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金田喜稔がトルコ戦を斬る!「ドイツ戦と異なるメンバーで勝ったのは日本の進歩。PKを獲得した伊東のプレーは圧巻だった」

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2023年09月13日

4-2-3-1をベースに積み上げができている

先制点を奪い、チームに勢いをもたらした伊藤敦。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 今回は成長を感じられる2試合を見せてもらった。カタール・ワールドカップが終わって、次のワールドカップに向けたチーム作りを行なっているなかで、カタール大会でのリベンジを果たしたいドイツをアウェーで倒し、その試合から伊藤洋を除く先発メンバー10人を代えて臨んだトルコ戦も勝った。

 長い時間をかけてコンビネーションを深めてきたわけではないのに、4-2-3-1をベースにチームの積み上げができている。自信を持ってほしいね。

 それに、ドイツ戦では冨安と板倉が2対2の数的同数の局面でしっかり守れていたから、攻撃時は数的優位な状況に持ち込めていた。ヨーロッパのチームに対等以上の結果を出し、勝利に繋げられたのが最大の収穫だろう。
 
 しかし、押し上げがない限りチームの成長は止まってしまう。2018年7月に森保監督が就任した当初は中島、南野、大迫(勇也)らがいたけど、その4年後のカタール大会では多くのメンバーが入れ替わった。だから今はこのメンバーで素晴らしい結果が出ているけど、3年後のワールドカップの時にどうなっているかは分からない。

 来年に開催されるパリ五輪の出場を目ざすU-22日本代表の中にも、A代表を脅かす選手がいるだろうし、6月に行なわれたU-17アジアカップを制したU-17日本代表のメンバーも、3年後には20歳になる。どんな逸材が出てくるのか、今後を楽しみにしたい。

【著者プロフィール】
金田喜稔(かねだ・のぶとし)/1958年2月16日生まれ、65歳。広島県出身。現役時代はドリブルの名手として知られ、中央大在学中の1977年6月の韓国戦で日本代表デビューを飾り、代表初ゴールも記録。『19歳119日』で記録したこのゴールは、現在もなお破られていない歴代最年少得点である。その後は日産自動車(現・横浜)でプレーし、1991年に現役を引退。Jリーグ開幕以降はサッカーコメンテーター、解説者として活躍している。

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