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ケイン、ボヌッチ、シャビ・シモンズら…ブンデスリーガの補強ベストイレブンとは?

2023.09.06

今夏ブンデスリーガに移籍してきた選手たち [写真]=Getty Images

 今年もビッグネームが動いた夏の移籍市場。なかでも注目を集めたのはバイエルンに鳴り物入りしたイングランド代表の絶対的エースストライカー、ハリー・ケインだろう。

 ブンデスリーガは、ケイン以外にも大物や実力者、そして未来のスター候補まで様々な選手を集めている。それではブンデスリーガ公式HPが発表した今夏の“補強ベストイレブン”を見てみよう。

[写真]=Getty Images

■GKアレクサンダー・ニューベルシュトゥットガルト

アレクサンダー・ニューベル

 ゴールキーパーに選ばれたのは3シーズンぶりにブンデスリーガの舞台に帰ってきたアレクサンダー・ニューベル(26歳)だ。2019年にシャルケの守護神に定着したニューベルは、翌年にバイエルンに引き抜かれて「ノイアーの後継者」として話題になった。今のところバイエルンでは出番を貰えておらず、過去2シーズンはフランスのモナコにローン移籍して2季連続でリーグ・アン全試合に出場。今オフ、バイエルンからのローン契約でシュトゥットガルトに加入し、開幕3試合のうち2試合でクリーンシートを達成し、3位というチームの好スタートに貢献している。

■右SBヨアキム・メーレヴォルフスブルク

ヨアキム・メーレ

 デンマーク代表DFヨアキム・メーレ(26歳)は、セリエAのアタランタで3年間プレーしたあと、今オフに移籍金1200万ユーロ(約19億円)でヴォルフスブルクに加入。両サイドバックをこなせる精力的なサイドのスペシャリストは、開幕3試合に先発出場してチーム1位の走行距離、チーム2位のスプリント数を誇っている。さらにタックル数はリーグ4位に入っており、攻守両面で頼もしい存在となっている。

■左SBロビン・ゴセンスウニオン・ベルリン

ロビン・ゴセンス

 両サイドバックは、奇しくも元アタランタの二人となった。ドイツ代表DFロビン・ゴセンス(29歳)は、2017年から2022年までアタランタで活躍してドイツ代表まで上り詰めると、インテルを経て、今オフに移籍金1500万ユーロ(約24億)でチャンピオンズリーグ初挑戦を控えるウニオンに加入した。オランダ人の父とドイツの人の母の間にドイツで生まれたゴセンスは、若くしてドイツを離れてフィテッセでプロキャリアをスタート。そこから地道にキャリアを積み上げて、今季29歳にして「子供の頃から夢だった」という母国のトップリーグのピッチに初めて立つと、ダルムシュタットとの開幕戦でいきなり2ゴールの大活躍を見せた。

■CBキム・ミンジェバイエルン

キム・ミンジェ

 昨季ナポリの33年ぶりのリーグ制覇に貢献し、セリエAの最優秀ディフェンダーに選ばれた韓国代表DFがバイエルンに鳴り物入り。アジア人最高額となる移籍金5000万ユーロ(約79億円)で加入したキム・ミンジェ(26歳)は、開幕3試合にスタメン出場してチームの3連勝スタートに貢献している。

■CBレオナルド・ボヌッチウニオン・ベルリン

レオナルド・ボヌッチ

 移籍市場の最終日、驚きのニュースが舞い込んだ。イタリア代表121キャップを誇り、2年前に欧州制覇を成し遂げたアズーリの英雄がブンデスリーガにやってきたのだ。36歳のDFレオナルド・ボヌッチがユヴェントスのからウニオンに電撃移籍。酸いも甘いも噛み分けるベテランは、躍進を続けるチームに貴重な経験をもたらすだろう。

■MFナビ・ケイタブレーメン

ナビ・ケイタ

 リヴァプールではケガもあって出番の限られた中盤の軽業師が6シーズンぶりにブンデスリーガに帰ってきた。プレミアリーグでは5年間で84試合の出場に留まったが、ライプツィヒ時代にブンデスリーガのベストイレブンにも選出されているケイタは、新天地で復活を誓う…はずだった。しかし、プレシーズンの親善試合で内転筋を痛めて出遅れることに。それでも復帰に近づいており、9月23日のケルン戦(H)でブレーメンでのデビューを飾りそうだ!

■MFグラニト・ジャカレヴァークーゼン

グラニト・ジャカ

 こちらもプレミアリーグから活躍の場を移した世界的ミッドフィルダーだ。7シーズンに渡ってアーセナルで活躍したスイス代表MFグラニト・ジャカ(30歳)が移籍金2500万ユーロ(約39億円)でレヴァークーゼンにやってきた。正確無比の左足は健在で、開幕3試合に出場したMFとしては最高のパス成功率(92.34%)を記録。そして何より、抜群のリーダーシップとプロ意識をもたらしてチームの3連勝スタートに貢献している。クラブ史上初のリーグ優勝のためには、このベテランの活躍が必須になるだろう。

■MFマルセル・サビツァー(ドルトムント

マルセル・サビツァー

 リーグ屈指のミッドフィルダーがライバルクラブから加入した。オーストリア代表MFマルセル・サビツァー(29歳)は、ライプツィヒで活躍したのちバイエルンに加入するも、同クラブでは定位置を確保できずに昨シーズン後半はマンチェスター・ユナイテッドにローン移籍。そして今夏、移籍金1900万ユーロ(約30億円)でドルトムントにやってきた。新天地では開幕3試合に先発出場しており、チームの主軸に定着しそうだ。

■MFシャビ・シモンズライプツィヒ

シャビ・シモンズ

 今季ブンデスリーガの主役候補といえば、20歳のMFシャビ・シモンズだ。昨季はオランダのPSVで19得点・8アシストと大ブレークしてエールディヴィジ得点王に輝くとともに、最高のタレントに送られる「ヨハン・クライフ・トロフィー」を受賞した。パリ・サンジェルマンに買い戻された逸材は、今季ローン契約でライプツィヒに加入。新天地では開幕3試合で2ゴール・3アシストという鮮烈なスタートを切っている!

■FWロイス・オペンダライプツィヒ

ロイス・オペンダ

 ここまでの活躍を考えると、レヴァークーゼンにやってきたFWヴィクター・ボニフェイス(22歳)が選ばれるべきだが、同選手はあまりにもサプライズだったためか、今回のベストイレブンからは漏れている。代わりに選ばれたのはRCランスから移籍金4300万ユーロ(約68億円)で鳴り物入りしたベルギー代表FWロイス・オペンダ(23歳)だ。昨季はリーグ・アンで得点ランク4位タイの21ゴールを叩き出しており、ブンデスリーガでも開幕戦でデビューを果たすと、いきなり2試合連続ゴールと結果を残している。今季の得点王争いに絡むだろう注目のストライカーだ。

■FWハリー・ケインバイエルン

ハリー・ケイン

 最後は1億ユーロ(約158億円)と言われる移籍金でトッテナムから加入したFWハリー・ケイン(30歳)だ。プレミアリーグ歴代2位のゴール数(213ゴール)を誇り、同リーグで9シーズン連続となる15ゴール以上を叩き出してきたイングランド代表ストライカーは、新天地でも即座に結果を残している。開幕戦で1ゴール・1アシストの活躍を見せると、第2戦のアウクスブルク戦では2ゴール。チームも3連勝スタートを飾っており、ケインはプロキャリア15年目にして“初のチームタイトル獲得”を目指している!

(記事/Footmedia

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