早田ひな プロフィール
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主な経歴
これまでの歩み
地元福岡・北九州の「石田卓球クラブ」で4歳より卓球をはじめ、小学2年生で全日本選手権バンビの部に出場し全国デビューを果たす。中間東中学校時代に全国中学校卓球大会(全中)で2連覇を達成、その後、希望が丘高校に進学し、インターハイを1年生で制するなど注目を集めた。
同学年で「黄金世代」と呼ばれる伊藤美誠と“みまひな”ペアを結成し、国内外の大会に参戦して活躍。2018年から全日本選手権女子ダブルスで5連覇。また、20年には全日本選手権決勝で石川佳純を破りシングルスで初優勝し、ダブルスとの二冠を成し遂げる。23年には女子シングルス、伊藤と組んだ女子ダブルス、張本智和と組んだ混合ダブルスで優勝し、女子選手では史上4人目となる三冠を達成した。
2023年5月に行われた世界卓球個人戦のシングルス準々決勝で、当時世界3位の王芸迪(中国)を下して銅メダルを獲得。さらに、同年9月から行われたアジア競技大会では日本勢29年ぶりのシングルス銀メダルに輝く。パリ五輪に向けた選考では各大会で好成績を収め、平野美宇、伊藤らを上回り首位通過。21年の東京五輪ではリザーブメンバーだったが、近年の活躍から女子のエースと呼ばれる選手に成長した。