これから始めるソロキャンプ。何を揃えたらいい??

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ソロキャンプを始めてまだ1年も経っておりませんが、いまからソロキャンプを始めるとしたら何を揃えるかなあと考えてみました。
前提としては、ソロ、春から秋、なるべく安く、軽く、かっこいい。ダイソーなど100均やワークマンで代替できそうなものは何かなどを考えてみたいと思います。

まずは、テントから。
テントは、大きく分けてドームテント、パップテント、ワンポールテントがあるのですが、それぞれ選んでみました。
これから始めるという趣旨ですので、お手ごろな値段で、建てやすい、インナーテント(蚊帳)付き、突然の雨でもなんとか対応できる、荷物を入れてもそれほど狭く感じない、かっこいい、長く使っても飽きない、などをコンセプトに選んでみたいと思います。

ドームテントは「OneTigris COSMITTO」を選んでみました。
大きさは横2.2m×奥行1.3m×高さ1.1mで重さ2.4kg、ナイロン製、耐水圧1,500㎜、定価19,500円(Amazon)となります。フライシート(外側)とインナーテント(内側)が分かれているダブルウォールとなっています。ナイロン製なのでもちろん結露はしますが、TC素材と比べてメンテナンスがしやすく、突然の雨でも対応できます。色もブラウンとグレーがあり、どのキャンプ場でもかっこよくソロキャンプできると思います。組立も簡単で四隅にペグを打ってポールを四隅のループに挿入し、インナーテントを引っ掛けて、その上にフライシート(アウターテント)をかぶせるだけです。おそらく初めてでも30分ぐらいでできると思います。自立式ですので、取り扱いが簡単ですし、風などにも強いドーム型になっています。


パップテントは「OneTigris OUTBACK RETREAT」
大きさは横3.7m×奥行1.3m×高さ1.2mで重さ3.7kg、ナイロン製、耐水圧1,500㎜、定価25,660円(Amazon)となります。
4面メッシュがついていて風通しがとてもいいです。フロント部分が跳ね上げられるのとポールも標準でついているので良いと思います。
もちろんテント内には床もついているので別途インナーテントを購入する必要がありません。ただし、ダブルウォールではないので、結露は発生します。

ワンポールテントは「DOD ONE POLE TENT (S)」
大きさはW320×D270×H170cmで重さ3.1kg、ポリエステル製、耐水圧2,000㎜、フロア5,000㎜、定価14,940円となります。
インナーテント付きです。高さも170cmあるので着替えなども楽だと思います。色はブラウンとブラックとなります。
グランドシート(3,300円)とマット(9,440円)は別売となりますが合わせても3万円でおつりが来ます。
マットはクッション性があり小石や砂利のサイトであっても快適に過ごせると思います。



最初から雨キャンプを想定するのであれば、テントのほかにタープもあったほうがいいかなあと思います。
特にワンポールテントは出入り口を開けているとテントの勾配が他のかたちよりも緩やかなので、テント内に雨が入り込みやすくテント内がびちょびちょになってしまいますのでターブで入り口の上を覆うようにしてあげると快適に過ごせると思います。
いずれにしても土砂降りの雨がずっと続くような天気が予想される場合にはタープを低く張り、テント内に雨が侵入しないように、スカートのついたテントにするあるいはクリップなどを使って自作するとか、グランドシートを工夫する(タブ型のものを購入、あるいは、クリップなどを使って工夫する)などの対策が必要となります。

次に、寝具系を紹介します。

まずシュラフ(寝袋)は「Naturehike 超軽量アップグレード版寝袋 380T」
大きさは190x75cm、収納サイズ約φ12x29cm、重さ680g、化繊となり、380Tナイロンを採用し撥水加工付き、快適温度:15-22℃、春夏秋3シーズン使える汎用性の高い寝袋となります。


インナーシュラフは「Naturehike インナーシーツ」
シュラフだけでもいいのですが、インナーシーツを使うことによって体温を調整することができるのと気軽に洗えるというのがよいです。
暑い時にはシュラフを使わずインナーシーツのみでもよいかと思います。


マットはクローズドマット、インフレータブルマット、エアマットの3種類あるのですが、最初はクローズドマットからでよいと思います。
冬はクローズドマットとエアマットの組み合わせが良いと思いますが、春から秋の場合はどれか一つでよいかと思います。
インフレータブルマット、エアマットはとがった小石や小枝などがあるとパンクしてしまいますので扱いに注意が必要です。

クローズドマットは「キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプマット レジャーシート EVA フォーム マット」


