※2024年2月撮影

トップ画像は、「井の頭公園駅」ホーム。渋谷側の端部に降りました。乗って来た各駅停車吉祥寺行が出てゆきます。反対ホームには渋谷行が停車しています。

渋谷方面を観ています。この日には、まだ数日前に降った雪が残っていました。

※2024年2月撮影

吉祥寺側の改札口に向かいます。

※2024年2月撮影

駅名標。駅番号は“IN 16”です。

※2024年2月撮影

「井の頭線」は1933年(昭和8年)8月、小田急電鉄の系列だった帝都電鉄が「井之頭公園」まで開業しました。翌1934年(昭和9年)4月に「吉祥寺駅」までが延伸開業。帝都電鉄は、小田急電鉄に合併されましたが、戦時下の統制で京王電気軌道などとともに東京急行電鉄(いわゆる大東急)に合併されます。

戦後、1948年(昭和23年)大東急から民鉄各社が分離独立した際に「井の頭線」が京王電気軌道傘下になり社名も京王帝都電鉄になりました。駅名は「井ノ頭公園」に改称された後、1960年(昭和35年)現在の「井の頭公園」に改称されたと記憶しています。1975年(昭和50年)構内踏切が改称され渋谷方面ホームには地下道で行く様になりました。大学生だった筆者は、この工事のコトをボンヤリ記憶しています。

1998年(平成10年)会社設立50周年記念で社名が京王電鉄に改称されています。

ホームを歩いています。昔はこの辺りで左側の道路が柵の向こうに直接見えました。

※2024年2月撮影

満開の桜を写しに来た時、ホームからも桜が見えました。

※2024年4月撮影

ホームの窓から。

※2024年4月撮影

昔、構内踏切が渋谷方面ホームの下に空間がある辺りにありました。その頃は車両編成も短かったのでその向こう側にホームはありませんでした。

※2023年3月撮影

改札口を出ます。正面にコンビニエンスストアがありますが、筆者の記憶では昔は三和銀行でした。

※2024年2月撮影

渋谷方面ホームに行くバリアフリーのエレベーターと階段があります。構内踏切が解消された直後はそのまま線路に向かって階段を降りたと思います。

※2024年2月撮影

改札の外から。

※2024年2月撮影

きっぷ運賃表。

※2024年2月撮影

次回は、井の頭公園を散歩します。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)

・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他

下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました

・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)

・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)