【準備】【釣行】【反省】【料理】春の連戦3/5 遠征タイラバ・ジギング(サワラ)
【準備】ネクタイ追加、衣類変更
一週間たったがサワラが沸く気配なし。むしろ悪化してるかも。
船長からの連絡にもあったが、こうなると今回はタイラバをやりに行くようなものなのでネクタイを補充する。
前回は黒色が調子よかったので、アピールの強めな物と弱めな物を追加。
ついでに100gのメタルジグが特価品になっていたのと、TGスイッチの持っていない重さの在庫があったのと、中古コーナーに50円で黒いネクタイがあったので衝動買い。
後は出しっぱなしになっている釣具を詰めなおすだけ。
毎回重たくて仕方ないので、一番重たいタイラバヘッドを減らすことにした。
60g、80g、100g、120g、150gが各2つ以上入るように選定。
チョイスは適当。
更に、気温が下がりそうだったので服装を真冬仕様に変更。
出船確認も取れたので後は行くだけ。
がんばろー。
【釣行】道具立て
前回持って行ったものとほとんど変わらない。
詳しくはこちらの記事にまとめてあります。
キャスティング1
- 18 カレントライン キャスティズム 74ML(ゼニス)
- 19 ストラディック 4000XG(シマノ)+ライン1.5号+リーダー60lbナイロン
キャスティング2
- 05 SSD オフショアキャスト 70M(テイルウォーク)
- 21 ツインパワーSW 6000XG(シマノ)+ライン2号+リーダー60lbナイロン
前回と同じルアーを付けて挑戦。
- 1番のタックル:ジャッカル ラスパティーン 20g
- 2番のタックル:ジャッカル アンチョピード 84mm
ジギング1:
- 21 スローバンプSSD 633/FSL(テイルウォーク)
- 19 オシアジガー Fカスタム 2000NRHG(シマノ)+ライン3号+リーダー60lbナイロン
金州を睨んでリーダーの強度を一つ上げた。
ジギング2:電動ジギング
- 21 ジグフォースSSD C634 SPEC-E(テイルウォーク)
- 20 ビーストマスター 2000EJ(シマノ)+ライン4号+リーダー60lbナイロン
タイラバ
- 21 紅牙AIR N69XHB-MT(ダイワ)
- 19 炎月CT 150PG(シマノ)+ライン0.8号+ナイロンリーダー5号
本日も主戦力。
タックルは以上の計5組を持ち込んだ。
使用ルアー・仕掛け
タイラバ
- TGスイッチ80g+スイッチ用アシストフック(ショート仕様)
- TGスイッチ100g+スイッチ用アシストフック(ショート仕様)
- TGビンビン玉156g+スイッチ仕様アシストフック(ショート仕様)
ベイトが小さいサバ、という前情報があったので、少しでもシルエットが小さく見えるようにスイッチとショート仕様のフックを使用。
スイッチ、ワンサイズ小さくても着底が取りやすくて楽なのでついつい使ってしまう。
人気なだけある。
ネクタイは『黒系がマイクロベイトにマッチする』という仮説のもと、黒ラメや黒緑カモ、緑等の寒色系を使用。
潮の流れが強い時間が多かったので、少しだけカーリー、ほとんどストレートで通した。
いつもはユニノットでリーダーとフックを接続するのだが、手返しを良くする(タイラバ交換の手間を減らす)ため、リーダーにチチワ作ってタイラバ接続する方式に変更。
ブレイクの確立が上がるらしいがどうだろうか。
ブレードジギング
【釣行】ロスト
- TGスイッチ100g
- TGビンビン玉156g
- フック3セット
- ネクタイ多数
ネクタイやらフックは消耗品なのでまあ良いのだが、タングステンのヘッド2個ロストは痛すぎる。TGスイッチ手に入らないし。
しかも丁度値上がりしたタイミング…。泣きそう。
【釣行】釣果
- タイラバ:マハタ1、イトヨリ2
キープしなかったがフグやらエソやらは大小大量に釣れた。多分10匹以上釣ったと思う。
他の方々の釣果としてはマダイ、ホウボウ、アオハタ等々。
春の海でした。
【釣行】当日の状況
釣行時間:5時〜14時(実釣は7時半〜12時半)
天候:曇
水温:14.8℃(県内沿岸水温等観測データMAP 小川)
例年の平均水温:14.6℃(県内沿岸水温等観測データMAP『2021年平均値』3月中旬)
実釣エリア:相良沖(水深40m前後)
測点の水温は低めだがポイントでの実測値は16℃付近とやや高め。
前日は雨の荒模様な天候だったが天気は回復した。
雲低く、低気圧なのが一目でわかる空模様。
風は強め。予報より落ちてくるのが遅く、終盤にようやく収まってきた。
潮色は深めの青。外洋の海の色である。
釣りしなかった場所では緑がかった場所もあった。河口付近?
