ラオス旅行記8
バンビエン(ヴァンヴィエン)は観光客の集まる市街地に関しては、とても狭い。
ホテル、レストラン、コンビニなどが固まっており、大半は徒歩で訪問可能。
ただ、郊外にあるブルーラグーンやローカル向けの飲み屋へ行くには足が必要。
ツアーに参加したり、トゥクトゥクに連れて行ってもらえばいいのだが、自力で何とかしたいではないか。
自由にやりたい。マージンも取られたくない。
そんな人は、レンタルバイクないしレンタルサイクルを借りましょう。
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バンビエンのレンタルバイク
わたしは少しでも楽をしたいんで、自転車ではなくバイクを借りることにした。
レンタルショップはバンビエンの街角のあちこちにあります。
バイクだけの店もあれば、自転車の両方を扱っている店もある。ホテルによっては自転車の貸し出しもやっている。
店によっては、ブルーラグーンなどの行き方が掲載された地図をもらえるみたい。
レンタルバイクの価格
マニュアルバイクが、半日4万キープ(バーツになおすと160バーツ。500円ちょっと)
オートマチックバイクが、半日6万キープ(240バーツ。800円弱)
店によって価格は少々異なるが、だいたいこんなもの。
半日貸しの場合、返却はおおむね夜8時頃まで。
24時間貸しもあるが、料金は1.5倍から2倍くらい。夜遅くまで利用する予定があるなら、24時間貸しにしましょう。
料金先払い。
借りる際には、デポジットがわりにパスポートの預けが必要。コピーでは無理みたい。
ヘルメットの貸し出しもあるが、かぶるかぶらないは自己責任。
マニュアルバイクとは、いわゆるホンダのスーパーカブみたいなやつね。クラッチレバーなしでチェンジできるタイプ。でもスーパーカブと違って、ロータリー式シフトではない。
オートマチックは、スクーターですな。
価格が安いんで、わたしはマニュアルにした。
4段変速で、けっこう走ります。車体もスクーターより軽くて快調。
この手のバイクに乗ったことがない人は、スクーターにしておきましょう。
バンビエンのガソリンスタンド
借りたバイクにはほとんどガソリンが入っていなかった。
目盛りはレッドゾーンを突き破っている。空っぽです。
バイクのおじさんにガソリンスタンドの場所を教えてもらい、まずは給油。
13号線沿いにいくつかガソリンスタンドがあるみたい。
スタンドに入っていくと、係の人が誘導してくれた。
給油のやり方はかんたん。
給油したい量を指定するだけ。
リットル(リッター)で指定してもいいし、金額で指定してもいい。
わたしはタイでの給油と同じく、金額指定にした。
よくわからないので1万キープを指定。ラオス語なら「スィップパンキープ(もしくはヌンムンキープ)」、英語で「テンサウザンドキープ」となる。
満タンにしたければ、「テム」ないし「フル」と言えば通じるはずだ。
ガソリン価格
95と91に分かれているけど、マニュアル車はたぶん91のほうかな。
1万キープで1.2リットルくらい入る計算。
その後、10数キロ走行したが、なんとかガソリンは持った。遠出を予定しているなら、多めに入れておきましょう。
関連地図
ラオスは右側通行
とにかく、これにつきます。
バイクの運転自体には何の不安もなかったけれど、人生初の右側通行には最初びびりまくった。
とにかく、右、右、右なんやと自分に言い聞かせる。
するとものの5分で慣れました。
とはいえ、スピードが出た状態で交差点に入ると、ちょっと混乱する。
こんな変形の交差点、とっさに理解できないや。端っこに止まって、しばし観察してから交差点に侵入した。
あとは大丈夫。のんびり走っていれば、特に問題ないかと。
中心部の道路や幹線道路はきちんと舗装されているが、ちょっと路地に入ると、未舗装のがたがた道が多い。
こんな時は、マニュアルバイクのほうが運転しやすいと思う。
ギアで加速と減速をコントロールできるし、タイヤも大きめで安定している。
まあ、あくまでバイクに慣れている人限定となるけど、マニュアルバイク推奨です。
警察はまったく見かけなかった。
はたしてラオスで有効かどうかは不明なれど、いちおう国際免許証は携行しておいたほうがいいでしょう。
国際免許証にはきっちり2輪車運転可能の欄にスタンプが押してないとだめ。
あとは事故に気をつけて、快適なツーリングを。
風光明媚な山を眺めながら、走ると気持ちいいです。
ローカルなスポットへの行き帰りも簡単ですね。
うっしっし。
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