宮崎県知事も務めた元衆院議員の東国原英夫氏(66)が8日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜午後1時55分)に生出演。都知事選に落選した前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)について言及した。
2位躍進の石丸氏について「なぜ石丸伸二という人間に、そんなにネットが熱狂したのか」と問いかけた。「僕、何回も現場に足を運びました。演説も聞きました。お世辞にも上手とは言えません。普通の演説です。後半になると場慣れしてきたのか感情を込めたりしたんですが、ゆっくりしゃべる、政策はほとんどしゃべらない。政策はユーチューブで見てくださいと。こんな演説初めて見る」と一気に語った。
そして「でもユーチューブは見てるから政策は見てるわけですよ。ユーチューブで偶像化した石丸君を現実に見て、あの石丸伸二ですよ? この人になぜ熱狂が集まるのか? 僕は不思議、理解できない、分析できない。ネット民に聞かないと分からない」と語った。
続けて「現場に行くと、中高年の方が半分以上いらっしゃるんですよ。老若男女いらっしゃるんですけど、この方たちがコンサートみたいに、フェスみたいに。最終日の7月6日の丸の内、夜7時半からの1万数千人。あの広場が人で埋まるんです。それで石丸君が到着すると『キャー』って。ホント、コンサートですよ」と説明した。
さらに「しゃべりはそんなに面白くないです。面白いって聞いて行ったんですけど、どこで笑うんだっていうぐらいですよ。そんなしゃべりで皆さんがドッカンドッカン、ウケる」とした上で「とんでもない広がりを見させてもらいました」と語った。