『Meta Quest 3』発表、『Meta Quest 2』値下げ――Metaが突如動き出す
Meta、動く 青天の霹靂とはこのことだろうか。ウワサこそただよっていたものの、その登場はなかなかに唐突だった。 Met…
90年代前半、アメリカのカレッジ・シーンにおいてライヴほど絶大な支持を受けたバンドはいないだろう。91年の大晦日にリリースされたデビュー・アルバム『メンタル・ジュエリー』は、全米で30万枚以上のセールスをあげ、CMJを中心としたカレッジ・チャートで大進撃をみせた。ライヴは85年、ペンシルヴァニア州ヨークでジュニア・ハイ・スクールの同級生であった面々によって誕生。当初は、パブリック・アフェクションとして活動していたが、レディオアクティヴ・レコード社長を介して紹介された、元トーキング・ヘッズのジェリー・ハリスンとの出会いを機にライヴと改名。のちに、このジェリーのプロデュースのもと『メンタル・ジュエリー』やセカンド・アルバム『スローイング・コッパー』が制作され、ビッグ・ヒットを生む。そんな彼らは音楽面で幾度となくR.E.M.と比較されてきたが、どちらかと言うと根にある視点そのものが近いというべきだろう。ギターのサウンド・メイキングでは遥かにライヴの方がへヴィであるし、ダークな色合いも強い。しかし、内省的でシュールな題材が重みを感じさせながらも、ピュアなメロディを鳴らしている姿は共通している。皮肉なことに、同時期グランジがシーンを席巻し、バンドの存在がその影に隠れてしまった感は歪めないが、シングル「セリング・ザ・ドラマ」はビルボード、CMJともにNo.1を制覇。『スローイング・コッパー』は51週もの間CMJチャートを沸かし、600万枚以上のセールスを叩きだした。成功に甘んじることない彼らは、その後もハイ・クオリティな作品を発表し続け、今なお根強い人気を博している。
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