大きくゆったりした酔いやすいウネリで、エリアについた段階で1名ダウンしてしまっていた。
自分自身も一日若干辛かった。
潮の流れは最高に良く、朝一で1.3ノット〜1.9ノット。
潮止まりでタルい時間でも0.9ノットで流れていた。
底潮の通りもよく、タイラバの抵抗感も理想の重さだった。
前回ついたクラドはほぼつかなかったので、あれはエリア的な問題か。
乗員は2人+1人+1人+1人+僕の計6人。
トモに二人で入る予定だったのだが、船酔いダウンされていたので一人でトモを広く使っていた。
【釣行】当日の様子
起床⇒出船まで
3時半~5時
本日は4時45分集合、5時出船。遠くに行くので出船が早い。
折戸マリーナは三保にあるので焼津より圧倒的に近いのだが、早朝でも行くのに30分以上掛かってしまう。
結果焼津に行くより早起きになる。
出掛けにお守りが目についたので神頼みしていく。
今日こそサワラに会えますように。
港につくと丁度船長も来たタイミングで船の支度をしていた。
僕も身支度を進める。
すぐにお客さんも集まってたので挨拶。荷物を運び始めたので僕もそれに倣う。
荷物を積み終わったところで船長から釣座の指定。
僕はトモだった。
1名少し遅れたが到着を待って出港した。
出船⇒ポイント到着
5時~7時20分
跳ねやら鳥山を探しながらエリアに向かう。
朝一は暗くて何も見えなかったが、30分もしたら見えてくるようになった。
最初は鳥もいなくて寂しい限りだったが、明るくなるにつれどこからかやってくるようになった。
だが船長いわく「低く飛んでいる鳥はマイクロベイトに付いていて期待薄。高く飛び、急降下して海に突っ込むようじゃないとダメ」とのこと。
相良までの2時間、ずっと見張りを続けたが、そんな駄目な感じの鳥しか目にすることなくエリアに到着した。
ウネリが大きく体がゆっくりゆっくり上下する感じ。
船が跳ねたりは一切なかったのだが、到着時点で若干気持ち悪くなってしまった。
最初のポイント《タイラバ》
7時20分~9時
水深40未満なのでタイラバは最初80グラムを想定していたのだが、到着すると予想以上に潮が飛んでいたので100グラムで釣り開始することに。
ネクタイは様子見のショートカーリー1枚挿し。
我先にと入れた投入一発目、まだ誰も入れていないうちに2~3回巻き直したところでいきなりアタリ。朝一のファーストヒット最高です。
様子見なので巻き速度も早めで、シマノリールのカウンター表示で4~6。
そんなに重たく無いのでエソを疑ったが、上がってきたのは
ナイスなイトヨリだった。
良い釣果に周りも活気づく。
皆で一斉にマキマキ。
潮が大きく流れていて大変やりやすい。
船長もほとんど流し変えずに大流しで対応している。
流れが強いのでカーリーよりストレートが良かろうとネクタイチェンジ。
先程黒系で釣れたのでそのままブラックラメを選択。
そのうちにセカンドヒットがあったがこれはフグ。手早くリリース。
周りはマダイやホウボウが上がっていて非常に良い雰囲気である。
次のあたりはエソ。定番。これも素早くリリース。
ネクタイを一本から2本に増やした所で大きめの当たり。巻速度は3から4。
ドラグがでて浮いてこない。バラさないよう巻いてくると
小さめだがマハタ。大当たりである。嬉しい。
間違いなく良い時合なので急いで脳締めして釣り再開。
しかしこのあとガツっという反応のあとにふっと軽くなる。
スイッチ痛恨のロスト。
リーダーのチチワ部分から無くなっていたので結び目が光って切られたか。
ふぐやエソのようなボロボロの切られ方ではなく、刃物で切ったようにスッパリ行っていたのでそれこそ犯人はサワラかも。
ロストが悲しすぎる...。のだが、打ちひしがれていても魚は釣れないので釣り再開。
リアクションでの釣りが良いのかと仮定して重めの156gのヘッドに交換。
ネクタイはマハタで良い思いをした黒ラメストレート+黒緑カモストレートを続投。
