※2023年11月撮影

トップ画像は「京王稲田堤駅」下りホーム北口に2006年(平成18年)頃に作られたバリアフリーのエレベーターに向かう通路の窓から見た駅の南東側。赤っぽい集合住宅は、筆者が通勤して時代には無かったと思います。右下に辛うじて「JR南武線」の線路が見えます。

これは、2003年(平成15年)9月に撮った20年前の「京王稲田堤駅」南東側。畑が広がっています。

※2003年9月撮影

これは2023年(令和5年)11月、エレベーターから撮った眺め。畑は、手前に残っています。

※2023年11月撮影

2002年頃に完成した「星の子愛児園」の斬新過ぎる建物。当時、畑の横に突然現れたピンク色の建物に筆者はビックリ。「モ〇ラの幼虫」と呼んでいました。

※2003年9月撮影

偶然ですが弟の高校・大学の先輩で弟が研究室に出入りしていた石山修武(いしやまおさむ)早稲田大学理工学部教授(現・名誉教授)の設計。

弟の影響もあって筆者は、石山修武さんのデザインした「伊豆の長八美術館」も(展示内容を含めて)大好きで何度か見に行っています。

※1999年2月撮影

現在の景観。駐車場にクルマがいっぱいです。

※2023年11月撮影

20年前は畑越しにダイレクトに見えていました。

※2003年9月撮影

せっかくなので、もう一枚、アップでその特異なデザインをご覧ください。現在は周囲に建物ができてしまいこの様に見ることは不可能です。しかも2015年の増築前の貴重な写真です。

※2003年9月撮影

現在の姿。増築デザインも石山さんの手によるものです。

※2023年11月撮影

エントランス部分。許可をいただいて内部見学も考えましたが・・・。

※2023年11月撮影

通勤していた頃と同じ細い路地(黄色い矢印)をぬけて「JR南武線」「稲田堤駅」に出ます。

※2023年11月撮影

ありゃ~。「JR南武線」の「稲田堤駅」は工事中です。かつてはこの正面から川崎方面のホームにダイレクトに入っていました。

※2023年11月撮影

次回に続きます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)

・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他

下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました

・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)

・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)