APC クラウドエンジニアリング部に所属しております村岡です。
はじめに
2019年下期全6回勉強会実施しました。
短い期間の中でいろいろ試みを入れて実施したのでここで話したいと思います。
なぜ勉強会が必要か
昨今クラウドサービスは高稼働率を維持する課題に直面しており裏側では様々な技術を駆使しますが、
技術範囲はサーバ、ネットワーク、仮想化、ミドルウェア、データベース、その他様々なOSSなどから構成されており、
開発に直接携わった一部の人でないとわからないようなブラックボックス的な要素がとても多いため、
構築や運用側などサービスを引き継ぐ側や後輩に十分な技術知識が行き渡らないまま、業務をやらなければならない現状があります。
勉強会によりそういった業務をする上で不足しているエンジニア的な要素を少しでも補填するために実施しようと考えたのが今回の勉強会でした。
実際に取り組んだこと
今回の勉強会では、同PJに所属しておりますメンバー3名に受講していただきました。
以下フローにて実施
1. 講師側(村岡)が課題作成し、各自に割り当てる
2. 課題に取り組む(大体2週間)
3. 勉強会で課題に対しての各の答えを発表
4. 不足部分を講師側が補填する
5.これを1から繰り返す
各勉強会のテーマは以下になります
第1回 日頃のクラウド構築業務から深掘りした内容その1
第2回 日頃のクラウド構築業務から深掘りした内容その2
第3回 クラウドサービスを構築する上で必要な技術知識その1
第4回 クラウドサービスを構築する上で必要な技術知識その2
第5回 大規模故障を振り返ろう
第6回 最先端クラウドに向けての準備
勉強会 詳細内容
www.slideshare.net
勉強会を開いてみて
メンバーの不足部分を補填するとても良い機会になりました。特に受け身にならないような進め方をしたため、メンバーの不足部分を明確にすることができました。 また、4年ほど積み上げた自身の知見を整理する良い機会にもなり、今後新しい領域や応用にチャレンジする際に活用する準備ができたように思えました。 一部図がないと説明がしづらいところに準備不足や課題の意図の不明確さが今回の反省点として挙げられますので、今後勉強会を開く際の改善点としたいと思います。