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1: 03/11/20 09:47 ID:iRrEgPiD

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立憲君主制をよく理解し、憲法を誰よりも遵守し、
話し合いで決まったことに口をはさんだことはなかった。
軍の暴走には終始反対し、三国同盟にも不満を示したが、
直接政治に介入することを徹底的に避けた。

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日米戦争に突入する際にも反戦の御製を紹介するにとどめ、
国民の代表たる政治家や軍人の意向を押しつぶすことはなかった。

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敗色が濃厚となり、我々愚かな国民の多くが
本土決戦などと考えていた時、戦争終結の考えを示し、日本を滅亡から救った。
この時も命令したのではなく、総理から判断を求められたうえでのことだった。

真の民主主義者は昭和天皇であった。

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そして占領軍総司令官に対して「全責任を負います」と明言し、
マッカーサーに「明らかに天皇に帰すべきではない責任を引き受けようとする、
この勇気に満ちた態度は、私の骨のズイまでも揺り動かした」と言わしめた。

このような国の代表がかつていただろうか?

ムッソリーニのように逃げるか、ヒットラーのように自殺するのがオチだろう。
マッカーサーとの会見は秘密だったがマッカーサーはあちこちで暴露した。
しかし昭和天皇は「男の約束」として生涯話さなかった。

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昭和天皇の生涯を振り返ると、我々の理性では計り知れないものがある。
昭和天皇はその人柄がいつも強調されるが、それは表面の一部分にすぎず、
注目すべきは君主としてどのような行動をとってきたかである。

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確実に言える事は、天皇は困難から逃げなかったということだ。
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