人はどのように借金するのか?資格の重要性が薄れてきている現代社会
年末年始の休暇も昨日で終わり今日から仕事という人がほとんどだと思いますが、1月3日に小学生時代からの友人であるケンミと競艇に行ってきたのでその時の話を書いてみます。
ちなみに、ケンミは過去に3回ほどブログに書いたことがあります。
以下の記事がそうなので、良かったら読んでみてください。
【パチンコ・スロットで勝ち組になる為のきっかけとは?】スロット連れ打ち日記
早い話が、20代に500万の借金をして30代にそれを返済し、今は派遣社員で働いているということです。
当然、私は競艇なんて興味ないんですが、あの雰囲気は嫌いじゃないので気晴らしに出掛けてみようと思ったんです。
ボートレースを見るのもなかなか面白いし、売店のフランクフルトやフライドポテト等を食べるのが好きなんです。
ちなみに、現地に向かう途中は車の中で「パチスロモンキーターン」の話で盛り上がりましたw
お互いにスロット好きなのですが、二人ともモンキーターンにはめちゃくちゃハマったんですよね。
~競艇収支結果~
全12レースを掛けて、
投資10,600円の9,140円回収です。
回収率86%ですね。
(ちなみに、ケンミはプラス100円くらいの回収率101%くらいでした)
競艇の還元率は75%なので、86%回収できたということは負けたけど上出来な数字とも言えそうですw
ちなみに、各キャンブルの還元率は以下のような感じ。
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オンラインカジノ 93~98%
パチンコ・パチスロ 80~85%
競馬 70~80%
競艇・競輪 75%
オートレース 70%
宝くじ 46%
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競艇の還元率はパチンコよりも低いですが、1万円あれば1日遊べてしまうのでパチンコよりもお金を使わないイメージですね。
ただまあ、ギャンブルは攻略してこそ楽しいものだと思っているので、遊びでやってもあまり楽しくないですね(^^;
もちろん、競馬や競艇で勝つための原理原則というものは理解しています。
それはオッズの歪みから期待値のある舟券を買って回収率を上げることです。
しかし、競艇の知識がないので期待値の算出ができません。
だから、その日は完全遊びで舟券を買っていたわけですが、期待値マイナスの行動をしている時点であまり楽しくはないということです。
もちろん、競艇の雰囲気であったり、売店のB級グルメなどにおいては楽しませてもらいましたが・・。
一方の、パチンコスロットもそうだと思います。
期待値マイナスの台を打っている時点で面白くないですよね。
(そもそも打たないと思いますが)
パチンコであればボーダー以上の台。
スロットであれば高設定台が入っている可能性が高い台でないと打っていて面白くない。
もちろん、期待値マイナスの台を打っていても運で勝つこともあります。
しかし、それで勝ったとしても嬉しくないんですよね。
運で勝つことに一喜一憂している一般ユーザーであれば、それで楽しめると思うのですが、期待値という概念が分かるともはやそういう楽しみ方ができないんですよね。
けっこうそういう人は多いと思うのですがいかがでしょう?(^^;
借金を作ってしまった経緯
競艇場を出ると帰りの車の中で、ケンミが借金500万を作った原因について聞いてみました。
友達づてに軽く話は聞いたのですが、本人の口からは聞いていなかったので、実際なんで500万も借金ができたのかよく分かっていなかったんですよね。
すると以下のような理由で500万の借金ができたとのことでした。
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①専門学校を卒業すると地元の工場に就職
②その時にカードを作ってお金が足りない時に借りては返済していた
③カード会社から限度額を引き上げられる
④それにより調子に乗ってお金を借りるが、その時は工場で働いていたのですぐに返済できていた
⑤20代中盤に工場を辞めて、実家で資格を取るために勉強することに
(何の資格かは忘れたが、その資格を取ると沢山お金が稼げると話していた)
⑥実家で勉強中の生活費は毎月4~5万単位で借金していた
(家の飯は食わずにいつもコンビニで弁当買っていたらしく、煙草やスロットもやっていた)
⑦その状態が30歳まで続いて気づいたら400万の借金に膨れ上がる
⑧それだけ借金があっても「この資格を取れば一気にお金が返せる」と思っていたので気にせずに借金する
⑨しかし、試験に2回落ちてしまい32歳の時点で借金がついに500万に!
⑩この時点で流石にヤバいと思い資格を取るのを諦めて借金返済の為に仕事を探す
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とりあえず、借金して返済を始めるまでの流れは上記の通りです。
私はなぜそんな大金を借金してしまったのか疑問に思っていたのですが、実にくだらない理由でした。
うちの家内にこのことを話したら「普通、働きながら資格の勉強するだろ・・」といった感じで唖然としていました(^^;
その後、ケンミは派遣で働きながら借金を返済するわけですが、毎月7万返済しても65,000円を利息で取られてしまっていたようです。
つまり、元本は毎月5,000円しか減らないという・・。
これはシャレになりません。
完済するのに100年掛かりますよw
これは完全にヤバいとなってその後、弁護士に相談し最終的に利息ゼロにしてもらったそうです。
実際に、限度額を引き上げるなどしてお金を貸した業者にも責任があるということもあり、必ず完済しますからということで利息がゼロになったそうです。
ちなみに、完済ではなく自己破産の選択を選んだら、借金は完全チャラになると話していました。
その場合は、業者が損をする形となりますので、そうなっては困るからと完済してくれるなら利息ゼロでいいですと業者が選択したのだそうです。
んで、その後8年掛けて借金は返済したと話していました。
資格の価値が薄れている現代社会
以上の話は、借金をしたことがない私とは無縁の話ですが、人がどのように借金をしてしまうのかということに興味があったので大変興味深く聞いていました。
ただまあ、今回のケースは特殊だとは思います。
理由があまりにも、だらしなさ過ぎて(^^;
いや、でも借金する理由はこういうだらしない理由ばかりなのではとも思います。
話は変わって、今回の話の中で気になったのは「資格を取れば借金が返済できる」という幻想ですね。
何の資格なのかは分かりませんが、私は現在においては資格の価値はどんどん薄れていると思っています。
年収を上げたりお金を稼ぐ為の資格と考えた時に、これが10年以上前であれば資格は重要だったかもしれませんが今ではそうではないということです。
例えば、何らかの国家資格よりもフォロワー数5万人のTwitterアカウントであったり、
チャンネル登録数1万人のYou Tubeアカウントの方が年収を上げるためには重要なものだと思っています。
つまり、今の時代は資格よりもメディアを持つべきだと思うんですよね。
個人がメディアで稼げる時代ですので、そちらを持つほうが資格で稼ぐよりもよほど現実的なわけです。
その為、今では自分の収入を増やすために休日に資格の勉強をする人よりも、何らかのメディアを構築する時代になってきていると思います。
もちろん、後者は少数ではあるでしょうが今後はますますその流れになってくると思いますね。
私自身も今の会社に入社したての頃は、何か資格を取ろうと思って勉強していた時期もあったのですが、それらの資格が何らかのキャッシュを生むということは全くもってなかったです。
ちなみに、今の会社で働きながら取った資格は「メンタルヘルス2級」と「秘書検定2級」でした。
何か仕事に活かせればと思って取ったのですが、まあ今後一生必要になることはないでしょう。
あくまで自己満ですね~。