こんちは、アメリカかぶれです。
今回はカメラの話。
富士フイルムのキットレンズといえばのXF18-55mmF2.8-4ですが、最初に使ったっきり使ってない人とか、もっとボケる写真が撮りたい!と単焦点レンズ用に下取りに出してしまった人多いんじゃないでしょうか。
なんだかんだ日の目を見ないレンズのように思います。
でもこのレンズ、とにかくよく写る。
そんな富士フイルムのキットレンズを改めて使ってみて良いレンズだなーと思ったので、そのことについて書いてみました。
何故みんな手放してしまうのか
このレンズを手放してしまう理由・原因を僕なりに考えた結果がこちら。
- 風景より人撮る方がなんだかんだ楽しい
- 結局使うのは焦点距離35〜55mmのあたり
- その辺りだとf値が3.6〜4になってしまい、ボケの大きな一眼っぽい写真が撮りずらい
で、単焦点レンズが欲しくなり、手放すor使わなくなる。
以上が僕の考えた理由です。
【作例】すごいよく写るよ
ひとまずXF18-55mmF2.8-4で撮影した写真を少しご紹介です。
どうでしょうか。
人気の単焦点、大三元レンズの影に隠れたレンズでも個人的にはめちゃくちゃよく写ると思ってます。
キットレンズとは思えない、このレンズの素晴らしいとこ
使ってみて感じたこのレンズの特に良いところは3点+おまけ1点。
- 旅行にもこれ一本、望遠から広角まで
- 描写力はさすがのフジ純正レンズ
- 手ぶれ補正のおかげでストレスが無くなる
- おまけ:お手頃なお値段
以下でそれぞれ写真付きで簡単にご紹介。
1. 旅行にもこれ一本、望遠から広角まで
なんといってもこれがズームレンズを使う最大のメリット。
ズームレンズの有り難さって脱初心者した時により一層感じられると思うんです。。
焦点距離18-55mmまで、広角と望遠それぞれの写り方を理解した上で、その両方を一本で持ち歩けるようになってます。
実際に色々撮ってこないと、この便利さは身に沁みてわかりません。
大きさもフジの同等の焦点距離のズームレンズと比較するとコンパクトで広角端で長さ70.4mm、重さは310gと旅行にレンズ一本だけ持っていくって時に活躍してくれてます。
2. 写りはさすがのフジ純正レンズ
こんなに写るんです(2回目)。
広角側は歪みが少なく、左右対称な景色、風景を綺麗に写してくれてるし、望遠側は線がシャープで立体感があります。
諧調もしっかり出ていて光のグラデーションをしっかりと捉えてくれます。
でも悲しいかな、カメラ初めたての頃ってボケボケの写真がどうしても撮りたくなっちゃうんですよね。
実際、そういう用途にはあんまり向いてないっちゃ向いてない。
僕もXF35mmF1.4を買うときに下取りに出そうか悩んだくらいだったので…
今ではあの時手放さなくて良かったと心から思ってます。
おそらくこの先も手放すことはないです。
3. 手ぶれ補正搭載
これが地味にすごくありがたい。
Xシリーズでボディ内手ぶれ補正が付いているのは一部のハイエンドモデルしかないのです。
僕はボディ内手ぶれ補正のついてないX-T3に着けて使っています。
約4段分の手ぶれ補正は、こんなふうに夜に撮影したい時やスローシャッターで撮影したい時にも大活躍してくれてます。
常には必要ないかもしれませんが、手ぶれ補正がついているという安心感から余計なストレスを感じなくて済んでます。
ボディブローのように効いてくる機能です。
4. お手頃なお値段
切っても切れないレンズとお値段の関係。
でもキットレンズということもあり、このレンズは比較的安価。
2023年10月現在は新品65,000円、中古でも45,000円程度で手に入ります。
同等の焦点距離をカバーするXF16-55mmF2.8は新品16万円、中古も最低12万円とかなり高額なので、上記メリットを考慮するとこっちのレンズも十分な働きをしてくれると思います。
まとめ
結局僕が伝えたかったのはたった一つで、
既に持ってる人には売らないで使ってみてということを、購入を考えてる人にはこんなに良いレンズなんだぞっていうことなのです。
このレンズは大三元の下位互換でも、キットレンズでもない。
ちゃんとユニークで、とっても良いレンズです。
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通称神レンズのレビューもしていますので、気になる方はこちらから読んでみてください。