らくラクやまとはガラガラで奈良へ。快適は快適・・・
久しぶりに走るようになった大和路線の優等列車「らくラクやまと」。20年程前まで走っていた「やまとじライナー」を通勤特急にしたものです。この列車に乗る意味はあるのか?どのくらい混雑しているのか?だいたい結論はわかりますが、奈良に用事があるので乗ってきました。
この記事を書いた人:曖昧
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30代の関西人です!!
ここが不便だよらくラクやまと
らくラクやまとは、大阪駅の地下ホームから発車します。大阪駅地下ホームは、大阪駅の西側にあるので、東側にある阪急や地下鉄から乗り換える人にとっては、遠いです。僕は、大阪駅の端から端まで走ることになりました。福島側で働いている人にとっては便利ですが、阪急阪神側で働いている人にとっては、遠いです。不便です。
らくラクやまとの車内の様子や停車駅、料金などの基本的な情報については、以下のページをご覧ください。
らくラクやまとはガラガラ?
夜の便に乗りましたが、はっきり言って、ガラガラでした。少し前に琵琶湖線や神戸線の通勤特急に乗りましたが、それよりも乗る客は少ないと思いました。
通勤客は、朝は決まった時間に出るのに対して、夜は決まった時間に帰ることは少ないです。特に奈良に行く帰りの便は、そういう理由でも定期的なユーザーを確保できていないのでしょう。
また、調べると朝の便もガラガラでした(本記事執筆時点の月曜日の便)。
この列車に乗ろうとすると、区間によりますが650円ぐらいかかります(新大阪〜王寺)。らくラクやまとは特急の割に区間快速すら追い抜くことができず、特急とは名ばかりで速達性はありません。朝の便も夜の便も、着席需要は前後の区間快速の「うれシート」(300円)に持っていかれているように思えます。そもそも着席だけで500円以上とるのは高すぎますから・・・
特急ではなく、全席うれシート相当の価格にするとか、少し高めでも隣席の空席保証とか、そういった改革は必要に思えます。
らくラクやまとのメリット
奈良行のらくラクやまとの唯一のメリット。それは、ガラガラの車内で気兼ねなく弁当を食べれるところでしょうか。
いつものお弁当です。大阪駅で購入しました。
無難な感じです。大阪駅で購入するには、地下ホーム近くの弁当自販機では若干心もとないです。御堂筋口付近の弁当屋に行って、そこからホームの端から端まで歩いて乗車するのってちょっと不便だし・・・
特急列車の中で食べるお弁当最高です。
改善すべき点
通勤特急は速さを犠牲にしがちですが、途中、天王寺駅を直前に出て行った区間快速すら追い抜くことができなかったのは非常に残念です。どうせ誰も乗っていないんだから、停車駅を減らして速達性に振ってもよいと思います。
設備面でも、最後列/最前列でなければコンセントはありません。Wi−Fiも当然のように飛んでいません。サンダーバード短縮により、多分車両が余っているでしょうし、Wi−Fi付きの車両を使うわけにはいかないのでしょうか。
用事があって、懐かしの王寺駅まで乗りました。
また、先に書いたとおりの費用対効果ですね。
大阪駅から大和路線に乗ると結構座れますし、うれシートで有料着席需要が満たせる今、あえて時短効果も安くもない通勤特急に乗るのかっていう話です。これが特急とは、高すぎるのではないかと思います。貴族なら乗るのでしょうが。
最後に
僕の「らくラクやまと」評はこのような感じですが、皆様いかがでしょうか。全然楽やんけ!便利やんけ!という方は是非教えてくださいね。
この後高田で飲みました。
この店、当時人気だった(伝説と化している?)中学の学級崩壊気味の時の音楽の先生がやっているビールバーで、楽しいのです。
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