フルアムに所属するFWウィリアン [写真]=Getty Images
フルアムに所属する元ブラジル代表FWウィリアンが、クラブからの契約延長オファーを拒否したようだ。3日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
現在35歳のウィリアンは、母国ブラジルのコリンチャンスで育成年代を過ごし、2005年よりトップチームに昇格。2007年夏にシャフタールに加入してヨーロッパデビューを飾ると、5シーズン半に渡ってウクライナで活躍し、2013年夏にチェルシーへと完全移籍で加わった。公式戦通算339試合の出場で63ゴール62アシストを記録し、2度のプレミアリーグ制覇やリーグ杯、FAカップ、ヨーロッパリーグ優勝に貢献。以降はアーセナルとコリンチャンスでプレーした後、2022年夏からフルアムに所属している。
昨夏にフルアムとの契約が満了を迎えながら、退団した翌月に1年契約を結んでクラブに“再加入”を果たしたウィリアン。2023-24シーズンも公式戦37試合出場5ゴール2アシストの成績を残すなど、主力として活躍した同選手だが、フルアムが新たに提示した1年間の契約延長オファーを拒否した模様だ。
同紙によると、ウィリアンに対してはサウジアラビアやトルコのクラブが関心を寄せており、より高額な年俸を得られる可能性があるなかで、本人は退団の選択肢を模索している様子。また、セリエAのユヴェントスもウィリアンに興味を抱いているが、現在はEU圏外枠の選手を新たに登録できないため、獲得に向けた動きは後回しになっていると主張している。
By サッカーキング編集部
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