鉛のヘッドにしたかったが置いてきてしまった。荷物を減らしたのが裏目った。
何回かいいあたりがあるが乗り切らない。
一回マダイっぽい多段引きだったので悔しいが仕方ない。
ドスドス落として早めに巻いて…を繰り返しているとヒット。巻速度は5前後。
先程より太いイトヨリゲット。
このあとフグとエソをいくつか上げたところで再びロスト。
またタングステンだよ、泣きそう。
このタイミングで「フグが多いので場所移動しましょう」といってポイント移動となった。
2箇所目《タイラバ》
9時~10時
10分ほど北東にもどった場所で釣り再開。
水深はかわらず40m程度。潮も風もあって状況はとても良い。
またタングステンロストすると立ち直れなくなりそうなのだが、ちょうどよい重さの鉛のヘッドがない。重ね重ね置いてきたの完全に失敗だった。
しょうがないのでロスト覚悟でスイッチの120グラムを選択。
ふとビーズがロストを誘発してるのかもと思い外してみる。
帰宅後撮影 |
だがもう僕が釣れるのはひたすらコヤツばかり。
大小エソ、稀にフグといったぐあいである。他の人は良い魚釣ってるのに、悔しい。
船中見渡してみる。
ヘッドはスイッチ優勢だが普通の丸型でもマダイを上げている。
ネクタイのカラーも赤、オレンジ、クリアゼブラ等々様々である。黒はいないかな。
形状もカーリー、ストレート様々。
巻き速度もみんな早めのイメージ。
特にこれが効くってパターンはどうもなさそう。
僕だけやたら外道ハンターと化している。
なんだろう、巻速度が良くないのか、黒にこだわってるのが良くないのか...。
フグエソハンターをやっていたら、緑黒カモがちぎられ尽くして在庫なくなったのでグリーンをセット。
ひたすら外道をちぎっては投げを繰り返していると何やらぼやけた弱いアタリ。
ゴリゴリ巻き上げてくると、
かわいいカサゴちゃんでした。タイラバで釣ったの初めて。
リリースできそうだったのでこの子はリリース。
このくらいから船中の反応も無くなってきたので次のポイントへ向かった。
3箇所目《電ジギ⇒タイラバ》
10時~12時半時
到着早々ヒット&キャッチ。
写真は撮らなかったが鉛筆エソだった。ここでもエソちゃん元気だよー。
潮も若干タルくなり、外道の相手も嫌になったのでタイラバを諦めて電動ジギングにブレードジグつけて早巻きしてみることに。
水深プラス20mくらいしか飛ばないがとりあえずそのまま続ける。
ジグが重すぎる気もするが、着底取れなくなると何やってるか分からなくなるし悩ましいところだ。
と、突然巻かなくなる大きなアタリ。電動リールがやたら派手に唸っている。
ドラグを調整しながらそのままの速度で巻き続ける。
良さそうな魚の雰囲気に船長もタモを構えて待っていてくれている。
だがしかし、上がってきたのは50センチを超えるであろうジャンボエソ。しかも尻尾にスレがかり。
良い引きをするわけである。
流石に抜き上げられないのでそのままタモを入れてもらい、針を外してリリース。
写真を忘れていたが本日最大の獲物だったと思う。
その後電動ブレードジギングにアタリは無し。ひたすら機械的にクラッチのオンオフを続けるだけ。
逆にタイラバの時合いが訪れたのか、周りがパタパタっとマダイを上げている。
これがうらやましくなりタイラバに戻すが流れに間に合わず。
大体考えがブレるとこうやっていいことが無い。
1度大きなアタリを掛ける。
大きいツッコミや軽く横に走る様からいい魚の雰囲気があったが、アシストフックから切られてバラシ。
この段階で釣り終了まで10分程度。
フックを付け替えている時間が惜しいのでそのままのフックで釣りを続ける。
が、周囲を含めアタリなく納竿の時間となった。
帰港
12時半⇒14時
特に書くことも無いのだが。
帰り道の2時間位もひたすらサワラを探したが跳ねは単発すらなく、鳥もひたすら低空飛行を続け、何事もなく帰ってきた。
【釣行】結果
マハタ |
36cm |
650g |
34cmと37cm |
37cmの方:600g |