インフレータブルマットは「Naturehike エアーマット 自動膨張」


エアマットは「FIELDOOR ウルトラライト エアーマット」


マットを使わずにコットを使う人も多いですが、高価で重さも2kg以上ありますので最初はマットから始めるのが良いと思います。
腰痛持ちだったりする人は、エアマットもしくはコットがおすすめです。
ベストはコットの上にマットを敷くとよいと思います。冬でも底冷えを防いでくれます。

次に焚火台ですが、「TokyoCamp 焚火台」をおすすめします。人気のピコグリルは価格が高いので同じ形のこちらをおすすめです。
重さはピコグリルよりも重く1kg弱となりますが、丈夫ですし、オプションもいろいろありますので拡張性も高く使いやすいです。
耐久性はこちらのほうがあると思います。見た目もかっこいいですよ。



焚火台の下には必ず焚火シートを敷いてください。ブラックの焚火シートはサイトをぐっと引き締めてかっこよくなります。


次に、チェアですが、「Moon Lence アウトドア チェア ローチェア」をおすすめします。
超軽量ではないのですが、重さ920gのローチェアとなります。
人気のヘリノックスはとても高いですし、私も軽量化のために購入してみましたが、使用感としては、1kg弱ぐらいのローチェアの方が私にとっては使い勝手が良かったです。個人的にはヘリノックスはちょっと華奢かなあと思うのと座面が低すぎて立ち上がるのにちょっと辛かったのとぐにゃぐにゃするなあと感じたので200~300gぐらい重くても丈夫で座り心地がいいものを使っています。



次に、テーブルです。
テーブルもいろいろあって迷いますよね。軽量化を目指すならSOTOのフールドホッパーが人気ですね。
私も最初はフィールドホッパーのような高さ10cm以下のコンパクトなテーブルを2つ(ワークマンのアルミテーブル)を使っていたのですが、車移動のキャンプなのでそこまで軽量化しなくてもよいことに気が付き、もう少し大きめのテーブルを使い始めるようになりました。

そこで、おすすめは「Moon Lence キャンプ テーブル アルミ ロールテーブル ランタンハンガー付き」です。
色はブラック、ブラウン、ブルー、レッドの4色、大きさは長さ56*幅40*高さ36cm、収納サイズ:45*12cm 重量:1.6kg 材質:A6063ジュラルミン 耐荷重:30kgとなります。メインテーブルとしてとても良いと思います。重すぎず、大きすぎず、小さすぎず、取り外し可能なランタンハンガーもついているので別途ランタンハンガを購入する必要がないと思います。足の部分にネットもつけられるので、クッカーなどの収納にも便利です。


メインテーブルに加えて、ローテーブルや荷物を置くフィールドラックなどを徐々に追加で揃えていくので良いと思います。

調理器具・クッカー類も迷いますよね。

調理器具ははじめは焚火台と固形燃料を使うポケットストーブでいいかなあと思います。
キャンプの楽しみとして焚火をしながらの調理があると思うのと、ご飯を炊くのに最初は固形燃料一つを使ってほったらかし炊飯が楽にうまく炊けるのでこの2つの調理方法をまずはおすすめします。
ガス缶を使うシングルバーナー、アルコールを使うアルコールストーブは徐々に追加で揃えていくので良いと思います。
因みに、火力調整ができるシングルバーナーは早い段階で揃えてもよいかもしれません。特に、時間のない朝食を調理するときには便利です。
時間のある昼食や夕食は焚火調理が楽しいと思います。

ポケットストーブはダイソーなどの100均で購入できますので、節約しましょう。

クッカーも本当はスノーピークのアルミクッカーをおすすめしたいのですが、値段がどんどん高くなってしまっており、気軽に購入できないし、焚火でガンガン使ってすすだらけの真っ黒にするのにはちょっと気が引けてしまう値段になってしまいました。
焚火でガンガン使ってすすだらけにしても遠慮なく使える安価で丈夫なものが最初はいいかなあと思います。
私は最初スノーピークのアルミクッカーで焚火調理してしまいちょっと後悔しています。真っ黒にするのが好きなキャンパーも多くいらっしゃいますが私はすすがついたらたわしできれいにしたい派です。

そこでまずおすすめしたいのがこちらの2点です。「SOLA Relax -ソラリラ- キャンピング鍋 4点セット」「SOLA Relax -ソラリラ- シェラカップ 3pcs」
こちらはたまたまキャンプでクッカーを丸ごと忘れてしまい急遽カインズホームで購入したのがこのクッカーとの出会いなのですが、安いし、焚火調理するのに必要なクッカーが十分すぎるほどそろっているし、ステンレス製で気にせずガンガン焚火で真っ黒になるほど調理しても気にならないし、たわしなどで傷をつけながらガシガシ洗っても気にならないので焚火するときはこのセットが一番だなあと今は思っています。
アルミクッカーとかチタンクッカーはシングルバーナーでの調理や冬場の薪ストーブでの調理用にしています。
本当に消耗品としてこれ一択でいいのではと思っています。カクセーのSOLAシリーズ 超おすすめです。



