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Brazil was chosen to host the 2027 Women's World Cup, beating a joint Belgium-Netherlands-Germany bid at a FIFA Congress marked by debate about the war in Gaza.
単語チェック
choose (動詞) - 選ぶ
host (動詞) - 主催する
joint (形容詞) - 共同の
debate (名詞) - 議論
日本語対訳
2027年の女子サッカーワールドカップ開催地にブラジルが選ばれた。ガザ地区での紛争に関する議論も交わされたFIFA総会で、ベルギー、オランダ、ドイツの3カ国共催案を抑え、南米での初開催が決まった。
英文のポイント
「chosen」は、「choose」の受動態で、ホスト国に「選ばれた」と訳されます。
日常会話やビジネス英語でも頻繁に使われます。
「host」は「主催する」という意味で、大規模なイベントや大会に対して使われます。
「joint」は「共同の」という意味で、複数の国や組織が協力して何かを行う際に使われます。
「debate」は日本語でも「ディベート」としてお馴染みですが、「議論」という意味で、フォーマルなディスカッションの場面でよく使用されます。
記事の背景
FIFAは2024年5月17日にタイのバンコクで総会を開き、2027年女子ワールドカップの開催地をブラジルに決定しました。
意外だったのですが、女子ワールドカップが南米で開催されるのは初めてのことなんですね。
投票では、ブラジルがベルギー、オランダ、ドイツの共同立候補を119対78で上回りました。
またこの日の総会では、ガザ地区の紛争に関する議論も行われ、パレスチナサッカー協会(PFA)がイスラエルの資格停止と大会出場禁止を要求しました。
PFA会長は、イスラエルがFIFA規則に違反し、ジェノサイドを行っていると非難。
一方、イスラエルサッカー協会(IFA)の会長はこれを否定し、パレスチナ側の要求を「政治的で敵対的」としました。
FIFAのインファンティーノ会長は第三者機関の法的見解を仰ぎ、その後対応を決めると述べましたが、どのような結論が出ようと賛否両論になることは請け合いで、難しい判断に迫られています。