石山修武氏デザインの斬新な建物があります【駅ぶら】06京王電鉄294 相模原線14
※2023年11月撮影
トップ画像は「京王稲田堤駅」下りホーム北口に2006年(平成18年)頃に作られたバリアフリーのエレベーターに向かう通路の窓から見た駅の南東側。赤っぽい集合住宅は、筆者が通勤して時代には無かったと思います。右下に辛うじて「JR南武線」の線路が見えます。
これは、2003年(平成15年)9月に撮った20年前の「京王稲田堤駅」南東側。畑が広がっています。
※2003年9月撮影
これは2023年(令和5年)11月、エレベーターから撮った眺め。畑は、手前に残っています。
※2023年11月撮影
2002年頃に完成した「星の子愛児園」の斬新過ぎる建物。当時、畑の横に突然現れたピンク色の建物に筆者はビックリ。「モ〇ラの幼虫」と呼んでいました。
※2003年9月撮影
偶然ですが弟の高校・大学の先輩で弟が研究室に出入りしていた石山修武(いしやまおさむ)早稲田大学理工学部教授(現・名誉教授)の設計。
弟の影響もあって筆者は、石山修武さんのデザインした「伊豆の長八美術館」も(展示内容を含めて)大好きで何度か見に行っています。
※1999年2月撮影
現在の景観。駐車場にクルマがいっぱいです。
※2023年11月撮影
20年前は畑越しにダイレクトに見えていました。
※2003年9月撮影
せっかくなので、もう一枚、アップでその特異なデザインをご覧ください。現在は周囲に建物ができてしまいこの様に見ることは不可能です。しかも2015年の増築前の貴重な写真です。
※2003年9月撮影
現在の姿。増築デザインも石山さんの手によるものです。
※2023年11月撮影
エントランス部分。許可をいただいて内部見学も考えましたが・・・。
※2023年11月撮影
通勤していた頃と同じ細い路地(黄色い矢印)をぬけて「JR南武線」「稲田堤駅」に出ます。
※2023年11月撮影
ありゃ~。「JR南武線」の「稲田堤駅」は工事中です。かつてはこの正面から川崎方面のホームにダイレクトに入っていました。
※2023年11月撮影
次回に続きます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)