪ストーブも同じですが、組み立て式ですので、使っているともちろん歪みは出てきます。組み立ててしまえば問題なく使用できます。歪みはどこのメーカーであっても同じです。今回使用したテントは高さが200㎝ぐらいありますが、すぐに暖かくなります。通常の薪だと入りきらないのでのこぎりとかでカットする必要があります。私はコメリの短い広葉樹の薪を使っていますのでのこぎりでカットすることなく使用できます。それと2時間持つ着火剤不要の炭を併用しております。とはいうものの文化焚き付けのような着火剤も使用しております。


焚火シートはZEN Camps。とてもかっこいい。


寝具、衣類は前回、前々回とほぼ同じです。今回もカイロは使いませんでした。

照明器具も前回とほぼ同じ。
WAQのLEDランタンは本当に使い勝手がいいし、かっこいいです。これのオリーブを使っています。最近、ブラックが出たみたいです。

調理器具は、上で紹介した通り、今回完全に一式忘れてしまったのでカインズホームで調達。実は道の駅で売っていた。燈台下暗し。
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以上となります。
次回ももしかしたら道志の森キャンプ場になるかもしれません。5月のGW明けには稲ヶ埼キャンプ場に行く予定です。



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