ただし、もっと価格を抑えたいのであれば、ダイソーなどの100均で揃えるのもよいかと思います。
ダイソーで700円ぐらいのクッカーセットがあったと思ますし、シェラカップやメスティン、マグ、ホットサンドメーカー、アウトドアコーヒーメーカーセット、コンパクト折り畳みアルミ風防、火ばさみ、ガスライター、防水トラッシュバックなど3,000~5,000円ぐらいで一通り調理器具そろいます。

あると便利な調理周りの小物を紹介します。

サイトでのクッカー収納や洗い物をするときに便利な防水バケツ


ウォータージャグ


ヘッドライトもトイレに行くときや暗くなってから作業をしなければならなくなってしまったときに便利なのでぜひ1つ購入しておくとよいと思います。300ルーメンあれば十分ですが、100~150ルーメンぐらいのものでもいいかと思います。
高照度で短時間しか使えないものよりは、低照度で長時間使えるものの方が使い勝手が良いと思います。



あとは、ランタン系ですね。
ランタンはLEDランタン、オイルランタン、キャンドルランタン、ガスランタン(マントルなし/あり)、ケロシンランタン、ガソリンランタンなどありますが、最初はLEDランタン、オイルランタン、キャンドルランタン、ガスランタン(マントルなし)あたりから徐々にそろえるのが良いと思います。

また、ランタンの用途としてはサイト内を照らすメインランタン、テーブルを照らすサブ(テーブル)ランタン、テント内を照らすランタン、雰囲気を醸し出すランタンなどが考えられます。

まず最初に揃えるのはメインランタンとしてのLEDランタンです。ゴールゼロでもよいと思うのですが、高価ですし、私としてはメインランタンとしては暗いなあと感じているので別のものを紹介します。

WAQのLEDランタン 9,900円で少し高いのですが、メインランタンとしてとても明るく、モバイルバッテリーにもなり、1泊2日ならLEDランタン、モバイルバッテリーとして十分すぎるほどの力を発揮します。使い方次第ですが、2泊3日でも大丈夫かと思います。
先ほどのランタンハンガー付きテーブルのハンガーに明るさを絞って取付て、その後に、就寝前のテント内でのランタン、就寝中にスマホなどの充電をしても1泊2日なら大丈夫でした。2泊3日だと途中で切れてしまいましたが、別のモバイルバッテリーから充電しながら使えるのでとても便利でした。

オイルランタンはテーブル(サブ)ランタン、雰囲気ランタンとして使用しますが、「キャプテンスタッグ オイルランタン」をおすすめします。有名なフェアハンドでもいいのですが、安定して供給されているキャプテンスタッグのものをおすすめします。
個人的にはサイズは小でいいかなあと思いますが、一般的には中の大きさのものを皆さん使われています。



ロゴスのキャンドルランタンも雰囲気があっていいと思います。


先ほど紹介したテーブルのランタンスタンドにぶら下げて、テーブルの上にはオイルランタンの小を置いて、オイルランタン中を地べたに置く、もしくはテントのポールにぶら下げるなどすればとてもサイトに雰囲気が出てきます。

ざっと紹介いたしましたがいかがだったでしょうか。
ダイソーで購入するのも含めて大体5万円ぐらいから8万円ぐらいで一通りそろうのではないかと思います。
重量は大体30kgになります。

購入する際のコツとしては、Amazonで個別にセールをやっているのでそれを狙って購入するのと、メルカリ、ヤフオクで中古を購入するというのもよいと思います。アウトドアでの使用となり、どうせ汚れたり、傷がついたり、煤がついたりなどするので、使用頻度が少ないアウトドアギアや所有者様の使い方によっては古い物であってもきれいだったり、味が出てきていたりといいものを適切な価格で出品していただいている方もいらっしゃるのでそういうものを見つけられた時には即購入でよいかと思います。注意点としては、メルカリ、ヤフオクで検討する場合には必ずAmazonや楽天でいくらで売られているのかをみて、判断するのが良いかと思います。転売目的の方から購入するとかえって高かったりもしますし、Amazonや楽天でセール時に買うとかなりの割引で購入することができるので時間があるようであれば観察しておくとよいかと思います。

これからキャンプを始める方、始めたけどどのようなギアを揃えたほうがいいのかなど迷っている方に参考になれば幸いです。

私もまだまだ1年目の初心者ですが、良いキャンプライフを送れるように日々勉強していきたいと思います。

ご閲覧ありがとうございました。





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