34cmの方:450g |
胃の中身は今回も空っぽ。
そして今回もキャスティングタックル使わなかった。
勝敗
×
難しいところだがアウト。
釣果的には満足なのだがロストが痛すぎる。
料理
イトヨリの生ハム
美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
- 3枚におろして骨を抜き、刺身のサク状態にする
- 塩をまぶして1時間ほど置き、水分を抜く(奥さん曰く「引くほど水分が出る」らしい)
- 軽く洗って塩を落とし、水分を拭う
- ハーブ塩をまぶし、キッチンペーパーにくるんでチルド室で寝かす
- 適時食べる
置いておけば置くほど固くしょっぱくなっていくので注意。
僕は3日目くらいが丁度よく、7日目はしょっぱすぎた。
臭みは一切ない。
せっかくなので色々料理に応用してみた。
イトヨリ生ハムのお茶漬け
美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
イトヨリ生ハムをご飯に乗せてお湯をかけるだけ。
良い塩分と出汁がでてシミジミ美味しい。
一押しです。
イトヨリ生ハムのパスタ
美味しさ:★★★☆☆(もう一工夫で化けそう)
イトヨリ生ハムを切ってパスタに乗っけ、小ねぎを散らしただけ。
生ハム7日目だったのでちょっとしょっぱすぎた。
もう一工夫というか早めに食べるべきだった。
お吸い物
美味しさ:★★★★☆(美味しい!)
真空パックして5日ほど寝かした(タイミング逸して寝かせてしまった)イトヨリのアラから出汁を取り、塩と醤油で味を整えた物。
淡白な良い出汁が出ていた。
マハタのうどんすき風
美味しさ:★★★★★(また食べたい!!)
- 一週間熟成させたマハタを大雑把に捌く
- 昆布を敷いた鍋でアラから出汁を取る。低温で、アクを取りながら、丁寧に
- 適当な野菜と豆腐でうどんすき風に
味付けは軽く塩と醤油を数滴のみ。それで深みのある良い味わいが出ている。
肉も鶏肉に近い弾力があり、かみしめるたび上質な白身魚の味わいが出てくる。
小さい個体でもこれだけ美味しい。
大きいのだともっと美味しいらしい。食べてみたいものだ。
反省
【○】TGスイッチのショートフックが明確に当たる
シルエット小さめが状況にドはまりするのか、アタリの回数はダントツで多かった。
今まで何となくで使っていたフックだが、使い分けの方向性が見えてきそう。
【○】連続で同じ釣りをするので上手くなってる実感がすごい
2週連続オフショアというのは初めてで、準備やら奥さんへのおねだりやら大変なのだが上手になっている実感が凄い。
海の状況も先週と連続しているので推測が闇雲にならず確信に変えていくことができる。
年中思い付きで漫然と行くより、良い時期に集中していった方が得るものが多いことが分かった。
【△】掛かりが悪いのはハリのせいか
エサ釣りもそうだが、掛かる針と掛からない針がある気がしてきた。
フッキングの技術の問題ではなく(それも練習は必要だが)、再利用を繰り返しているので針先が鈍っているのではないか。
とりあえず
- 新品を使う
- 投入前に針先を必ず確認する
ことにして様子見。
【×】ネクタイカラーをもっと変えるべき
アタリがあるからと変えなかったのが失敗。
色を変えることで外道の確立を下げられたかもしれない。
やっていないのでわからないのも問題。試してみるべきだった。
【×】ヘッドはやはり数多く持って行くべき
フグが沸いた瞬間、あるいはロストの次は鉛の安価なヘッドに変えれば2個目の被害は防げた。
数を減らしたのが完全に裏目に出た。
重たくても数は持って行った方が良い。
【×】ブレードジグは要考察か
スレ掛かり以外に反応無し。
メタルマジックTGやバイトビーンズのような形状ではないので、ジグ本体が動き過ぎててダメな可能性あり。
単純にサイズが大きすぎたのかもしれないが。
反応無さ過ぎて推論しようがないのだがなにか考えた方が良いかも。