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G大阪のFW宇佐美貴史(22)がアギーレジャパンを意識しすぎて悪循環に陥っている。

3冠獲得も視野に入れる今季のG大阪をけん引してきた宇佐美だが、ここにきてリーグ戦では6試合連続無得点でアシストも4試合なし。
優勝した8日のナビスコ杯決勝の広島戦で1アシストを記録したがゴールは奪えず、調子は明らかに下降線をたどっている。

突然の低迷の理由は何なのか。他のJクラブ関係者は「宇佐美は周囲に期待されながら代表に呼ばれず、守備をしないとか運動量が落ちるとか言われるうちに、
それを意識しすぎるようになったみたい」と見ている。

宇佐美はユース時代から評価が高かったが、ドイツから古巣に復帰した昨季のJ2、そして今季はJ1でゴールを量産して才能が開花。
当然代表入りにも期待が寄せられたものの、アギーレジャパンではいまだに声がかかっていない。

その理由として運動量不足や守備への貢献度の低さが指摘されるようになり、クラブOBで元日本代表の宮本恒靖氏(37)からも
「攻守両面でチームを助けて、コンスタントに90分やれば」とハッパをかけられた。

 そうした声は嫌でも本人の耳に入る。「実際、最近の数試合は終盤に意識して走ったり守備をして、その分(試合の)入りを抑えたりする傾向がある。
いろいろ考えすぎて本来の良さが消えてしまっているんじゃないか」(同関係者)とプレースタイルが変化。
代表入りに求められている弱点克服を気にするあまり、ゴール前での怖さと勢いという「2大長所」が消えてしまった形だ。

大逆転を狙うリーグVのためには「代表」の2文字を頭から消すことが最優先かもしれない。

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